Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


お遍路の記録 宇和島から松山編 その5-2


5-1から続く。

13:15 納経を済ませ、トイレをして、岩屋寺の休憩所を出発。
ここからさらに下へと降りていく。
ほとんどの参拝者は、この道を上って参拝に来ている。

13:30  岩屋寺の入り口まで降りてきた。ここから橋を渡らず、
川沿いの遍路道を進む。途中、近道できるトンネルを歩いたが、
この遍路道は、古岩屋荘という国民宿舎の手前まで続いている。

14:20  国民宿舎小岩屋荘でトイレし、
コカコーラでエネルギーを補給する。180円。
ああ~、うまい。

休んでいた時、これから岩屋寺に向かうお遍路さんとすれ違った。
時間から言って、この方は、岩屋寺の麓にある民宿に泊まるのだろう。
14:25 出発。

ここからは車道を離れて、
先ほどの八丁坂分岐へと連なる遍路道を進むこともできるのだけど、
あの道は、結構上り下りがあったので、そのまま車道を進むことにする。

退屈な車道歩きだし、来た道を折り返すように歩いていくから、
音楽を聴きながら進む。

帰り道は、峠御堂のトンネルの上を越えていく山道ではなく、
トンネルの中を通って久万高原の町に直接入っていくルートを取る。

トンネルの中を歩いている途中、右足の小指に違和感を感じため、

16:00  トンネルを出て、すぐのところにある休憩所で一休み。
マメが大きくなっていたので、バンドエイドを張り替えてみる。16:10 出発

トンネルを出ると、遍路道は、車道から離れて小川沿いに下っていく。
こちらの方が近道だが、あまり使われていない感じがする道。

再び車道と合流して、久万高原の街中に入り、
国道の手前にある於久万大師(おくまだいし)で手だけ合わせる。
久万高原という地名は、この於久万さんと言う
弘法大師を手厚くもてなした老女の名から取られているらしい。

ここからは、国道歩き。

16:45  今日泊まるところは、素泊まりのみの遍路宿だから、
国道沿いのコンビニで、今晩の夕食と明日の朝食を買っていく。1186円。
店員さんからお接待としてチョコと飴をもらう。16:55 出発。
宿まであと4キロ。

途中、歩いている私の横に車が止まり、運転手が私の名前を呼んだ。
今日泊まる宿のご主人だった。
「次の次の信号を右に入ったところが宿」と道案内だけして、そのまま発進。

え~~、乗せてってくれないのー。

ま、歩き遍路だから、
歩くという修行の邪魔をしちゃいけないということなのだろうけど。

17:55 今日の遍路宿に到着。素泊まり5000円 洗濯100円 乾燥100円。

素泊まりの遍路宿だから、設備は推して知るべし。
でも、土間には薪ストーブがあり、
一日中燃やしているために、家全体が暖かい。

お風呂に入り、洗濯をし、
大盛りカップ焼きそばとキャベツミックスとプロテイン飲料の夕食を食べる。

山登りの経験から言うと、
身体が疲れていると、食欲まで無くなってしまう。
でも、食べないと、次の日、バテて行動できなくなる。
だから、どんなに食欲がなくても、絶対に食べられるものを
登山では用意した方がよい。
それが、今回の場合は、大盛りカップ焼きそばだった。
お湯だけ沸かせばいいし、高カロリーである点でも、歩き遍路向き。

前日、同じ宿に泊まった人も、この宿に宿泊してた。
この方は、常に素泊まりで、
夜明け前に出発し、早めに宿に着くスタイルで歩いているようだ。

今日は、久万高原の街中にある昨晩泊まった宿に、
もう一泊してもよかったのだけど、
 (そうすれば、岩屋寺往復に必要の無い荷物を宿に置いておける)
今日がんばって、久万高原の外れにあるこの宿まで歩いておくと、
明日、松山市内に入ってお寺を四つ廻るから、明日の旅程が楽になる。

でも、今日は、お寺を二つ参拝した上に、30K近く歩いているから、
疲れた疲れた。
納め札を書いて、このメモをまとめて、さっさと寝よう。

22:00 就寝
本日の移動距離 28.5K

2024/02/18




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