お遍路の記録 宇和島から松山編 その1
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2024/02/23 12:34:24
2024年2月14日(水) 薄曇り
前日の13日、20:45。
バスターミナル東京八重洲から四国行きの夜行高速バス・琴バスに乗車。
今日は3台編成で、私が乗ったのは、ちょっと値段が高い3列席の車両。
3列席だから、長距離バスでも少しは過ごしやすい。
とはいえ、トイレがついているから、途中休憩は、海老名SAのみ。
乗務員交代のために掛川と鈴鹿と淡河のPAでは止まったけれど、
そこではドアは開かない。
朝6時に鳴門インターを降りたところで、松山行きのバスに乗り換える。
琴バスの関東と四国を結ぶ便は、ここで、
高知行きと松山行きのシャトルバスに乗り換えることになる。
結構、乗客が多い。
吉野川沿いの高速道路を進む。
吉野川の盆地は、うっすらと朝靄に包まれている。
遠くに見えるのは、剣山や石鎚山だろうか。
9:10、予定通り、松山駅に到着。
ここで松山の市電に乗り換えて、伊予鉄の松山市駅に移動。
200円、SUICAはまだ使えなかった。
ここから宇和島行きの特急バスに乗る。2200円。
このバスは、松山を出て、所々でお客を拾い、
隣の伊予市を過ぎると、高速道路に入って宇和島に向かう。
そして、宇和島の手前の卯之町で下道に降りて、
お客を下ろしていくという、
高速道路を使った路線バスみたいなもの。
だから、卯之町からは高校生も乗ってくる。
11:45、宇和島駅着。
宇和島駅で身支度を整え、まずは宇和島城へ。
宇和島なんて、こんな時でもないと、訪れることがないだろうし、
宇和島城は、江戸期の天守閣が残る数少ない名城だから、
ここはちゃんと観光しておきたい。
12:00、宇和島城の登り口にある案内所が、
ザックを無料で預かってくれたので、
そこにザックを置いて、菅笠と杖とウエストバックだけでお城に登る。
こんな季節に観光に訪れる人は少ないので、ゆっくり城見物ができる。
ここの天守閣は小さいのだけれど、
後ろの山や、天守閣の周囲に立ち並ぶ早咲きの桜が映えて、
なかなか絵になる。写真をいっぱい撮った。
14:30、一通り、城内を巡ったので、今日の宿へと移動。
途中で、宇和島名物の鯛めしでも食べようかと思っていたのだけど、
どこのお店も14:00を過ぎると、お昼休憩に入ってしまい、南無三。
先に食べてから、お城に登るべきだった。
今日の宿へ到着。
宇和島駅から北へ3キロぐらい歩いた遍路宿が今日の宿泊場所。
素泊まりで4000円。
なので、途中のコンビニで、今日の夕飯と明日の朝食を買って入る。1543円。
個室のゲストハウスみたいな感じで、とても綺麗。
客は私一人なので、早速お風呂に入り、洗濯をする。
(歩き遍路の場合、その日、汗をかいた服を、
宿泊先で洗濯して移動して行けば、
着替えを最小限にすることができます。)
そして、明日の参拝の準備。
明日は、41番龍光寺、42番仏木寺、43番明石寺を参拝するので、
お寺に納める納め札を予め枚数分書いておく。
そして、ガイドブックで、どんなお寺なのか予習。
このメモを書き、夕飯を作る。
今日は、さっさと寝て、明日は、7時ごろに出発したい。
でも、これから先、天気はグズつくみたい。
ま、辛い思いをするのも、修行の内さ。
2024/02/14
確定申告の書類は、すでに出来上がっています。
あとは提出すればいいだけにして、お遍路に出発しました。
おそらく河津桜のような早咲きの桜なんだと思います。
むしろ梅がきれいな時期で、多くのお寺で枝垂れ梅が迎えてくれました。
お寺のことをちゃんと予習しておかないと、
見ておくべきものを見逃してしまいますし、
お寺を次々と廻って、納経帳に御朱印を集めてくるだけなら、
単なるスタンプラリーになってしまいます。
早く、しかも多く集めればいいというものではないので、
信心は皆無なのですが、お寺に着いたら、
まずは水場で手を清め、鐘を突いて良いお寺では鐘を突き、
お灯明・お線香を上げ、お賽銭とお札を納めて、
経本を開いて般若心経等を唱えています。
本堂と大師堂でお経を上げ、その後、納経所で御朱印をいただくと、
40分ぐらいはかかります。
やはり、一つのお寺で、そのぐらいは
ゆっくりと過ごしたいなと思うのです。
前回のお遍路は、ちょうどコロナ感染拡大が始まった2020年2月でした。
その後、不要な旅行は控えた方がいい時期が続いていましたが、
昨年の5月にコロナも5類に移行したことですし、
ならば、今年の2月に続きを再開してもいいかなと思っていました。
…確定申告で時間をまとめてとってやっつけるのかと、
思っていました;
宇和島はもう桜がちらほら見える季節なのですね。
お城やお寺の予習をして旅行するのは楽しそうですが、
歩く距離がすごいことになりそうです;
今回はその続きでしたか。お天気に恵まれてたらいいけど、お疲れさまでした。
何カ所回れたのか、道々の様子などなど続きの日記を楽しみにしています^^