Nicotto Town


COME HOME


姑のように重箱の隅をつついてみる


仕事柄、「人様が使う言葉」には敏感です。特に差別用語には。

最近のコンプラ意識の高まりとはちょっと恐ろしいくらいで、
恐々としながら「人様が使う言葉」にふれています。
これに関して聞いてほしい話はいくらでも思いつくんですが、まあ端折ります。
早く姑になりたいので。

簡単に言えば今からするのは、

今週のプレミアムショップに入荷したアイテム、
「サーミ」と「ラップランド」という単語が使われているけど、この使い分けはどうにかならんか?

という小うるさい話です。

多分サーミを民族、ラップランドを場所と捉えての結果なんだろうけど、
辺境という意味の「ラップランド」は忌避傾向が強くどちらも「サーミ」と表現することが多くなっているので
あわわわわと一人冷や汗かいてます(勝手に震えてろ)。
き、企業コンプライアンスを遵守せよ……!
いやほんと、目にした人によっては基本的人権の尊重! 民族差別反対!
と叫ばれてもおかしくないんじゃないかと心配です。

割と長い前置きをしといた割に姑化はここで終了。以下与太話。

サーミ及びスオミ(フィンランド語の同国名)の語源はちょっと古い本だと諸説ありではっきりしないんですが、
比較的新しい本では「アングロサクソンと交流して流入したhomoが語源」
と言及されていました。
アイヌもイヌイットもロマも、みんな「人間」を自称しているんですよね。
自分と同じ生き方をしているこの共同体こそ人間である、という仲間意識がうかがえる話だなぁと思いました。
はて、私は人間か?

ちなみにタイトルの「姑のように」も、仕事で使われているのを見かけたら
「性別による偏見を助長しませんか?」「女性差別では?」
と絶対注意しますね、ええ。しょーもない仕事です。





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