で、午前中、携帯からLINEの通知、、、読めば、息子が怪我したとか、、、

何でも、登校中に自転車で転けたそうです。

怪我は手のひらの皮がペロンと広い範囲で剥けていて、痛々しい、、、、

因みに、自転車で転けたって話、聞いたのは、この一年で三回目、、、多くないか？

自分の場合、自転車で転けるって、あまり記憶にありません。

で、毎日1時間、大学受験用に数学、物理、化学、英語、小論文等を教えているのですが、今日は勉強といっても自転車のリスク、乗り方を一時間説明。

路面の摩擦係数からお話。

ドライのアスファルト路面が一番滑りにくく摩擦係数は0.8くらい。滑らかコンクリートで0.6～0.7位。しかし、ドライでも白線上は0.6位、マンホール、鉄板の上が0.4、グレーチングが0.4未満、砂の浮いた路面も0.4くらい。因みに、滑るリスクがある摩擦係数は0.45と言われており、鉄の上、砂の浮いた路面は既に危険。

そして、濡れたらどうなるか？アスファルトも0.4と滑りやすい状態。マンホール、鉄板の上は0.2で氷の上と同じレベル。グレーチングでは0.2未満で更に滑りやすい。

更に段差が1cmあると、それを横切る時、角度は出来れば60°程度以上で通過、それ以下は危険。段差が濡れているときは直角に横切るように。因みに、段差の多くは低い方がアスファルト、高い方がコンクリートの場合が多いので濡れたコンクリート段差って摩擦係数も低いので車輪が乗り越えられない事が多いんですよね。

と、そんな感じで段差の乗り越え方を注意。

次はブレーキの掛け方で、基本は直進時にブレーキを掛けて、曲がるときは掛けない。曲がる手前でブレーキを掛けるのが基本。乾いた路面での前後比率は8:2程度、濡れた路面では5:5程度を基準に、、、厳禁なのは濡れた路面で曲がっているときに前輪のブレーキを強く掛けるのは御法度。

まぁ、普通に自転車に乗っていたら知っていると思っていたことですが、どうやら息子はそんな意識は無かったようで、、、、説明して良かったと思います。

私は最近の20年は自転車に一ヶ月で1500km乗ってますし、10代後半から10年位はバイクで年間40000km乗ってましたから、こんなことは常識で無意識に身体が反応しているのですが、自分の子供はそうでは無いんですね、、、