Nicotto Town



どう生きる?⑬


第十三章 帰国


2日間に及ぶディズニーランドとディズニーシー。

それはまさに夢の国のような時間だった。

彼女と一緒に、笑いあり、驚きあり、

愛ありの素晴らしい冒険だった。


夢の国での一夜は、

まるで魔法に満ちた物語のようだった。

私たちはキスを交わし、ハグをしながら、

心の奥深くで愛の言葉をささやき合った。

その時、周りの喧騒や人混みなど、

すべてが消え去り、

私たち二人だけの世界が広がった。

ただ彼女との幸せな時に身を委ねた。


夜空には星が輝き、

ディズニーランドの幻想的な光景が

私たちを包み込んだ。

彼女の笑顔は月明かりに照らされ、

私の心を温かく包み込んでくれた。

その一瞬一瞬が、永遠のように感じられた。


そして、その夜の終わりには、

私たちは再びハグをし、キスを交わした。

言葉にはできない感情が、

私たちの心を通じて交わされた。

私は自分が夢の中にいるような錯覚に陥った。

けれども、それは私たちが共に過ごした、

真実の、そして美しい瞬間だった。

彼女のそっとした囁きが耳元で響いた。

「明日お別れだね」という彼女の言葉に、

私の心はざわめいた。

彼女の手を握りしめ、

僅かな沈黙の後、

「そうだね」と私は静かに答えた。

明日、彼女はスウェーデンに帰ってしまう。

その寂しさがじわじわと私の心に染みていく。


次の日、

彼女はスウェーデンへ帰る飛行機に乗る。

私たちはUSJと東京ディズニーランドで

買ったお土産をたくさん持って空港へと向かった。


彼女の目には悲しみが宿り、

私も同じ気持ちだった。

数日間の思い出が心に深く刻まれ、

これからの別れが寂しいものになっていた。

だが、再び会うことを信じて、

別れを告げる準備をするしかなかった。


彼女の手を握りしめながら、

「楽しかった。忘れないよ、ずっと・・・」

そのあとの言葉が涙で出てこなかった。

「同じだよ。それぞれの瞬間が、心に永遠に刻まれる。」

彼女は私の肩を抱き優しく言った。

「別れが寂しいけど、またいつか再び会えると信じてるよ。」と涙を拭いていった。

「本当に困ってた私を助けてくれて、最高の旅にしてくれてありがとう」

彼女は心からの感謝を伝えた。そして、ハグし、キスを交わした。

最後に彼女は、

「大丈夫!二人の縁は固く結ばれたから、必ずまた会えるよ」

そう言ってキスをした。

彼女が飛行機に乗り込むとき、

心は感傷に包まれたまま、彼女を見送った。





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