Nicotto Town



どう生きる?⑨


第九章 回転ずし-カラオケ



大丸心斎橋店でのウインドショッピングの後、

私たちは10階の大起水産で回転寿司を楽しむことにした。

彼女はサーモンが好物で、

一皿目にサーモンの寿司を手に取った。

器用にお箸を操り、

次々と寿司を頬張る彼女の様子は、

まさに食べることへの愉しみが溢れていた。

「美味しいですね」と彼女が言いながら、

寿司を頬張る姿を見て、

私も微笑まずにはいられなかった。

私たちは美味しい寿司を楽しみながら、

お互いの笑顔と会話でその時を大切に過ごしていた。


お腹が満たされたところで、

彼女にお好み焼きを食べるかどうか尋ねると、

笑顔で「もちろん大丈夫」と答えた。

寿司屋を後にして、

少し遊んでお腹がすいた方がいいと思い、

彼女をカラオケに誘った。

「カラオケでも行ってみませんか?」と私が提案すると、

彼女は大喜びで「オッケーオッケー」と返事した。

彼女の笑顔が、私の心を一層明るくした。



カラオケボックスでは、2時間ほど歌い続けた。

彼女の歌声は素晴らしかった。


「すごい歌声ですね」と私が言うと、

彼女は謙遜しながら微笑んだ。

「まあ、ちょっとYouTubeで生歌を配信しています」

と彼女が告白した。


驚きと興味が入り混じった私の表情を見て、

彼女は少し照れながらも語り始めた。

「実は、スウェーデンでは少し有名になっているんです。

プロの歌手になることを夢見ています。」


その言葉に、彼女の情熱が歌声に

宿っていたことがよくわかった。

彼女の夢に向かう情熱と努力を感じながら、

私は彼女の歌声に魅了されていた。


私たちは2時間の間、歌い続ける中で

お互いの歌唱力を楽しみ、

彼女の夢に対する情熱を共有した。





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