今日、午前中 土建組合の会議に行って驚愕した事
- カテゴリ：日記
- 2024/02/18 16:55:10
今日 新宿にある土建組合の建物の 5階で 会議をしていました。
私の住んでる地区から 4人の代議士が選ばれて行ったのだけれど。
今日の議題は 大手に努めている 建設職人の職長の集まりで、
東京中の 大型プロジェクト等の 建築現場で「大手ゼネコン」の
「パワハラ」だの「低賃金」とか「環境の改善」だとかの 今年度の
土建組合の活動報告とかを 土建組合の本部から聞いて、来年度の
役員を選定すものでした。
で、驚いたのは ニュースにもなっていない 現実が組合の方に
報告されていました。
軽いモノだと 「大成建設」の下請けに対する 「パワハラ」が
凄すぎて、今年も何現場も何現場も あがっていましたね。
例えば今年度は「としまえん跡地・ハリーポッター施設建設現場」とか
以前は「丸の内3-2 (東京商工会議所とか三菱地所とかが入る複合ビル)」
とか 酷いもので 真夏に密閉されたビル内に
エアコンも無いので、持ってきた食事は全て腐り、毎日毎日 熱中症で
救急車で 職人は緊急搬送、そして タバコの喫煙所は 高温になり
外で吸ったら罰則連帯責任で 何百人もイキナリ 休職にされると
いぅスゴイ「パワハラ」でした。高橋と森といぅ副所長クラスの仕業。
「四谷駅前UR建設現場」「新宿住友ビル改修工事」とか
職人に対して「お前の会社をつぶすぞ」「汚い顔」「殺す」とかを
平気で暴言を吐く始末です。
清水建設の話ですと、今 日本一の高さのビル「麻布台ヒルズ」の
現場では、2023年1月25日に一回、26日に二回、27日に一回、
その日本一高いビルの高層階から 作業員がノーヘルで通る通勤路
に向けて 単管(鉄パイプ)を落とした「精神の病んだ 現場の
雇われ監督」の犯行があったとの事。
当たれば 即死です。
でも、最初のうちは 職人に容疑が向けられ 朝礼上に職長は
何時間も拘束、作業員は 現場で ずっと待機といぅ始末です。
こぅいった状況で、土建組合は 各下請けの力は 弱いので
土建組合員 11万人が 声を上げる事で 大手ゼネコンへ
要求を突き付けて いくのでしょうね。
私自身は 元請けの所長クラスですので、立場は逆ですが、
勉強になりましたぁ
(;^_^A
昨日の会議の行き帰りに バスと電車の中で
本を読んでいました。
その本の中に「パワハラ」に通じる事が書いて
ありましたので、ご紹介します。
橘 玲(たちばな あきら)著 「バカと無知」といぅ本です。
データとかを集めて なぜ 人は愚かなのかを書いたモノ。
私も この本を読みながら、自分自身を分析しています。
それと 私の人間関係の分析もしていますょ。
何処の業界も今「パワハラ」が横行しているんですね。
なんだか哀しいな。どちらも人間なのにね。
私も とび職を かなりやっていますが、一番怖い仕事が
高島平団地の 落下防護網の設置でした。
この団地は 自殺者が多く、上層から人が落ちてくるので
下に居る人に 当たらない(二次被害)様に 設置していましたが
私達自身、設置をしている時、いつ 上から人が落ちてこないか
ビクビクでしたょ。。
少年院の 高い壁とかの 設置の仕事とか。。。
人生は いろいろです ♡
ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルの屋上の展望台には高いフェンスが張り巡らされているのですが、屋上からコイン一つでも落ちて、地上を歩いている歩行者に当たったらピストルで撃ったのと同じになるからと、聞きました。
話はずれるのですが、エンパイア・ステート・ビルと、言えば…
バレンタインの日にエンパイア・ステート・ビルの展望所で会うと言う、トム・ハンクスとメグ・ライアン主演の『巡り合えたら』が観たくなりました。
その映画の元ネタのケリー・グラントとデボラ・カーの『めぐり逢い』の方はまだ見た事がないし、図書館にも置いてなかったです。
ネットで探してみようかなぁ…