Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 395 お金持ちのゆくノリタケ

自分ってやっぱ貧乏なんだな~、と実感するのって面白い。違う世界、セレブの世界って知らな過ぎて(笑)もはや異世界ファンタジーな話で、私にとってセレブの世界は魅惑的です。どうやら親の親から本物のお金持ちのような人は、そんな私の貧乏話が面白いとおもっているようですが…。



ノリタケという名古屋駅のすぐ横にある愛知、ひいては東海、日本を代表するような磁器を作るお皿屋さんがある。アクセスがいいから行ってみるかと思ったら、びっくらこいた。ノリタケってセレブしか行けない場所だったじゃないですか…。ゼロの桁が違いすぎて、びっくりした。でも確かに、華やかで瀟洒なお皿が麗しかった。使うというより、飾りたいような…。なんとなく、贈答品としていいのかな~という気がした。いいお皿に囲まれて育つ生きる、って本当にいい人生の送り方の憧れの境地だ。食事は毎日のことだし、飲み物も毎日飲むし。お皿は人生に必要不可欠だ。

お皿なんてなんでもいいじゃないか~と思ってたんだけど、お皿の勉強できる施設でいろいろ見学してたら、気になったのが、「浸水性」というワードだった。お皿は、ボーンチャイナのように高価なお皿じゃないと、水を吸ってしまうというそれだった。衝撃だった。衝撃的な事実だった。今まで知らなかった。知らずに安い茶器に、カビ取りハイターとかつけ置き洗いしてた…とめちゃくちゃ自分の無知さを呪った。

お皿が水を吸うなら、安いきゅうすとか、絶対ハイターとかつけ起きとかヤバいじゃないか…と、すごく心配になった。ハイターはうちはほとんど使わないからいいんだけど、水を吸うという事はカビが生えるという事か…????と、安いお皿しか使ってなかった私は、その「吸水性」というワードで、隕石直撃したくらい衝撃を受けて、「え…じゃあもう、高いお皿使わないとカビとかハイターとかの心配をずっとしてないとダメなんだ…!?」と、安いお皿の怖さを思い知ったのだ。

まぁ、うちはハイターのつけ起きはあんまりせず、煮沸とかでやってるけれども、カレーの匂いとか、にんにく漬けの料理を使った後の我が家のお皿、次の日もにんにくの匂いがしていたのは、お皿の吸水性の問題だったのかーーーーーー!と、あの匂いとれない問題の謎が解決したのと、高いお皿を使うほうがなんだか衛生的で匂いの心配のない生活を送れるんだーーーーー!?という事実を知って、今まで「お皿って安くても高くても」と思ってた自分が恥ずかしかった。全然違うじゃないのよと、お皿の勉強の場所で価値観180度かわった。びっくりした。まぁ、だからといってお皿を全部ノリタケに…というワケにはいかないのが私の切ない懐だ。いいな。「じゃこっちのほうがいいじゃん」というのがわかりきってるんだったら、こっちにしよう、と選べる人が…泣


それにしても、やっぱり勉強しないとわからない事ってあるなと思った。

子供はお皿の絵つけを体験した。とっても楽しいと言っていたので、それは何よりだった。




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