歌い手6人組・いれいす
- カテゴリ:コーデ広場
- 2024/02/15 01:15:40
神社・教会:キラキラ
もらったステキコーデ♪:23
3年前にデビューし、今月12日に武道館公演を行い、その翌日13日に活動休止を発表した6人組歌い手グループ・いれいす。
・このグループの存在を知ったのは、その活動休止を報じた↓の記事だった私。
歌い手6人組・いれいす、活動休止を発表 再開時期は「現時点では未定」【全文掲載】(オリコン) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a36cd0c00b163ecd671d84723fcc7da109d20408
2/13(火) 18:00配信
・この6人のメンバーについては
武道館公演の様子を紹介したオリコンの記事↓を見たら
なんとなくわかったような わからんかったような・・
歌い手6人組・いれいす、ファンと「約束の武道館」の夢実現 ほぼMCなしで3時間パフォーマンス【コメント全文】【セットリストあり】 | ORICON NEWS
https://www.oricon.co.jp/news/2314027/full/
・楽曲については いれいすの公式サイトや、↓の動画を見てなんとなくわかった。
【日本武道館記念】いれいす組曲 FINAL / いれいす - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=uADpsP5cghE
速い話が、アニソン系ボーイズソング(声優系)なんですね。
舞台では顔だし
しかしネットにアップするときは 顔をアニメ顔で隠す
あるいはマスクをして出演する
楽曲の発表は アニメ画像を活用してネットで。
推し活のポイントを武道館公演におく
楽曲そのものは 過去10年?15年のアニソンを切り刻んでガチャポンして張り合わせたような曲
早い話がAI君が作ったみたいなアニソンスタイルの曲
◇
・これまでも アニメ画像をバックに声優さん達が歌ったり語るグループは いろいろあった。
たいていは男女混合で
それらは たいてい 製作者(画像制作や資本関係?)と
歌って語り演じる声優さんたちとの 利益配分・権利関係でゴタゴタしてつぶれたような気がする。
だって 搾取構造がひどいんだもの
そりゃ ファンたちが 声優さん達の立場を擁護して
制作サイドに怒りの声を上げて見放すわよ
・一方 アニソンの世界は「女の子」声が主流だった。
確かに 「宇宙戦艦ヤマト」「明日のジョー」などの「男!」声の方もいましたが、私が大好きな「銀河旋風ブライガー」のテーマソングにしても 「明日のジョー」にしても 歌い手は本職のミュージシャンでしたからね。(尾藤さんは役者もやっておられましたが)
アニメ「神様はじめました」では、劇中歌として ボーイズアニソンがはやった?はやらされた?でしたが、あれが アニソン大会のヒットチャートに上がったのか否かまでは私は知らない。
・なので 私としては 男子声優系の方々が、アニソンボーイズグループとして活躍するのは 良いことだと思います。
アニソン・ガールズ声優さんたちが ポルノ・ホステス化の一途をたどり、
男子声優さんたちが、BLやアハン系に押し込められている現状よりは
よっぽど健全な方向に 活躍の場を広げることにつながると思うからです。
・ただなぁ、TV局やスポンサーの方々の頭が固いのが問題
ガールズグループには脂下がっても ボーイズグループにはそっぽ向きそうで・・
小児同性愛者が率いるジャニーズは 男同士の付き合いで許して
男子声優さんたちの活躍の場をとことん狭めていたTV局とスポンサーども!
娼婦まがい・ホステス商法の女子グループを男が推すのは良くても
男子声優を応援する女性を腐女子と貶めるメディア
まったくもって 問題ありまくりでしょ!
◇
「いれいす」が アニメ本体の無いアニソンを歌い
推し活ポイントに武道館公演を掲げていたので
それを果たした翌日に 活動休止をするのは
実に潔く、ある意味 すごく納得がいきます。
ただ この形式で2号・3号が出てくるのか
「いれいす」メンバーがしっかりと休養をとったあと
新たな目標をもって再起動するのかは 気になります。
私個人としたら 2号・3号が出てきたら
「押し活スポイル=あこぎな商売」と感じて嫌だな。
◇
・私は アニソンを ポップミュージックの1ジャンルと考えています
日本でTV放送が始まったときから半世紀以上にもわたって
番組のテーマ音楽やドラマやアニメの背景音楽づくりに
どれほど多くの作曲家・歌手が 真剣に向き合い
心血注いで音楽を作り上げてきたか、
もっと 真剣に 再評価して欲しいと思っています。
映画音楽の世界では TV界より映画界の方が予算が多く取れるので、オーケストラが演奏を請け負ってきました。
そして 映画配信と同時に レコードが販売されました。
そこで 数々の名曲とされるものが生まれ今に引き継がれています
一方TV界は ビンボー・制作側もケチなので
使われる楽器の数も少なく 歌い手も少人数
しかし 逆に言えば ロックもポップも電子音楽も時代の最先端・流行の先端を行く楽器やスタイルが アニメ音楽に投入されてきました。
時代劇の音楽は 邦楽と洋楽・ポップが溶け合った独特のスタイルに、
2時間サスペンスドラマは人気歌手にポップとクラッシックの接点あたりの歌をうたわせ、
アニメの背景音楽とアニソンは 音楽の細かいジャンル分けなど気にせずなんでもありのスタイル
(NHKは自前の交響楽団・合唱団を持っているけど 民放は持ってないので演奏家の数は控えめという予算を反映した演奏スタイルの制限はありましたが)
そのようにして、インパクトのある曲を長年 次々と生み出してきたのがTV界の音楽。
その中でも アニメは1回あたりの放送時間(正味20分程度)が短いので
必然的にアニソンも短く アニメ本体を強くイメージさせるインパクトのあるものを作らなければいけないというわけで 独自のポップジャンルを確立したと思います
・アニソンの特徴については
「アニソンが持つ中毒性の秘密 CDつき」小林郁太2015年 株式会社リットミュージック をどうぞ
・今こそ アニソン・TVのテーマ曲の数々を きちんと再評価して 作曲者・歌手の業績を認め 著作権・作品における人格権を保障しなければいけないと考えます
さもないと 10年後には アニソンが AI君によるただの合成物となりはて、それを生身の人間が歌ったり演奏しているのか、ただの機械音なのか 判別できない時代になっていると思います。
今ですら というかこの10年のアニメのテーマ曲って
3種類ぐらいの同じ曲の歌詞だけ変えてるのと違う?っていいたくなるほど 似たり寄ったりのものが 非常に多いのに
◇
・ネット上で 顔や個人情報を出さないのは OK
今風スタイルでしょう
しかし ライブでも顔を隠すのは、
己の個性・己の歌手としての存在意義を自ら否定する卑しむべき行いだと 私は思っています。
舞台に立つ前の怖さも、人々の前で歌い演奏し観客に訴えかけその反応に己の心が感応する感動も
さらに 舞台に立ち続けるために必要なパワーを自分自身の中に保ち続けることの大変さも。
(だって 人間にとっては、舞台以外で経験すること過ごす時間の方が圧倒的に多くたいへんなんだもの)
そういう 生身の人と人との出会いがあるのが舞台だと思います。
(字数の関係でコメ欄へ)
https://www.youtube.com/watch?v=F59HtN7ekpk
https://www.youtube.com/watch?v=H3hQCMyF_IU ほか
アニメ顔を張り付けた編集術がすごいw
そういう 生身の人と人との出会いがあるのが舞台だと思います。
たとえ 演出・イリュージョン混みであっても、それを超える「出会い」があればこその舞台だと思います。
そういう意味でも 「いれいす」は 押さえる所を押さえて活動していたのだなと思います。
(ちゃんとステージでは顔をだし、
ネットでは隠すというメリハリが 今風で面白い)
・「いれいす」の皆様 お疲れさまでした。
しっかりと休養をとったのち、
再び歩みだすご自分の道に 幸 多からんことを!