僕が大学一回生の時に５万円で買ったパソコンはもうそろそろ限界のようです。

それもそのはずで、intel Core i3とかいう激低スペックCPUだからなのです。

3年ほど前に５，６回目の引っ越しをした際に勝ったWi-Fiルーターとの相性がなぜかよくなく、携帯やほかの端末では拾えるのにこのパソコンだけWi-Fiを認識せず(しかも隣の家のものには反応するのにうちだけ反応しない)、そもそもパソコンで何かをすることに対してそこまで本気ではなかったのでそこからしばらく電源を入れず。という生活になっていました。

ちなみにどれくらいの低スペックかというと、ここまでの分を打つのに優に5分以上かかるほどです。

ニコッとタウンは年に2回ほどログインしているような気がしています。もう友達ほとんどおらず、唯一一人だけ定期的に覗きに来てくれる子がいるだけ。いつもありがとう。

ニコッとタウンを開くためだけにパソコンを買い替える気はないけれど、だれかとのつながりを完全に絶ってしまうのはインターネットとはいえどどこか寂しい気もするし、いいパソコンを買ったらきっといいことをするに違いないという自分の未来を根拠なく信じているところもあります。

おもえば、DVD再生機能とUSBポートが多い所に惹かれてかったパソコンでしたが、実際DVDなんてわざわざパソコンでみなかったしＵＳＢも別に二つあれば十分だったなぁと思います。

結局どこが一番好きだったかと考えてみると程よいサイズで素敵な配置であるキーボードだけだったのかもしれないな。

子供のころは大人になれば貯金なんて当たり前にできるし、ローンで買い物をすることに対してなんの抵抗もなくなっているもんだと思っていました。

少しくらい高くても食べたいものを我慢することなく食べれて、行きたいところに旅行に行ける。そんなものだと思っていたのに、意外としがらみがおおくて少し疲れます。

おそらく僕は同い年のほかの人よりも少しばかり給与もいいほうだと思うし、仕事も簡単に休みが取れます(正当な方法で)。

ただ、なぜか慢性的にお金がないという意識で生きています。実際貯金なんて本当に一桁万円しかないし、売ったらお金になるような価値のあるものも家にはありません。部屋着は何年も同じだし、5kmくらいならバスや電車に乗らずに歩いて帰れるなぁなんてよく思います。そしてよく歩いて帰ります。

周囲の同級生は数年付き合った相手といつ結婚するか、いつ子供を産むかの人生プランなんかをたてるし、相手がいない子たちも「次を逃すと婚期を逃すから慎重にいかないといけない」「外見も魅力的だし内面も素敵だけど、安定していないから現実的じゃない」なんてことをいっているのをよく聞きます。

なにも考えずふらふらと生きている、その日食べるご飯はその日考えるし、作り置きなんてできないし、面倒だったらすぐに外食するし、クレジットカードの請求は毎月20万前後、借金を抱えていないのが奇跡なくらいな生活をしているのは本当に僕だけで、本当に本当に僕だけで、つくづく悲しくなります。

気付いていながらも改善しようとできない自分の性格や体たらくさにも嫌気がさします。いったい自分はどこをゴールとして、何を求めているのか。自分の人生は何を達成したら幸せだったと胸を張って自分に言えるのか。まったくそういう考えが出てこない、浅い浅い人間なのだと一人になるとすぐに考えてしまう。

一人は寂しいし切なくて、その隙間を埋めるように時間があれば飲みに出て、そこにはいつも誰かしらがいて｢おまえ仕事してない人間くらい来るやん｣なんて憎まれ口をたたきながらも笑顔で迎えてくれる友達たちで。

それに安心して毎日深酒をしてしまって。

でも、「ここにいるみんなは俺と一緒なんだ。」と思っているのは僕だけで。実はみんな口に出さないだけで人生のプランは組み立てているし、夢を持って生きている。そこに気づいてしまうと空虚な自分にまた気づいてしまうからさらにお酒を飲む。

そんな人生です。

病んでもないし、おおむね人生楽しいナという意識で生きれてはいるんだけど、これがいつまで続くのかナなんて、時々考えてしまうことが今は本当に怖いね。

僕を含めた世界のみんなみんなが幸せに生きれる世界であることを切に望みます。