2/7 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2024/02/07 08:14:56
仮想タウンでキラキラを集めました。
2024/02/07
集めた場所 | 個数 |
---|---|
ビーチ広場1 | 5 |
自然広場 | 3 |
4択 「ちんすこう」
キラキラ 「ビーチ広場」 波打ち際
「自然広場」花壇 ベンチ横
4択 貰って嬉しい沖縄土産は? → ちんすこう
ちんすこうとは
'ちん'は「珍」、'すこう'は「お菓子」という意味で、 「大変珍しい貴重なお菓子」
'ちん'は「金」、'すこう'は「お菓子」で、「とても高価な お菓子」
という2つの説があるそうだ。
作られた歴史はわからないものの琉球王朝に伝わっていた「菓子例帳」(かしだめしちょう。焼失したため現在は口伝の形で残るのみ)に ちんすこうは 赤、黄、緑の着色がされていたとあって、現在の形とは異なるのでは?と言われているらしい。
当時は琉球王族や貴族だけが祝い事の時に食べることができたおめでたいでっかーーーーいお菓子だったそうだ。
首里城で働いていた最後の包丁人が廃藩置県のあと野に下り、子供や孫にそのお菓子の作り方を伝授、1908年に沖縄初のお菓子屋を開いて売り出し沖縄と日本を行き来する役人や商売人の沖縄土産として重宝されていたのだが・・・
でっかーーーーい上につなぎがさほどなくレンガ釜で焼いたちんすこうは食べるとボロボロ崩れてしまう欠点があった。
戦後の米軍統治下で、初代の菓子屋からのれん分けされた分家が、米軍がクッキーを作る時に使っている型抜き器に注目。
現在の小さい形にして崩れるのを防ぐちんすこうを売り出して、今に至る。
昔は菊の形をしていたそうだ。
菊の形と聞くと16弁菊花紋を思い出してしまうが、
https://www.facebook.com/arakakichinsuko/photos/a.327635617260297/468422123181645/?type=3
を見る限り文様化したものではなく実際の花に近い形をしているのかな?
新垣というのは首里城で働いていた最後の包丁人の名前だ。
ちんすこうを広めた人ではあるが、ちんすこうを最初に作った人ではない。
最初に作った人は琉球王朝の後期に清の使節団の食事を作る為に清の南部(福州)に渡って学んだ菓子と、薩摩藩からくる役人を接待するために学んだ日本菓子を融合して作ったと言われているそうだ。
琉球は江戸に将軍の代替わりの時と琉球王が即位を許された時の謝恩の時に使節団を送っている。
その時に江戸は「思いっきり中国風にして来てくれる?」と注文している。
江戸の人々に「異国からもお祝いにきてるんだーー!!」と思わせるためだ。
中国の朝貢の真似っ子だな。
本当のところは土器からみると縄文時代は沖縄も日本本土もそう変わりがないらしい。
本土との行き来は縄文の時もあるが弥生になると定期的に行われていたのがわかる。
沖縄だけで取れる貝が道具としてよく活用されたため九州から出土しているのだ。
時代が進み奈良・平安時代となると貝は道具とならなくなったが今度は螺鈿細工のためのヤコウガイの取引が活発となる。
そして稲作が沖縄にも伝わることになる。
平安に編纂された日本紀には沖縄のことは「南の島」と書かれているらしい。
別の国という認識はなかったようだ。
翻って唐や隋、それ以降の使節団が日本に来る時の日誌には「琉球が見えた。目的地(奈良・京都)はもうすぐだ」と書かれていて、琉球が中国のものである認識はなく日本のそばにある国扱いだ。
朝貢国ではあったが別に属国ではないということを使節団はよくわかっていたのだろう。
属国は朝貢をするがお返しは貰えない。
その代わり他国に侵略された時は速やかに援軍が派遣される。
お返しが貰える朝貢国(お返しは朝貢した品の数倍だからうまうまだぞ!)は「形式だけ属国」なので侵略されても唐~清の救援は望めない。
ただし「形式だけ」でも使節団を受け入れる必要がある。
足利義満は明の使節団を四足門まで出迎え、建文帝の返詔を安置した机の前で焼香を行い、ついで三拝したのち、跪いて返詔を拝見するという儀式をやってのけている。
義満は「日本国王」に封じられることになる。
何やってんの!!!
義満は明を後ろ盾に天皇を打倒し日本国を統べようという意図があったと言われている。
でも義満の次の将軍はそんな屈辱できるかーーー!と中断してるのだけどね!
そして義満が朝貢した建文帝は失脚するし!
日本国王の夢は叶わなかったのであった!!
先月行われた台湾総統選挙で台湾政府に「中国、予算余ってんの?」と言われたぐらい大金使って介入していた中国政府だが、昔から色々してたんだなー。
ちなみに台湾総選挙ではありもしない支持率アンケートを捏造した記者は500万円貰ったそうだ。
台湾の物価は東京の6~7割らしいので日本でいうと800万円前後貰ったということだ。
やってもいないアンケート結果を捏造するだけで!!
他にも台湾の防空システムを吐いた人には22億円が提示されているらしい。
ちんすこうは漢字表記で「金楚糕」。
「黄金色に輝き(金)、ほどけるような口当たりの(楚)焼菓子(糕)」という意味だ。
清と薩摩を持て成す為に生まれた菓子が、米軍のクッキー型をもって一般人に沖縄土産として定着した。
お土産でちんすこうを貰ったら、その歴史的背景に思い致すと感慨深いものがある・・・かもしれない?
苦労の末のお菓子なのだった。
おいしかったけど、あれって家庭で作れるんだと驚いた。