道長の月
- カテゴリ:日記
- 2024/01/26 22:47:41
夕方、家に帰る途中で車が東を向いた時、真正面に真ん丸の大きな月が…
今夜は今年最初の満月でした。
そういえば、某庭のつぶで「道長の月」の話を書いたことを思い出しました。
自分のつぶは全部保存してあって、探したらすぐ発見…というのは理由があって、
その日は「道長の月」からちょうど1000年後の満月の日だったからです。
「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」という歌を
藤原道長が詠んだのは寛仁2(1018)年、旧暦10月16日(新暦11月26日)。
(旧暦16日だから十六夜ですが、天文学上はその夜の月が満月でした)
その1000年後となる2018年の旧暦10月16日(新暦11月23日)、
この夜の月もまた十六夜の満月でした。
この日、私は愛知県の伯父の葬式に行って、車で帰る途中で日が暮れて、
車が東を向いたその時、今日と同じように真正面に真ん丸の大きな丸い月が。
そして家に帰ってネットでニュースを見ていて、
その月が「道長の月」からちょうど1000年後の月だと知ったのでした。
今年のNHK大河ドラマの舞台は、まさにその「道長の月」の時代。
ちょうど1000年前の紫式部の話…というと興味がわくのだけれど、
視聴率は振るわないようで、私も早くも第2回からパス。
私が観なくなったのはフィクション主体のドラマ路線だと思ったからですが、
時節柄(?)、上級国民のドラマなんて観たくない人が多いのかも…
Summyさん、ありがとうございます。
なるほど、ぼんやりですね。
星図を見て、この辺にあるはずだと思って見なければ、
気が付かないかも…
ぼんやりです。
SLIMの高精度着陸技術は、月だけでなく、
太陽系のいろいろな天体への着陸を視野に入れているようなので、
今後の発展が楽しみですね。
月だけの話だと、アメリカや中国などは、
必要なら月面に発信機を設置すれば高精度着陸できるので、
残念ながら、日本が何をしてもかなわないと思いますが…
今回の満月は探査機着陸もあって感慨深く眺めました。
冬の月は空気が乾いているせいかすごくキレイに見え
ますね(ついでにすごく寒い~)。
探査機のひっくり返っての着地映像にはちょっと驚き
ました。このあとどのように挽回して月面探査するのか
楽しみなところです。
月の満ち欠けは潮の満ち引きだけでなく、
生き物にもさまざまな影響があるらしいので、
太陰暦には太陽暦とは違う存在意義があるんですよね。
SLIMは着地の途中でエンジンの片方がだめになって、
横に流されながら着地したので、
勢いあまってひっくり返ったということらしいですね。
あの写真を見せられて、成功と言われてもな―
…という感じはしますが、
あの写真が撮れて地球に届いたのはすごいですね。
凄い明るくはっきりしていて、JAXAの探査機が見えたりして、なんて馬鹿な事を考えました(笑)
道長はその歌のせいで、凄いいやなヤツ、という印象をずっと持っていたのだけど、今回の大河ドラマを見たらもしかしたら印象が変わるのかも、と変な期待をしています(笑)
月に1回は満月なのに、1000年後とか、○○ムーンとか、何か話題があるとつい特別な気持ちで夜空を見上げてしまいます。
ゆっくり満月を見ました。