重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2024/01/23 23:54:55
人的補償撤廃なんて話が出てるみたいやけど今回問題になってるのは第三者を介さず当該球団間のみによって行われてることやルール違反をした球団に対するペナルティがないこと、本来その役割を果たすべきNPBが何の権限もないお飾り組織なことが問題になってるわけで完全に論点のすり替え。去年のブロック事件もそうやったけどガバガバなままになってるルールを整備するのが先。そうでない限りどんな制度を作っても抜け穴を突く輩は出て来るよと。
【根岸S】ダートの短距離重賞は数が少ないから千二路線を使われてきた馬も出て来るのがこのレース。それによって前半ハイペース、中盤少し緩んで直線で再加速という流れになりやすい傾向。過去5年でもテンの3Fは35秒未満、中盤1F12秒前後で上がり3Fは36秒前後というのが基本形。千二ベストの馬が作るペースで飛ばして長い直線の追い比べを強いられる逃げ先行馬にはかなり厳しく、差し追い込み馬が台頭することが多い。あとは大箱で直線の長い東京コース自体ダートとしては特殊条件やからコース実績馬のリピーターが多いのも特徴。血統ではスピード型ノーザンダンサー系の血やエーピーインディ、ミスプロ、サンデーの血も目立つ。
エンペラーワケアは前走はハイペースを先行して圧勝とかなり強い内容やったし能力的には重賞でも通用しそう。ただ先行脚質と東京コース初めてなのはやっぱり気になるし、細かいことを言うとスタート自体は決して速くないから内枠で早めに前に入られてまともに砂を被ったりしたらどうかってのもある。サンライズフレイムは前走出遅れて4角ほぼ最後方からぶち抜いたのはインパクト大。それまでのレースを見てもコーナーでもたつく不器用そうなタイプやから大箱ワンターンの東京コースは合いそう。タガノビューティーも不器用で後方から外を回す競馬しかでけへんタイプやから勝ち切れへんけど府中千四~千六では安定株。条件的にはベストやし今回は未知な部分が多い新興勢力が人気の中心になりそうなだけにある意味基準というか、この馬に先着できるかどうかで考えたらええんかなと。パライバトルマリンはマイル以上の距離で前に行く競馬をしてる馬でテンの3F35秒台までの経験しかないだけに初の千四でまず前に行けるか。差す形になった時にどれだけの決め手を使えるかとちょっと課題は多いかな。アームズレインは前走は差す競馬になったけどそれまで千二で前に行く競馬をしてるこのレースでは好走をイメージしにくいタイプ。そもそも距離延長自体壊滅的な成績やしね。あとはここ2走競争中止、直前で除外とアクシデント続きで状態面は気になるけど戦ってきた相手を考えるとこの路線では実績最上位のシャマル。前走は流石に距離が短かったけどかなり力をつけてきてるベルダーイメル、霜月Sの内容、時計から通用してもおかしくないアルファマムとフルムあたりを挙げときます。