Nicotto Town


出逢いのあの日に行こう


心臓の手術

遅ればせながら、
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


いやあ、年末年始に病気の話はよくないかなと思って書かずにいましたが、
カミサンのお母さんの心臓が大変でした。
12月に、胸の具合が悪くなって救急車で病院に運ばれて、
そのまま入院しました。
コロナ対策で面会はかなり限られていて、
1回に2人まで、週に2回までで、
長男夫婦とその息子、
長女夫婦(カミサンと私)とその娘、
次男の計7人が交代で見舞いに行きましたが、
皆、年内は2回ずつしか行けませんでした。

年末に医師に呼ばれ、
心臓の弁が非常に悪い状態で、
血液がちゃんと体内に回っていないので、
1月4日に手術をすると言われました。
何とも落ち着かない年越しとなりました。

そして、4日に、
胸を開いて心臓を取り出して、中の血を全部抜いて、
3か所の弁の形を直す手術を行いました。
手術後、義母はICUに入っていて、
変な菌に感染しないようにということもあるのでしょう、
基本、家族でも入ってはいけないようで、
手術後は義母に会わせてもらえずに家族は帰されました。

2日後の早朝、病院からカミサンに電話がありました。
義母が幻覚を見て現実が分からなくなっている、
家族が話し掛けると落ち着くことがあるので、
娘さんから声を掛けてほしい、とのことでした。
その電話でカミサンが義母に話し掛けると、
義母は落ち着いたようですが、
カミサン曰く、義母の口調は怒っていて、
いつもと違っていたとのことでした。

翌朝も病院から電話があり、
やはり混乱しているので病院に来てくれとのこと。
長男とカミサンと私の3人が駆け付けて、
待合室から、タブレットを使って義母と
リモート面会をしました。
義母は、私たちの顔が見られて、
嬉しくて泣いていました。
会話はまともにできて、ホッとしました。
でも、面会後の看護師さんの話では、
起床後に、自分は誰か、ここはどこか分かるかと聞くと、
今朝は「私はカンニングの竹山です」と答えたそうで、
どうしてそうなっちゃうのか分かりませんが、
やっぱり心臓を取り出して行う手術っていうのは、
相当負担が大きいんだなあと思いました。

そんなわけで、
義母に面会には行けないのに、
病院からいつ呼び出されるか分からなくて、
遠くへの初詣や映画館には行きにくく、
落ち着かない気持ちで静かに過ごしている日々です。






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