芸術論
- カテゴリ:日記
- 2024/01/03 00:20:43
今日は(も)非道いこと書くけどごめんなさい 先にあやまっとくよ
まさに非人道的なこと 多分頭おかしくなったんだね(元に戻ったのか?)
年を取るとなんでもそのせいにできて
時には忘れたふりして 聞こえなかったふりをして 目をシバシバさせて
色々とそれは便利なツールになりえます
ちょっと今回は地震はパス きょうの羽田飛行機炎上について書きます
日航機と海保の輸送機との滑走路上での衝突ね
さて 短めにします 結論を先に書きます
テレビに映し出されたその映像
結局 人5人が殉職されたんですけど でもこう思ったの
【なんて美しいんだろう】と
燃え上がる炎 夜空に勇壮にたなびく黒煙 回りを埋めるマッチ箱みたいな消防車
光る日航機の楕円形の窓が並ぶ中を炎がよぎっていく
あの角度この角度で魅せてくれるテレビのプレゼンテーション性 迫真性
照明はいらない 舞い上がる炎がすべてを照らし出すから
もっと非道いこと書くよ
最近美術館に行ってない まあ画集は買ってるけど
でもブランクはあの映像で満たされた
”いいもん”じゃないけど ”美しいもん”だと心の底から震えた
ね 非道いでしょ
白状します
大学の時 同人誌に掲載した16Pの漫画の中で
私は異形の副主人公に 主人公に向かってこう言わしめたのだ
『おまえとデカダンとは似合いの恋仲だろうに』
忘れてた 忘れたふりをしていた
デカダン 退廃美 崩壊美 エピキュラス グロテスク 不道徳の美しい煌めき
ビアズリー ボッシュ ムンク プリ・ラファエリアン
ブリューゲル ダリ エルンスト ヴェーヴァー
こういったものを私は大好きだったのだ
忘れてた そして今テレビを見ていて思い出していた
(これだけ もっともらしいこと書いとけば なんとかなるかな)
燃え盛る航空機 無力の象徴である放水 天に届けよ我らが所業の黒煙
テレビの映像の前で 私は大学生の頃に戻って 両手を固く堅く握りしめていた
亡くなった殉職者の皆さんには深く頭を垂れ
皆さんの遺志を継ぎ 必ずや被災地を復興させるべく生きることを誓います
でもそんな心の片隅には
たとへ願っても見られない至上の美を東京の夕刻に見せてくれたことを
死を賭して果たしてくれた皆さんに 感謝している私が いるんです
ね 非道いでしょ
然もありなん
飛行機事故の映像をどう観るかどういう感情で観るかは
そこは個人の自由だと思います。
僕は乗員乗客が全員無事救助されたという続報を見てから
一緒に観ていた家族や親戚達に「(あるアニメ映画の)ワンシーンみたいやん!」
て言いました。中にあのキャラクターがいて技を出した映像を現実で
観たような迫力を思い出してしまいました。凄いと!
だけどその後の速報で衝突した海保の輸送機の乗組員は1人重傷5人死亡という
速報を見た時は5人の家族の方々のお気持ちを思うと…(´•̥ ω •̥` )
煎兵衛さんも殉職された方々に敬意のお気持ちを示されてるので
こちらの日記を拝見して嫌な気持ちにはならなかったですよ
ACT☆さんの「美しい」と思った陰で 人の命を考慮する
それがまっとうだと思います
そもそも人の生き死にに「美しい」という概念を持ち込むのは私自身が間違えています
〇殺願望
ああ ゴメン もう眠たい 他の人のところにいかなきゃいけない!
でも言わせてください
ゴメン アケスケな言葉で また今度ね 多分 タブン たぶん
大好き
ベトナムのジャングルにナパーム弾が次々と落ちていく映像をみました
同じ映像を見ていた「友人」は『キレイだな~♪』とつぶやきました
私もそのナパーム弾が花火のような「美しい映像」に見えたので
友人には何も言えませんでした・・・
美しいナパーム弾の下では 多くのベトナムの人々が焼き殺されていた!!
そのことを友人にも想像出来たかどうかは 確かめられませんでした・・・
昔の記憶を書いて失礼しました m(_ _)m