2023年10月期ドラマ総決算 やや簡易版
- カテゴリ:テレビ
- 2023/12/28 21:40:14
2023年10月期のドラマ総決算です。
ドロップアウト組
※該当作品なし
佳作ショートドラマ
※該当作品なし
●7位
パリピ孔明 フジテレビ 水曜夜10時~
設定は面白かったのだが、それをうまく活かし切れてなかったように思う。孔明にしては策がちゃちすぎる。原作の漫画と違って実際の歌やダンスで見る人を引き込むことができたのはよかったが、肝心のストーリーが途中まで同じようなことの繰り返しで正直何度見るのをやめようと思ったことか。また孔明が自分の時代に戻りたくないと思うくらいの魅力を英子の歌に感じることができず、ミア西表の存在感を示す形になっていた。結局は三国志の二次創作の域を出ていなかった。
※助演女優賞(菅原小春)
●6位
トクメイ!警視庁特別会計係 フジテレビ 月曜夜10時~
会計から見る警察ドラマというテーマは面白かったのだが、終わりが近づくにしたがって軸がブレていった。雰囲気は明るく見やすかったけれど、Xがのさばってきてからは暗い展開になることも多く、その上Xの正体が想像通りで萎えた。他にも所轄の統廃合や裏金など要素が多く、Xはいらなかったんじゃないかと思う。また精神論によるお説教シーンも多く、特に最終回はそれが多くて閉口した。ストーリーで釣るよりも明るい雰囲気とコメディシーンで視聴者を引っ張った方がよかったんじゃないだろうか。
●5位
うちの弁護士は手がかかる フジテレビ 金曜夜9時~
主人公が元芸能界のマネージャーのパラリーガルということで、もう少し芸能界寄りのドラマかと思いきや、がっつりリーガルドラマだった。主人公とバディを組む若手女弁護士はかなり偏屈な性格だったが、脚本がよかったのか演出がよかったのか好感度が下がることなく、主人公と同じ目線でこの人を支えなければという気持ちになれたのはお見事。OP曲のローリングストーンズの新曲(!)も耳に残るし、なかなかいいドラマに仕上がっていたと思う。
※主演男優賞/音楽賞
●4位
きのう何食べた?season2 テレビ東京 金曜深夜12時12分~
相変わらず何気ない日常を切り取るのがうまい。主人公たちはあれから数年たち、残念ながらみんな老けてしまったが、そのせいで老後の話にリアリティがあった。前にも書いたと思うが、内野の演技がとにかく素晴らしい一方、西島は普通で、そのせいか2人がカップルという感じがあまり出ていなかったのも前作通り。まぁアラフィフの男女のカップルもそんなにアツアツではないだろうから、これでいいのかもしれない。原作はまだまだ続いているようなので、俳優たちがあまり老けないうちにまた続編希望。
※恋愛・ホームドラマ賞
●3位
どうする家康 NHK 日曜夜8時~
久々に家康が主人公の徳川大河で、毎週楽しく見させていただいた。私の僅かな歴史的知識でも、史実と違う、もしくは史実を無視しているのではないかという箇所が散見されたので、さぞかし世間では物議をかもしていることだろうと思って見ていたが、私としてはドラマとして面白ければそれでいいのであまり気にしなかった。長いオープニングが毎回違い、最初と最後ではだいぶ違っていたし、1度だけだがテーマ曲がピアノソロだったこともあって、録画で見る時とばすわけにいかなかった。ただ鎌倉殿の比べると心に響く内容とまではいかなかったのが残念。
※時代劇・歴史ドラマ賞/音楽賞
●2位
セクシー田中さん 日テレ 日曜夜10時半~
見るつもるはなかったが、いい評判を聞いたので視聴。原作者が女性だからか、微妙な年齢の女性の心理がよく描けていて、終わりまで楽しませていただいた。途中からどっぷり恋愛ドラマの様相を呈してきたが、結局匂わせるだけ匂わせて最後は誰もまとまらなかったのは残念。まぁ原作がまだ終わってないので、まとめようがなかったのか。出演者たちは相当ダンスや楽器の練習をしたと思われるが、めるるだけはヘタクソが個性なので楽そうだった。
※特別賞/コメディー賞/主演女優賞
●1位
ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~ フジテレビ 月曜夜9時~
24時間を1クールかけて描くのみならず、主人公が3人いて、それぞれが関わっているという凝った趣向。逃亡者、報道キャスター、シェフの3人が主人公で、メインはニノ演じる逃亡者なのだが、シェフを主人公の1人に据えたのが、犯罪組織やテレビ局内の確執などで重くなりがちな雰囲気を、明るく軽くしていたと思う。最後は皆まとまるところにまとまったのは、予定調和とはいえすっきりした。ただ世間一般的には3人の主人公のシーンが入れ替わり立ち替わりしてわかりづらかったのか、評判はついてこなかったようだ。
※大賞/特別賞/ヒューマンドラマ賞
今期は前期と違って特に視聴率がよかったドラマはなく、全体的に低迷気味で、話題になったドラマがなくはなかったですが、万人受けしていたとは言い難かったです。それを反映してか、私のランキングも5位くらいまでは団子状態で、これといって突出したドラマはありませんでした。ワンデイは最終回でスッキリできたので1位、逆にちょっとモヤッた最終回だった田中さんが2位になった感じです。今年を締めくくるクールとしては、やや物足りない印象でした。
トクメイはいろいろ惜しいドラマでした。同じハシカン主演の警察ものだと
いきもの係の方が面白かったです。
うち弁も田中さんも面白かったですね。
「うちの弁護士は」毎回設定が変わったので飽きずに楽しめました。
ローリングストーンズの歌(^^♪ 良かったですよね
「セクシー田中さん」田中さんのダンスと性格のギャップ。ラストもグッド!でした^^
原作者の意図を汲んで脚本家が書くパターンはよくありますが、
ご本人降臨はかなりレアなのではないでしょうか。
結婚しない人生もアリだと訴えるドラマが増えているのも、少子化の責任の一端がありそう。
から騒ぎは自分は毎週楽しみに見ていたのですが、世間の評判は散々だったようです。
確かに3人主人公がいるとはいえ、少しシーンが移り変わり過ぎだなぁとは思いましたが。
孔明は本当に視聴停止スレスレでした。
いつまでもタイムスリップした時の服を着たままというのも、リアリティがなさすぎて…
私は古風な女ですので、あらあらあらあら・・・って思いましたが~笑、最近の男女関係はこんなものなんでしょうかね
「から騒ぎ」は最後まで楽しめませんでした
凝りすぎだと思います
4,5,6位は順当
孔明は付き合いで見ていたような感じ
大河ドラマは習慣で見てたようで、夢中にはなれずです