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正月事始め


こんばんは!13日(水)は、北日本の日本海側から北陸では雲が広がり、

所により雪や雨が降るでしょう。
北日本から東日本の太平洋側や西日本は概ね晴れる見込みです。
南西諸島は雲が広がりやすく、所によりにわか雨やありそうです。

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【正月事始め】 しょうがつことはじめ

☆正月事始めとは、正月を迎える準備を始めることです。

<概要>

〇正月事始めの意味と由来

「正月事始め」は、お正月の準備を始める日とされており、
「煤払(すすはら)い」や「松迎え」をする習慣があります。

@煤払い

 1年に1度、家の煤を払い、内外の掃除をすることをいいます。
 全国的に12月13日に行われることが多く、
 間もなく信念を迎えることから、
 併せて大掃除を行うことも多い年の瀬の行事です。

 現在でも各地の神社でこの行事は残っており、
 テレビや新聞でその様子が伝えられる年末の風物詩です。

 [琴崎八幡宮(ことざきはちまんぐう)]さん

 住所  :山口県宇部市上宇部571

 電話番号:0836-21-0008

 □「煤払い神事」年始準備へ、30万人の参拝者見込む

 *山口宇部経済新聞より抜粋 2023年12月12日

 ★恒例の「すす払い神事」が行われた

  境内のすす払いの様子

  同神社の神職7人が参加し、境内の竹で作られた長さ約5mのメダケで、
  本殿、境内周辺、社務所などにたまった埃(ほこり)やすす、
  けがれを約1時間かけて払い清め、年末の参拝者を迎える準備を行った。

  今年の三が日は25万人の参拝客が訪れたという同神社。
  来年は約30万人を見込んでいる。
  新型コロナ対策として撤去していた拝殿の鈴を鳴らす縄「鈴緒」も
  今年夏ごろから取り付け、手水(ちょうず)鉢のひしゃくも
  来年元日から再開する。

  宮司の白石正典さんは「1年の汚れを払い落し、
  清々しい気持ちで信念を迎えてほしい。
  来年はウクライナやパレスチナの紛争が治まり、
  世界に平和が訪れることを祈るばかり。
  来年は『辰』年。
  勢い良く点を駆け巡る竜のように、躍動的な年になれば」と話す。

  同神社は現在、本殿を投影する「プロジェクションマッピング」が
  行われている。
  白石さんは「日本の伝統文化の発信を目的に9月23日から始めたが、
  週末には約300人の参拝客が訪れる日もあり、
  多くの方に喜んでもらえている」と話す。
  12月31日には、岩見神楽(いわみかぐら)とダンサーのコラボレーション
  第4弾「大蛇・恵比寿」を行う。

  *岩見神楽・・・日本の神楽の様式の一つです。
          島根県西部と広島県北西部において、
          伝統芸能として受け継がれています。
          日本神話等を題材としまして、演劇の要素を持っています。

          *島根県西部 ・・・石見地方

          *広島県北西部・・・安芸地方北部

 煤払いのことを・・・

 ・正月迎え          ・ことはじめ

 ・ええことはじめ       ・まつならし

 このように呼ぶ地域もあり、掃除とともにお正月に年神様をお迎えします。
 又、お正月準備のはじめともいわれています。

 この日に正月飾りの松を山から切り出す松迎え等をする地域等もあります。

 [松迎え]

 ☆松迎えとは?

  正月に関連深い松といえば、門松が有名です。
  家や店先に飾り、正月ならではの雰囲気を盛り上げてくれます。
 
  そして松迎えとは、まさにこの門松に関連した行事です。

  内容としましては、
  門松をはじめとした正月飾りに使用する松を、採りに行くことです。
  正月を前に松の準備をするそのような作業が毎年欠かせなかったのです。

 ★門松を飾る理由

  松迎えの目的は、門松に使用する為の松を準備することです。
  数ある正月用品の中でも、特に大掛かりで用意が大変です。

  諸説ありますが・・・

  基本的には年神様をお迎えする為の道しるべといわれています。
  正月に神様を迎え入れられれば、1年間福の多い日々を送れる可能性です。
  充実した1年を願う為の想いが込められた飾り付けです。

 ☆なぜ?松が縁起物なのか?

  正月飾りには松を用いたものが少なくありません。

  その理由は、松が「祀る」を語源とする木であるといわれている程に、
  古くから神の依り代(よりしろ)として信じられてきている為です。

  門松の他には、神棚に飾られる木としても有名です。

  「神を待つ木」とも称される神聖な木を飾りますことで、
  歳神様をはじめとした縁起の良い神様を呼ぶことに繋げられます。

  又、数ある正月飾りの中でも門松は代表的な存在といえます。
  なぜならば、一部では門松のことを「正月様」と呼んでいる程だからです。

  正月を代表する飾り付け、だからこそ堂々「正月」の名が冠されています。
  確かに門松は正月ならではの存在である為、
  店舗や家の出入り口で見かけると、年末年始らしさを感じられます。
          
 煤払いの手順としては、まず神棚を掃除します。
 それから、台所をはじめ各部屋を掃除します。

 掃除道具は予め刈ってきた笹竹の先に葉や藁を付けたものを作り、
 これを使用して掃除をします。
 これを清め竹という地域もありまして、
 煤払いには掃除だけではなく、お清めの意味もあります。

 使用しました清め竹はすぐに処分せずに、
 小正月の左義長(さぎちょう)の際にお炊き上げするという地域もあります。

 現在では笹竹を刈ってくることが難しい地域もあり、
 その際は新品の掃除道具を用意してこれに充てます。

 用品店で購入したものの中には、
 プラスチックや金属、塩ビ等が使用されているものが多く、
 これらはお炊き上げは出来ませんのでご注意ください。

 煤払いが終わりました晩には、
 煤払い祝いといいまして、煤払い餅や団子等を食す風習もあります。

元々は旧暦12月8日のことを「事始め」といいまして、
お正月の準備を始める日とされていました。

おせち料理を作る為の薪(たきぎ)や門松に必要な松を
山に採りに行く習慣がありました。

しかし・・・

江戸時代になりまして、12月が「鬼宿日(きしゅくび)」という
最上の吉日でありましたことから、年神様をお迎えする準備に相応しい日として、
この日を「正月事始め」として、お正月の準備を始める日としました。

正月事始めは、明治6年(1873年)に、
日本に新暦(太陽暦・グレゴリオ暦)が導入された時に、
日付はそのまま引き継がれました為、12月13日のままになっています。

問題 松迎えは、28日に終えておくべきです。
   なぜなら、ある2つの日は縁起が悪い為です。
   縁起の悪い日の組み合わせを教えてください。

1、29日と31日

2、29日と30日

3、30日と31日

ヒント・・・〇正解の日①

      「二重苦」や「苦」といいました意味合いが伴う為、
      この日に松を飾ると「苦松」になるといわれています。

      〇正解の日②

      年内最後の日となり、一夜限りの飾りとなる為、
      神様に失礼であると考えられているからです。

お分かりの方は数字もしくは縁起の悪い2つの日の組み合わせを
よろしくお願いします。

 

 

 





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