Nicotto Town


姫ニャンコ


お兄さん、ありがとう!

昔、昔、姫ニャンコが都内で働いていた時のお話です。

営業所の近くの取引先に用事があったので、同期の子と二人で歩いて行きました。

帰り際にどういうわけか、その取引先の方から段ボール箱(約50×35×25くらい)いっぱいの木の切れ端を渡されたのです。
どうやら姫ニャンコがちょっと目を離した隙に、同期の子が断り切れなくて貰ってしまったらしいのです。
あまりの重さに一人では運べず、二人で持って帰路についたのですが、数メートル歩いたところでギブアップ。

貰ってしまったことを後悔しながら途方に暮れていると、空の荷台を転がしている宅配業者のお兄さんが目の前を通り過ぎて行きました。
次の瞬間、気が付くと姫ニャンコはお兄さんを追いかけて、途中まででいいので荷台に乗せて運んでくださいとお願いしていました。
快く引き受けてくださったお兄さんは、荷台に段ボール箱を乗せると、勢いよく走り出し、一瞬にして姫ニャンコたちの前から消えました。

「あれ? 行き先、教えてないよね?」って言いながら、ダッシュでお兄さんを追いかけたのですが速くて全然追い付けないんです。
しかも全然違う方向に行っちゃったんですよ。

しばらく追いかけたのですが、角を曲がって見えなくなってしまったので、姫ニャンコは追いかけるのを諦めました。
「お兄さん、一体どこに運ぶつもりなんだろう?」(姫ニャンコ心の声)

とその時、お兄さんがUターンしてダッシュで戻って来て、涼し~い顔して何事もなかったかのように、「どちらに運べばいいですか?」って・・・。

「お兄さん、一体この時間は何だったのかい?」っていう言葉を呑み込んで、行き先をお伝えいたしました。
そして、営業所の近くまで無事運んでくださいました。

あの時のお兄さん、ありがとう!
姫ニャンコ、一生忘れません。
というか、一生忘れられませ~ん!!

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2023/12/12 10:20
ピンクコーラルさん
「ご自由にどうぞ」って外に出しておけば良かったんですね~。
ピンコ姉さんの旦那さんは人が良いんでしょうね~。
みなさんから好かれそう (≧∀≦)
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2023/12/11 16:01
なんか・・・子供がいて、木工工作につかってくれそう・・・って思ったとか?w

家に暖炉があって、燃やすもの欲しがってみえた・・・とか?


なんの木っ端かわからんけど。
わしなら欲しかった・・・。
めちゃ、もってく先(工作に開放してる施設)もあった・・・。
無念。w

うちの旦さんも、宅配のお兄さんタイプです。
安請け合いして、必要なこと聞いてこない系www
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2023/12/11 15:51
akira太夫さん
準備体操!! 太夫さんの発想~!(≧∀≦*)キャハハ
ホント、いい人に出会えて感動しました。
ダメもとでお願いしたので、お願いしてみるもんだなと姫ニャンコの学びにも繋がりました。
そうなんですよね~、まったく木片とは関係のない業種だったので、今思い返すと明らかに不要物処分の為に使われた感がハンパないです (^^;)
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2023/12/11 00:08
姫ニャンコさん、こんばんは!
心が温まる素敵なエピソードですね!
そのお兄さんはきっとそれが準備体操だったのかもw
いい方に出会えてよかったですね~!
しかし使い道のない大量の木片押し付けて来るなんて、ちょっと酷いですね~
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2023/12/10 23:55
ねこまろ画伯 & ねんざ料理長
木の切れ端は未だに謎です。
たぶん処分するのが面倒くさかったんだと思います。
結局、営業所でも使い道はなく、処分しました。
全く嫌な顔をせずに運んでくれたお兄さんに感謝です!!
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2023/12/10 23:36
いい人もいるんだね
箱の中身は何に使うものだったのかな?
業務上必要な物ならいいけどね
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2023/12/10 23:22
宅配のお兄さんは肝心な者を忘れて行ってしまいました。
おーーーい!
良かったですね~引き返してきてくれて。
荷物と肝心な者も運んでくれて。
きっとお兄さんも一生忘れない思い出となったことでしょう。
ところで、その箱いっぱいの木の切れ端は何だったんですかね?
何に使ったのですかね?




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