ありがた迷惑な話
- カテゴリ:日記
- 2023/12/10 02:00:46
年の瀬が迫ってくると、何となくバタバタしますよね。
ちょっと時間が取れたので、
以前から頼まれていた少し前に頼まれていた椅子の修理をすべく
アトリエに
当初の予定とは若干異なってしまいましたが
紅葉色の椅子が出来上がりました。
しかしながらこのアトリエ
1年間ほぼほぼ片づけをしてないため
色んなものが出しっぱなしになっています。
次の作業に支障が出そうなので
大掃除をすることにしました。
かの葛飾北斎は、生涯に90回ほど引っ越しをしたそうですが
作品の数から考えても片づけを一切せずに、
作業が困難になったら引っ越したのではないかと推測しますw
もちろんそんなことは出来ないので
のんびり片づけをしていきます。
道具を収め、作品をまとめ掃除機を掛け、水拭きをする。
などとやってると、
あれ? これ意外といい出来じゃないか?
というのが見つかりまして
折角だから額装しようかなと思いました
ところで皆さんは、絵を描くのにエアブラシ使うのってどう思ってるんでしょ?
なんか一部の筆で描いたものしか認めない派の人たちには
蛇蝎の如く嫌われてるんですけどw
筆の跡消したり、境界をぼかすには
これほど便利な道具もないと思うんですけどね
まあ腕のある人は、使わなくてもその程度の芸当は簡単にできるのかなあ
話がずれましたが
そんなこんなで近くの画材屋さんに
この店は、本気で半世紀位経ってそうな店で
カジュアルでポップなアートっぽい雰囲気は皆無で
妖怪の巣窟みたいな店なんですよw
というかですね
10分以内に店主が出てきたことがないんですよw
店の雰囲気からして、一般人がまず近寄らないだろうしね。
なんでこの店潰れないんだろう?
と昔から不思議に思ってたんですけど
割と著名な画家さんが出入りしてるっぽくて
よく画材の買い出しを頼まれていくと
「〇〇先生に、よろしくお伝えください!」
って帰り際に必ず言われるんですよね。〇〇先生そんなに知らないんだけどw
○○先生の絵 10号でも80万くらいしたってきいて
高いなあって思ったんですよね
また話がずれましたねw
ここまで来て 話のオチは読めましたでしょうか?
額を買って戻ったところ
あ、そうだったと思いだしたのです
この店の店主
額を買うと、もれなく自分の描いた絵が収まった状態でやってきますw
そういえば昔からそうだったな~
と思いつつ
店主の描いた絵を眺めるのですが
ビミョー――なんですよw
いやいやそもそもですよ
大概額を買う奴は、入れるもの決まってるでしょ
そこに微妙な絵を入れられても困っちゃうじゃないですかw
こんなありがた迷惑なこともないな~と思い
丁重に店主の絵は外させてもらいましたw
大体あってますw だけど何故か奥に来賓スペースがあってそこはゆったりしてるんですよ~
習作用の絵なのかな? 色んな所に滑り込ませてそうで気になりますねw
天井近くまで画材がつめこまれた
狭いお店を想像してしまいました(わたしが高校時代通ってたお店w)
絵を描くのが好きだけど、描いた絵が売れるわけでもなし、
家に置いとくと邪魔だって家族に怒られるし…ってことで
お客さんに押し付けることにしたんじゃないでしょうかw
趣味でお店やってけるって、今のご時世恵まれた環境ですよね
そんなサービスたぶん誰も望んでないと思うんですけどw
入っていた絵は捨ててはいないんですけど、わりと雑にその辺に積んでありますw
サービスの一環なのか、面白いですね。
恭介さんは店主さんが描かれた絵、どうされてるのだろうと気になっちゃいました。
捨てられないですよね。
古くて、店主が趣味でやってるような店ですからねw
そういうのが気にならない人しか来ないのかも。
ただ日本画絵具とかニッチなものも扱ってるから潰れないのかな~と思ってます。
椅子は座面がヘたってたのと、傷が入ってたので
フレーム外して低反発ウレタン入れ替えて、皮を張りなおしました。
実作業は30分くらいかな、直し方を考える方が時間かかりました!
なんか、額が新品じゃなくて中古になったような気分にならない?
ってか、恭介さん、椅子の修理なんて出来るんですね。すごい^^