重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2023/12/04 23:54:45
今週末の重賞は阪神JF、中日新聞杯、カペラSに加えて香港国際競走に今年も日本馬が多数出走。競馬ファンにとっては忙しい1週間です。
【阪神JF】前後半3Fを比較すると過去5年中4年で前傾ラップ。この時期出るレースのない千二~千四を使われてきた馬も出て来ることで前半流れて中盤2Fは24秒前後まで緩んで後半3Fの決め手比べ。急⇒緩⇒急の流れやから基本的には差しは決まりやすいけどレシステンシアやソダシ、メジャーエンブレムのような力のある馬なら逃げや先行でも残せるといった感じのレース。注意したいのはここ3年は京都改修期間中で阪神は連続開催になってたこと。20年はBコース替わり初週で内有利、21年はBコース使用2週目で外有利、22年はBコース使用3週目で内有利。そして今年は19年以来のAコース2週目。先週見る限りでは馬場自体はやや内や前有利な印象。この辺りがどう出るか。血統では長い直線で決め手を求められるレースらしくディープやキンカメ、ハーツといった主流血統が目立つ。
パッと見た感じ去年のリバティアイランドみたいな抜けた存在は流石に見当たらんかなと。ボンドガールは新馬戦では時計も上がりも上々でこの時下した馬たちが次々に好走したことで評価が爆上がりしたけど2戦目のサウジアラビアRCでは出負け気味のスタートに道中掛かったのはあったにしても後ろの馬にあっさり交わされたのは少々拍子抜け。時計は悪くはなかったし驚嘆に評価を下げる必要まではないと思うし、ダイワメジャー産駒だけにペースが流れての持続力勝負の方が合う可能性はあるけど、ゲートの不安はあるし強いダイワメジャー産駒って大体先行脚質やからね。何かにキレ負けしそうな気もする。コラソンビートは3連勝中でパフォーマンスを上げてきてる感じはするけど新馬戦は前2頭が強すぎたし上がり勝負が向かへんかったから仕方ないにしても未勝利戦は前半流れたにしては勝ち時計は平凡やしラスト12.6と結構落としたのを見ると現状千四ベストな感も。サフィラは特注ローテのアルテミスS2着で時計も悪くなかったけど勝ち馬とは差があったし3着以下のレベルは正直そこまででもなさそう。半兄サリオスが同コースの朝日杯勝ち馬ではあるけど筋肉量の多かったサリオスと比べるとまだまだ非力でむしろ半姉のサラキアに近いような印象。将来的には期待してるけど高速決着のマイル戦にどこまで対応出来るかかな。アスコリピチェーノは上がり自体は使えてるけどスパッと斬れるというよりはダイワメジャー産駒らしく持続力型の末脚。新潟2歳S組も次走案外なことが多くてレベル的に疑問やしこの手の差しダイワメジャー産駒が勝ち切れるんかなってのはある。ステレンボッシュは赤松賞はなかなかの勝ち方やったけどサフラン賞を落としたことでローテがきつくなったのがどう出るか。サフラン賞も展開の綾とはいえ不器用そうな感じやったから初の多頭数も気になる。どれも一長一短な感じはするけど抽選対象も多いし穴っぽい馬を見つけるのもなかなか難しいね。萩Sの1,2着馬も良い馬やけどそれぞれハーツクライ、エピファネイア産駒でペースが速くなってどうかって問題はあるし。新馬戦組ではタガノエルピーダ。スローの上がり勝負ではあったけどラスト11.0-11.0の流れを抜け出したように決め手は持ってるし勝ち時計もまずまず。あとはナナオ。前走はドスローの重馬場千四で内容自体は評価が難しいけど一気にペースを落としたり上げたりした操縦性の高さは魅力。
阪神メインと後は毎年外れる有馬だけでも
なんとか当てて良い年で終わりたいです!!
夏は散々だったからね・・