消えた遺物 ☆
- カテゴリ:タウン
- 2023/11/25 00:02:36
仮想タウンでキラキラを集めました。
2023/11/25
集めた場所 | 個数 |
---|---|
神社広場 | 10 |
展望広場 | 7 |
4択 ククレカレー ☆
写真はヨーロッパに行ったあたりから撮るのが好きになって
有名な建築や人の笑顔などいい表情を撮るのが好きで、
たまにいいなあ、と思うとぱしゃっとする程度ですけど・・
311前、実家に半分住んでいた頃、
海の町から内陸部の町に通じる道のちょうど真ん中あたりに建っている
立派な馬頭観音の石の道標?が石の形といい、風格といい、
見るたびに人も立ち寄らない野辺あたりにこんな立派な道祖神が建ってる
違和感がなんだか不思議でした。
そんな場所にあるのでなんだか写真を撮るのが気後れだったのですけど、
ちょうど311の直前あたりに、空といい、あたりの風景といい
絶妙にいい感じだったので、思わずバシャバシャっと数枚の写真を
撮ったのです。
でも、以前ヨーロッパで奇妙なお墓の写真を撮った際、
不気味な夢を連続してみたことがあって、気味が悪くなって
その写真を全部処分したことがあるのですけど。。
そのせいかその後は夢は見なくなったのですけど、そのことを思い出し・・
こういった系は写真撮るのまずいのかも?
となんとなく心に引っかかって・・
で、結局、非常に良く撮れていた風格のある馬頭観音の写真は
全部削除したのでした・・
ところが、直後に起きた311、で、例の馬頭観音があったあたりも
道どころか細い川もあったはずなのに川も何もなくなって
それこそ地図にあったものは完全に消滅し、瓦礫が片付けられてのこったのは
川も道も何もない更地のみ・・
川さえなくなってしまうのですから、津波のパワーによる
地形の変化は凄まじいものですね・・
そういえば海辺に住む友人宅のそばで、その地と私の住む地を結ぶ
海上を渡る大きな橋があったのですけど、
もちろんそこもぶっ壊れてそこの海から内陸に川が流れていたのですけど
その辺りが大きくえぐれたせいか、鳴門海峡実際に見たことはないのですけど
噂の鳴門海峡並みの巨大な大渦が巻いていて、見るだけで恐怖でした。
あの壮絶なものすごい眺め、一生の中で見ることのできる人は少ないかも?
直後直しが入ってあの恐ろしい巨大なうずも跡形も無くなってしまいましたっけ・・
話は逸れましたけど・・
そういったわけで、考えてみれば・・
子供の頃からなんども通っていた馬頭観音の大きな道標、
写真撮ろうなんて今まで考えたこともなかったのに、なぜか
311の直前にふと思い立って写真を撮ってしまった・・
それも非常に良い写真だったのに・・
それを削除してしまったので、もうあの場所に馬頭観音の大きな道標が
あったことすら伺い知ることのないただの道路に改修されて・・
道路はできたものの、もうあの馬頭観音は2度と作られることもなく・・
記憶の中のものになってしまいました・・
同様に・・
実家を出る少し前に、大雪の中、とぼとぼ産土神の神社まで
歩いて行ったことがあって、その時の
新雪の眺めが美しくて、思わず写真撮ってしまったのですけど・・
去年、その後の大きな地震で写真に収めた石の鳥居も灯篭も
ぐちゃぐちゃに壊れて、今では鉄の鳥居が建てられたと知ってびっくり・・
なので、あの子供の頃からずっと変わらず
その後もずっと変わるはずがないと思っていた
風格のある石の鳥居の景色は、思いがけず写真の中だけのものになってしまったようです・・
あの写真を撮った時には、まさかあの風景がこの先すぐ消えてしまうとは
想像もできませんでした・・・
あの馬頭観音のように・・
その時に撮った雪の中の写真がこちらです。
鳥居
https://30d.jp/ucici/77/photo/1
灯篭
https://30d.jp/ucici/78/photo/1
写真って、その空間を切り抜きしたものなので、
あとで見てみると不思議感があるものもあったりしますね^^
まさかあの風景があの時が見納めとはほんとびっくりです・・
まるでいつもの日々がひっくり返った311の追体験みたいでした^^;
偶然に撮れたいい写真は宝物ですね^^
でも、写真に素敵なものの思い出がのこっているのって、素敵ですね。
昨日、おでかけした際、クリスマスイルミの写真をとったのですが、
前に立っているライトの支柱や、人の頭が邪魔でグーグルピクセルで消せたらいいなぁと
思ったけれど、実際と違うのも、思い出とは違うかなぁ・・とも思いました。
自然の中で偶然に撮れた素敵な写真♬価値が高いので、じかに見れるのは貴重な思い出ですね^^