Nicotto Town



重賞展望


【京都2歳S】4年ぶりに京都内2000での開催。19年こそやや前傾ラップになったけど15~18年は前半5F62秒前後で後半5F60秒前後とスロー。特に中盤はハロン13秒台まで落ちるのはザラでスパート地点も京都内回りとしては遅めのラスト3Fが基本形。これだけやと圧倒的に前有利になりそうやけど、大前提として体力の付き切ってへん2歳馬にとって荒れ馬場での2000m戦は相当にタフやからね。なんぼスローでもスタミナのない馬ではバテるし差しもそこそこ決まるレース。血統もトニービンやロベルト、デインヒルやサドラーといった欧州色の強いスタミナの血が目立つ。

凱旋門賞馬のソットサスを全兄に持つシンエンペラーは東京1800の新馬戦を好位から抜け出して完勝。時計もまずまず優秀やし血統的にも速い上がりが求められる東京よりはタフな内回り2000の方が合いそうなイメージ。ただ全兄はフランスダービー勝ち馬とはいえこの血統で2歳重賞を勝つほどの体力が既に備わってるか、頭の高い独特な走り方だけに京都の下りを上手く走れるかは気になるところ。サトノシュトラーセは新馬戦は東スポ杯2歳S4着やったショウナンラプンタに完敗やったけど未勝利戦は5馬身差の圧勝。ただこの時は重馬場やったし、2戦ともかなりの少頭数やからね。2番人気想定になるほどかな?ってのが正直なところかな。オールナットも新馬戦は重馬場でドスローの逃げ切りで時計も平凡。ただこの日は古馬のレースも含めて速いラップを踏む馬がおらんかった中でのラスト2F11.0-11.3は強い可能性はあるかな。ギャンブルルームは前走札幌2歳Sは前のパワーホールに突き放されたのはちょっと期待外れ感も。ただ新馬戦は荒れた内目を通って後方から突き抜ける強い勝ち方で時計も悪くなかった。荒れ馬場と道悪の洋芝は違うからここなら逆転の可能性は充分あるはず。穴っぽいところならまずはホウオウプロサンゲ。前走アイビーSはドスローの逃げで恵まれたと言えばそうなんやけど、速い上がりを求められて良いようなタイプではないからね。小回りの方が良さは出そう。あとはダノンデサイル。エピファネイア産駒らしく新馬⇒未勝利と距離延長で良さが出たし上がりのかかる競馬で勝ててるようにスタミナはありそう。





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