忍者熊オソの事例の再検討により 新たに見えた課題
- カテゴリ:コーデ広場
- 2023/11/20 19:33:22
おしゃべり・神社:にこ店イベ参加中! 食べに来て下さい♡
もらったステキコーデ♪:20
「肉の味を覚えてしまったヒグマ」の脅威 牛66頭を襲ったOSO18は「人間が生み出した」 対策班リーダーが警告、背景にエゾシカ問題
https://news.yahoo.co.jp/articles/59323a8dab1000076078424f17a97f86a3ccd861?page=4
11/20(月) 10:02配信 47NEWS
↑表題はアレですけど、本文は極めてまっとうでした。
字数の関係でコピペは省略しますけど、要約すると
①オソの行動範囲が予想外に広かった
オソが広範囲に動き回っていたので、1か所で待ち伏せしていても捕まえられなかった
②「みんなが『牛を食べるくらいだから、オソは大きい』と強く思い込んでいた。だから寄せられる目撃情報も少なかった」
つまり 体長2mのクマを目撃していても 報告されなかったので、夜間行動する「忍者ぐま」と呼ばれるほど目撃情報なしとされてしまった
③思い込みにより、オソ特定の手がかりを見逃してしまった
襲った牛のほとんどは体重120~180キロほどと、小柄なものばかり
「むしろ狙った牛を殺しきれないからこそ、複数頭に手を出したのではないか」
↑これは 過去のオソの記事を読んだときに 私も思った
傷つけても即死させることができていないし、あまり食べきれてもいないのは変だと。
だから 今年 人間を襲って土に埋めていた熊の記事を読んでびっくりした
というか 昔話でそういうのを子供の頃に聞いていたから オソの行動は変だと思ったけど
複数の記事が真に迫っていたので そういうもんかなと 思ってしまった私
でも あれは記者の思い込みの作文が真に迫っていただけなのね><
④その結果、今年6月 これまで被害の無かった地区で牛がやられたとき、
「普通のクマ」と判断して 対応し、7月にオソの射殺に成功
8月に 担当者がもしかして?と思って 保管していた件の熊の毛をDNA鑑定して オソと判明
⑤その後 オソの件を再検討した結果わかったこと
・増加するエゾ鹿を駆除しても、駆除後の死骸や解体後の内臓の不法投棄が横行
例えばオソの被害が出た厚岸町では2022年5月、国有林に100頭超分の残滓が投棄されているのが発見された。
理由は 処分費用が高い・安価に死骸を持ち込める処理場が少ないから
・ヒグマは雑食
主に草木の根や木の実などを食べる。
しかし、オソが移動したと思われる経路上に、フキなどの草木を食べた跡はまったくなかった。肉食に執着していたとみられる。
「シカが草木を食べ尽くしてしまうので、ヒグマは他の餌を探す。そのうちにシカの死骸を見つけ、肉の味を覚えたのかもしれない。肉というごちそうを一度食べてしまうと、クマは忘れられない。その延長線として、シカよりも緩慢な牛を狙うようになったんだろう」
(以上要約終わり)
・これまでに出た 北海道のヒグマについての話で、一番納得のいく仮説だと思う。
そもそも 野生の害獣の駆除を、個人ボランティア(猟友会)に丸投げしている行政が悪い。
費用負担も日当も出さずに使役しているのが大問題
「 エゾシカの駆除態勢や処理方法を早急に整備し、適切な個体数調整をしないと「第2、第3のオソはすぐ現れる。オソは突然変異ではない。周囲にもっと大きなクマがたくさんいる。それらが同じように肉の味を覚えたら、人を狙って襲いかかる個体が出てきても不思議ではない」。藤本氏
確かにその通りだと思う
だからこそ余計に 熊の生息地に 観光や登山などで踏み入ってはいけないと思う。
肉の味も、人間が携帯する食料の味も 熊に覚えさせてはいけないのだ。
そして 鹿の頭数管理をしないと、雑食と言いながら草食熊だったヒグマが、『ドングリの豊作不作に関係なく食い物ねえから肉食う!』 になってしまうと、人間にとっても熊に取っても悲劇だ。
昔から 日本でもロシアでも北米でも
クマには、草食・はちみつを食う熊と肉を食う熊の2種類いるというのは 昔話の常盤だった。
ただ なぜ 2タイプに分かれるのかは不明だった。
クマの好みの問題だろうと 何となく思ってたら・・
食える植物系の餌の有無が関係しているのだとしたら・・
かつて 世界遺産登録候補に挙がった北海道のある地区(名前は忘れた)のクマが 人間と平和共存していたのもうなづけるわ
鮭をはじめとする魚と山の恵み(植物系)が 豊富にあれば
家畜や人間を襲う必要がなかったのね。
ただ 昨今は 山の恵みが手に入らないから
肉という餌を求めて 家畜を襲い人まで襲うのか・・
『肉の味を覚えさせてはいけない
人間の食べ物の味も覚えさせてもいけない』
一理あると思う。
だから 本州のクマは 果樹園・農園荒らしに来るのね
植物系の餌を求めて
ちゃんと 地域ごとに、熊の生態と環境を分析して
細かく 対策しないといけないということですね。
「一般論・総論」の落とし穴にはまってはいけない
それでは 本質を見失って 殺るか殺られるかの話になってしまう。
と 思いました。
今回改めて同じことを思いました
野生動物だって 簡単にorおいしいものが手に入るなら そこを目指してやってくる
イノシシも熊も
ってことだったんですね。