Nicotto Town


せんちゃん


「アレックスと私」

2007年に著者との30年にわたる生涯を閉じたアレックス。ガーディアン紙でもその訃報が取り上げられ「平均的なアメリカの大統領よりも賢いことで知られていたヨウムが31歳で早世」の一文に笑った。しかし読み進むと著者がヨウムの研究を始めた1980年代当時、鳥がモノマネでなく自分の意思で言葉を選び会話できると主張するのは科学者として失格だと捉えられていた。読んで感じたのは客観的にその事実を証明することの難しさと研究する資金捻出の難しさ。


最も心打たれたエピソードは彼が入院することになった時、心細そうに小さく「アイムソーリー」とつぶやいたこと。自分がいけないことをしたせいで、著者と離れることになったと思ったのだろう。「アスクル?」と毎回聞いてきたアレックス。本来の寿命より20年短い一生だったというが、普段の彼は自信に満ちて楽しいことが大好きで何より人とコミュニケーションをとるのが大好きだったのだ。この本は動物の「感情」や「抽象的思考」が人間に限定されたものでないことを感動的に伝えてくれる。

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2023/11/18 10:45
もふもふさん、ヨウムの話も驚いたけど「カンジ」っていうボノボの話もびっくりしたよ。
言葉を学習させるために母親と離して育てた猿。その言葉の語彙の多さはすごかったよ。
でも、ある日「母」の単語が出たとたん涙ぐんだの。もう、こっちが号泣だよ。
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2023/11/17 23:01
ヨウムをググって、その説明文を読んでただけでウルウルしちゃったよ~。
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2023/11/17 13:12
ちくちくたん、「ゴーストハント」って名前しか知らなかったけど そういう漫画なんだ。
勝手にバトルものかと敬遠してたわ。読んでみたいわ。
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2023/11/17 13:10
亀さん、傷が生々しいときは無理しないでね。
わたしも3にゃんずの誰かが亡くなったら何もできなくなると思う(´;ω;`)ウッ…
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2023/11/17 11:52
たまらんねぇ。ゴーストハントって漫画も、霊障についての客観的な研究成果を云々ってあって、感情に囚われない事実の積み上げる世界の人は、感情にとらわれる世界に住む人からは理解され難いかもなぁ。
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2023/11/17 10:49
あああああ(´;ω;`)
今はこういう話、ぐさぐさ来ます……。
でもこの本、せんちゃんが登録したときだったかな?から気になってるんだよね。
そのうち読みたいな……。



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