アスーラとアズラーイル 4
- カテゴリ：自作小説
- 2023/11/15 19:04:58
僕たちアズラーイルの一族はみんな子供の頃に「歌」を覚える。
それは僕らの遠い遠い祖先から受け継がれてきた。
古すぎてもう意味がわからなくなっている言葉も多かったけれど。
僕らの祖先の歴史と神龍様との絆が謳われているのだそうだ。
神殿に向かう道を籠に揺られながら、僕は心細さと恐ろしさで声を殺して泣いていた。
すると、籠の隣を歩いていた長老さまが「歌えない者は神龍様の元には行けないのだ」と語りかけてきた。
「お前が選ばれたのは両親がいないからでも、ましてや畸形な体のせいではない。お前が村で一番美しい声で歌えるからなのだ」と。
そして長老様は籠の中の僕になにかほんのり甘い水を飲ませた。
それから、また長い道のりを籠に揺られていった気がする。
後のことは何だかとても眠くてよく覚えていない。
時折、ばさっと何かが落ちたような音が響いた。
枝に積もった雪が風で飛ばされて落ちる音だった。
眠りに落ちる前に、遥か遠くの切り立った山の頂きで何かが光ったように見えた。
周りには誰もいなくなっていた。
僕が入っていた籠は凍った湖の上にあった。
そして、まるで見えないなにかが歩いてくるかのように湖に亀裂が走り、僕の籠に近づいてきた。
僕は凍った湖に落ちた。
続
こめんとありがとうございます！
マッドハッターとマドラー交換希望です。よろしくお願いします！
雑談でも助かります
自分もどうするがよいのかわからないので
できることを行ってみようという所です。
場所はお部屋かにぎやかにならない所であれば大丈夫です
精神的助けになるかはわからないですけどｗ
じゃ、夜8時に以前お話した場所でいいですか？
（実際に見たことはないけど）
にゃんこの髪型、あと6日あればもう一個ゲットできるけどプレゼントする？
私の精神を助けると思って
お時間あるとき少し雑談の相手をしてもらえないでしょうか
よろしくお願いいたします
にゃんこの髪形良いなあ。