ケーキ屋
- カテゴリ:日記
- 2023/11/05 21:11:41
日曜日にケーキ屋でアルバイトしている。
毎週でもなく、本当に月に2,3回しか出ていないのだが、日曜の早番は人気がないらしく、うまくマッチしているようだ。
もう3年以上通っているので、仕事には慣れているし、最初のような失敗はしない! と思っていたのだが、今日は立て続けに失敗した。
シェフがせっかく作ったケーキを崩してしまったのだ。
番重の中に3個しか残っていなかったのが幸いしたが、チョコ味のマカロンの間に生のラズベリーとチョコクリームが挟んであるもので、今日はもう生のラズベリーがないので新たには作れないとのこと。
こういう時、シェフは「おいしく食べてください」と言う。
失敗したものは、罪悪感にさいなまれながら「すみません」とケーキを食べる。
うまい。
だけど店頭に出せばこれは○○円で売れたとわかっているので、本当に申し訳ない。
…だけど、これ本当においしいな。
もちろんこんな失敗しないほうがいいに決まっているんだけど…ものすごくおいしくて、罪の味。
ばんじゅうは板重とか、みんな結構適当に書いています。
戦前は結構いろんな当て字を使っていたようなので、その名残かもしれません。
ケーキ屋でも端っことか余ったものをいただけるのですが、このマカロンは端っこがないのでごくたまに売れ残ったのを翌日いただくくらいで…作りたてのおいしさに悶絶しつつ、ゴメンナサイな感じでした。
秋コアラさん
あまりにおいしくて、また間違って手を滑らせたくなってしまう…いや、いかん。
そんなことしてシェフに失望されたくはないし、なるべく努力する人間でありたい…のにうますぎる…という食欲に振り切った問題かもしれませんよ^^;
シェフは失敗をかみしめろと思っているのかもしれませんが、いやあ噛みしめて反省しました。
こんなにおいしいものを失敗作にするなんて罪すぎる。
♪・・・だいたいイケナイと思うホド 燃えちゃうんだろうけど・・・♪
(JUDY AND MARY 「ジーザス!ジーザス!」)
この歌詞は、食欲ではなく(今回のグリコさんのブログ【日記】の「罪の意識」の源(対象)は食欲ではない、何に対してだろう、難しいな)、○欲に関する「背徳感」の効用(??)に関するモノです。
確かに、「罪の意識」や「背徳感」があると(ある方が)、その行為(「食べる」とか、その他様々な)から得る喜び(?)が増す、というのは、(人にもよりますし、程度も様々ですが)否めない(もしくは否みにくい)事実の気がします^^;
こういう、一見「本質に逆行する(?)」ような付加オプション(?)、誰が考えたのでしょうか(そういう機能【システム、神経回路】はどの様に、備わったのでしょうか)^^;?
ばんじゅうって、そういう漢字なのですね。
私の勤めてたお惣菜屋さんはこないだつぶれちゃったのですけど、余ったヤツとかもらえたりまかないで食べられたり、嬉しかったの思い出しました。働いてる最中だからなんですかね、格別に美味しく感じますよね。