最近あったちょっと幸せな出来事
- カテゴリ:今週のお題
- 2023/11/05 15:42:04
なんかあったかなぁ・・・
先日、子供たちの遠足の帰りに付き合った時の話です。
皆バテバテの帰宅でした。
一年生と二年生の帰りで
二年生は一年生の面倒をみて帰りなさいと先生からのお達しがありました。
そんな中、一人走って帰る子が・・・
二年生男子です。
皆が「〇〇君!!止まってっ危ない!!」と何度叫んだことか
一年生は二年生に追いつく元気もなく
他の二年生は先生に言われた事を守ろうとうろうろ・・・
私がおっかけて捕まえます。
一年生も心配なんで、つい手首をつかみ放しません
もちろん嫌がり、放すと走る、前見てない。
手首を噛むしぐさまでします。
内心『彼にしてみたら、しらん婆ぁだからなぁ…』
顔はお互い知ってはいるんですが、親しくはない
私は毎年一年生を重点に動くので、学年が上がると
それなりなのです。
最後の大きな横断歩道を渡し、すっ飛んで帰る彼を尻目に
後ろにいる子達に戻りました。
彼は特別クラスにいる子です。
その事を先生に伝え、その日は帰宅。
帰ってから、この手の子は掴まれれば掴まれるほど嫌がるからなぁ・・・
と反省。もうちょっと仲良くならないと
いう事聞いてくんないわ・・・
次の日の夕方
その彼が一人私の所にきて
「ごめんなさい」というので思わず辺りをキョロキョロ
先生がいると思ったのです。
誰もいない。すごい一人で来た!それも私を見つけて!!
「手、強く掴んでごめんね。痛くなかった?」
「ううん。痛くなかったよ」
「言いにこれて、偉いね、ありがとう。」
「うん。じゃあね」
「うん、また明日」
彼のお母さんは出産したばかり
出産前までは、登下校に付き合ってました。
最近の学校のスタンスは「登下校は管轄外」が基本
それでも、先生方も心配なのか時間があるとつき添います。
彼もできる事を増やすために
その場に任せる事をしないと成長できません。
今、登下校にボランティアを頼むという話が各地で進んでいると
思いますが
子供の足が速くて、ボランティアを頼める年齢の人だと
体力が持たないという・・・・
最近のニュースとか聞きながら
子供にやさしく、地域に根差して
が如何に難しいかと感じてます。
先生に話した時に「謝るよう、叱っておきます!」って言ってくださって
彼も叱られても叱られても出来ない事知ってるんで
「いやいや、知らない人に手をつかまれれば・・」というと
先生ますますご立腹で(ーー;
彼が謝りに来る時に私を認識できていると思うのですが
視線が合わないんですよね・・・
うん、本の通りだ・・・と内心苦笑してしまう。
彼の将来を思いつつ、応援してます。
数の論理だと思うのだけど、一人で行動してると
「え?もしかして違う?」と感じてしまうのだよね~
負けちゃいけないと思うんだけど(ーー;
彼、ちゃんと顔の認識が出来るんですね^^
それって、私からすると凄いなぁって思います。
息子は顔の識別や場所(位置の把握)が弱いみたいで…。
ある程度すれば顔を覚えるけれど、違う方の名前とセットで覚えている事があり
私との会話がちぐはぐだっり^^;
謝りに来たと言うのは自分の判断?
先生から「会ったら謝るのよ」と言われていたのかな?
どちらにしても偉いなぁ。
まだ小学二年せいですものね。
障害がなくとも出来る子は多くないように思います。
さゆたまさんの思いが伝わってくれたのかな。
自分を心配してくれる人だって^^
一般常識かな?
例えば、昔は高齢者の方やお身体が不自由な方に、席を譲るのは
普通に誰もがすることだと思っていたけれど。。。
最近はバスや地下鉄でも若い人たちが堂々と高齢者のシルバーシートの席に座って
平気な顔でスマホを夢中にいじってゲームをしてるもの^^;あれにはびっくりだわ
モラルってなんだっけ~ってほんと思う。
自分が変なのか?と思う事もしばしば・・・ふぅです。
そうだね~~~昔は一般常識として、いちいち告知や公示しなくても
解る大人が多かったですが、いつからかその手のような迷惑行為の表示をいちいち
広告や開示しないと辞めない、昨今の若者のガキ科?
モラルのレベルの低さに驚きますよ^^;
スマホが普及したのも否めないんだよね。
防衛の方も、痴漢のほうも。
撮ってすぐアップできる、編集できるって
カメラがフィルムの時代では考えられないから・・・
ひと昔前なんて、カメラ構えると「取ってーーー」と子供群がってきて
後で「これ誰?」なんてありましたが
今は、アップされると人権問題絡んでくるんで、スマホ向けただけで、逃げます。
そうするよう、教えているのもありますが。
変な世の中だと思う。
今ほど痴漢&盗撮、ストーカーそれも小学生にまで年齢が広がって。。。
全く情けないやら、お母さんも大変やらですね^^;
働かなきゃ、家事もしなきゃ、子育ても目を光らせなきゃ。。。
これじゃあ、結婚する人がいなくなるわけですよ^^;
私は子育ても卒業しましたが、今独身なら、やはりこんな状況のなか
結婚しませんしね。
先生方も親が成績に血眼になっているので、昔と違い先生も仕事が増えて
お互いのストレスが悪循環を生んでいる気がしますね^^;
うん、この手の子は大変で。
かといって支援学校へ行くほどでもないし、この子もなんだろうけど
中学にいく頃には、この「走って帰る」のはなくなるんだよね。
ともかく酷いのは3年生ぐらいまで
成長が遅いんだな、これが。
いやいや、バイト代もらってるんで
何とかやってるだけです(^^;
これね、ボランティアだったら割に合わないと思うし
出来ない。ちょっと大変な事を頼んだり頼まれたりできるのは
やっぱりお互いに金銭がかかってるの知ってるからです。
だから「ボランティア募ってやっておけ」は私にとっては、ご都合主義です。
最近のお爺ちゃんやお祖母ちゃんは怒らないのです(^^;
下手に怒ると『虐待だ』と言われかねないの知ってるから
この前の、不審者情報なんて小学生女子に時計持ってるか聞いただけで
通報が来たっていう・・・・・
難しい時代です。
時々『ケガしても文句は言えない』と感じるときも確かなのです。
ともかく『帰る』のが頭の中でいっぱいで
そのほかの情報が入らない。
手首を噛もうとして、ためらっているのを、2度3度みて
頑張ってんだな・・・と思ったです。
それも先生に伝えて、先生は平謝り
本当は先生が付く予定だったんですが、その子だけが手がかかるわけではない。
だだね
彼が生まれた妹の事を嬉しそうに話してくれるの聞いてると
『兄ちゃん、がんばるか』
と思うのです。
うん、エライ!!
彼にとって一人で判断して行動することは
すっごい事なのです。誰かに連れられてじゃないのが、すごいのです。
さもあらんかーと思ってしまいました。
それでもちょっとずつ成長はしているんですね。そんな子の成長に沿った介助をしていってる地域は偉いと思いました。
難しいですね。
うちの母80歳が住んでる地域は、子どもたちが帰宅時に「おかえりー」って道に立って声をかけるボランティアの「見守り隊」があるけど、付き添いはないなぁー。
子どもたちが安全に安心に育つ環境、社会で守っていけるといいなぁ。
でも、その陰にある現実の難しさが
「ちょっと幸せな出来事」を幸せなままにしていない。
現場にいる人だからこそ感じられること、わかることだな、と思いました。
子どもに優しい世界になるためには
彼らの心の内に目を向ける余裕が、大人に必要なのでしょうね。
少しずつ、できる事が増えるといいですね。