昨日の日本シリーズ第２戦は初戦と真逆の０－８で良いところなし。絶対的なエースはおらんけど先発の５，６番手でも力のある投手が揃ってるのが阪神の強み。甲子園での３連戦勝ち越せるはず。週末の重賞はアルゼンチン共和国杯、みやこS、京王杯２歳S、ファンタジーSの４つ。それに加えてアメリカのBCに日本馬が参戦、金曜はJBCと忙しい。

【アルゼンチン共和国杯】序盤～中盤全くペースが上がらず３F瞬発力戦になった１８年、序盤流れたものの中緩みが激しくスパート地点が遅かった２０年のようなイレギュラーはあるけど中盤までスローで流れての４～５Fロンスパ戦が基本形。２４００と比べると坂越え２回になることでスタミナの要求値は上がるし極端な速い上がりにはなりにくい。血統を見てもステイゴールド系、トニービン、ロベルトといったスタミナ色の強い血が目立つ。

ゼッフィーロはここ２走はロンスパの流れで決して差してこられへんような流れやなかったことを考えれば物足りひん感もあるけどそれによって今回そこまで斤量を背負わされへんのは悪くない。位置を取れる馬ではないしスパッとは斬れへんからスパート地点が遅い流れになると厳しそうではあるけど。ヒートオンビートは２０００辺りではスピードやキレが不足、長距離やとスタミナ面で厳しいから中途半端なこの条件がベストでこのコースでは1.1.1.0。ただ斤量５９キロは流石に厳しいし鞍上が木幡騎手というのも陣営に勝負気配があるのか疑問が。ディアスティマは同コースの目黒記念ロンスパの形やから決して恵まれたわけではないけど単騎でスローに落とせたのは良かった。今回は同型馬アフリカンゴールドとの兼ね合いが鍵。東京コースはそんなに合うイメージではないかな。マイネルウィルトスは同一昨年の２着馬ではあるけど上がりが掛かってなんぼのタイプやからね。今の馬場やと中盤速い流れになるかかなりのロンスパ戦になるか、展開に注文はつきそう。テーオーロイヤルは能力の元値はここでは最上位の１頭やし適性も充分。ただほぼ１年ぶりのレースで斤量５８．５キロは楽ではない。穴っぽいところではまずインプレス。前走はプラス１２キロの馬体重に加えて早めに外を回しながら足上げたのが敗因。スローを溜めて良さが出るタイプで距離もこなせるはず。あとはこれも同型馬との兼ね合いにはなるけど単騎で気分良く行けたらしぶといアフリカンゴールド。前走も早めにペースアップしたことを考えれば恵まれたわけではなく衰えはなさそう。あとはアーティットは距離的に忙しそうやった前走そこまで負けてへんあたり力はつけてる。