霜降
- カテゴリ:勉強
- 2023/10/24 01:18:33
こんばんは!24日(火)は、北日本から西日本では広い範囲で晴れるでしょう。
ただ、午後は東北南部から北陸や中国、四国では雲が広がりやすく、
所によりにわか雨や雷雨がある見込みです。
南西諸島は雲の多い天気となり、所によりにわか雨があるでしょう。
【10年前は何をしていましたか?】
A、景色の良い所へドライブに行っていました。
【霜降】 そうこう
☆霜降は文字通り「霜(しも)が降(お)りるようになる頃」の意味があります。
北海道や山間部等では、実際に霜が降り始める頃です。
<概要>
〇霜降
この時期になりますと気温がグッと下がりまして、
空気中の水分が凍りまして草木の表面や地面に付くと霜になります。
この一つ前の節気は「寒露(かんろ)」といいまして、
寒くても凍っていない露(つゆ)でしたが、
霜降では凍りまして霜になります。
〇2023年の霜降の時期
10月24日(火)~11月7日(火)です。
霜降は二十四節気の一つで、毎年10月23日頃~11月6日頃にあたりますが、
日付が固定されている訳ではありません。
〇二十四節気
季節の移り変わりを知る為に1年を約15日間ごと24に分けたものですが、
太陽の動きに合わせて1年を24等分して決めるので一定ではなく、
1日程度前後することがあります。
又、霜降といいましても霜降に入る日を指す場合と、
霜降(二十四節気の第18)から立冬(二十四節気の第19)までの
約15日間を指す場合があります。
二十四節気では霜降の前は草木に冷たい梅雨が降りる頃の「寒露」で、
霜降の次は暦の上では冬になります「立冬」になります。
@走行前後の二十四節気の移り変わり
寒露 → 霜降 → 立冬
〇七十二候における霜降の初侯、次侯、末侯
二十四節気をさらに3つに分けられた七十二候は、
霜降の間にこのように移り変わります。
2023年の日付です。
@初侯:霜初降(しもはじめてふる)10月24日頃(火)
山里に霜が降り始める頃です。
草木や作物を枯らします霜を警戒する時期になります。
俳句で「初霜」は冬の季語です。
★初霜の俳句
・一つ葉に初霜の消え残りたる 高浜虚子(たかはまきょし)さん
・初霜の金柑残る葉越しかな 芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)さん
・初霜やわづらふ鶴を遠く見る 与謝蕪村(よさぶそん)さん
・初霜や菊冷え初むる腰の錦 松尾芭蕉(まつおばしょう)さん
・初霜や落葉の上の青笹に 泉鏡花(いずみきょうか)さん
@次侯:霎時施(こさめときどきふる)10月29日頃(日)
時々小雨が降る頃です。
「霎」を時雨(しぐれ)と読むこともあります。
一雨(ひとあめ)ごとに気温が下がっていきます。
@末侯:楓蔦黄(もみじつたきばむ)11月3日頃(金)
楓(かえで)や蔦の葉が色付く頃です。
晩秋の山々は赤色は黄色に彩られまして、紅葉狩(もみじが)りの季節です。
☆俳句の季語
・薄紅葉
・初紅葉
これらの言葉がありまして、
色付き始めた情景を巧みに捉えた言葉があります。
≪薄紅葉を使用した俳句≫
・中腹の宮あり詣で薄紅葉 上村占魚(うえむらせんぎょ)さん
・薄紅葉薄黄葉へと差を始む 蔦三郎(つたさぶろう)さん
・智照尼は昔知る人薄紅葉 高浜虚子(たかはまきょし)さん
・色付や豆腐に落て薄紅葉 松尾芭蕉(まつおばしょう)さん
・鴨池につき出し山の薄紅葉 高野素十(たかのすじゅう)さん
≪初紅葉を使用した俳句≫
・戸隠は花鳥道場初紅葉 西本一都(にしもといっと)さん
・ダム広き裏大雪や初紅葉 鮫島交魚子(さめじまこうぎょし)さん
・初紅葉典座の膝を正したる 石蔦岳(いしじまがく)さん
・初もみぢ馬に跨る親王に 高澤良一(たかざわよしかず)さん
・老櫻のまづ一枚の初紅葉 川口厚子(かわぐちあつこ)さん
〇霜降の過ごし方、歳時記
@霜降の期間内
★読書週間:10月27日(金)~11月9日(木)
読書を奨励する期間で、文化の日をはさみました2週間です。
戦後間もない昭和22年に開始されまして、
広く親しまれるようになりました。
秋の夜長は読書に適している為、
「灯火(ともしび)親しむ」という言葉があります。
☆ハロウィン:10月31日(火)
ハロウィンは、秋の収穫祝いと悪霊払いをする古代ケルトの
行事に由来しています。
日本でもカボチャのランタンや、仮装を楽しむ子供達が増えてきました。
★文化の日:11月3日(金)
日本国憲法が公布されたことを記念した日です。
「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として制定されました。
皇居で文化勲章の授与式が行われまして、
各地で芸術文化に因みました行事が開催されます。
〇冷え込み、紅葉、風
@冷え込み
朝晩の冷え込みが厳しくなりまして、日が短くなったことを実感出来ます。
見下ろした地面には白い霜、見上げた木々には色付いた葉が広がる
紅葉の季節です。
@紅葉
一般的に紅葉は朝の気温が8℃前後を下回る日が続くと始まります。
朝晩の冷え込みが増す霜降の時期が紅葉の時期と重なるのはこの為です。
@風
木の葉を巻き上げながら冷たい風が吹く様子も見られます。
晩秋から初冬にかけて吹く北寄りの強い風は「木枯らし」です。
☆木枯らし
冬の季節風の走りですので、吹く期間はそれ程長いものではありません。
〇霜降の行事や過ごし方
@酉の市(とりのいち)
日本各地の鷲(おおとり)神社で「酉の市」が開催されます。
これは毎年11月の酉の日に行われる開運招福、商売繁盛を願う縁日です。
様々な大きさの熊手(くまで)が縁起物とされます。
酉の市は12日ごとに巡ってきます為、11月に3度行われる年もあります。
その場合・・・
・1度目:一の酉
・2度目:二の酉
・3度目:三の酉
「一の酉」が霜降に含まれます。
問題 霜降の旬のものはOや柿です。
Oに含まれます魚種を教えてください。
1、鮪(まぐろ)
2、鮭(さけ)
3、鱈(たら)
この時期に産卵の為に戻ってきたOは「秋O」と呼ばれ、
サッパリとした味わいで美味しいです。
Aや白子もこの時期が旬です。
〇A
Oや鱒(ます)等の魚卵のうち、筋子の卵巣膜を取り除き、
産卵前の熟した卵を1粒ずつに分けたものを指して呼びます。
別名、バラ子とも呼ばれています。
一般的には加熱加工をせずに塩漬けや醤油漬けにして食します。
@Aの語源
ロシア語の「魚卵」「小さくて粒々したもの」からです。
日本ではOの卵をばらしたもののみを指しますが、
ロシアでは魚卵全てを含み、
Oの卵は「赤いA(クラ―スナヤ・Aー)」と呼ばれています。
ヒント・・・〇正解の魚種
伊達政宗公や徳川光圀公がOの皮を好み、
「皮が一寸あるOがあるなら領土と取り替えても良い」と
いったという話もあります。
@Oのムニエルの作り方
①Oの両面に塩を振り、10分程置く。
②①の酒の両面に薄力粉を薄くまぶす。
③フライパンにサラダ油を入れて熱し、皮目から焼く。
④裏返して焼き、バターを加えてアロゼをする。
お分かりの方は数字もしくはOに含まれます魚種をよろしくお願いします。
こちらも2番で正解ですね。
連勝ですね、おめでとうございます(祝)
そうですね、秋鮭は美味しいですね。
鮭の料理が新潟県村上市には100もあるのですよ。
覚えるのが大変ですよね?(苦笑)
はい、現在16℃です。
ノエママンの所も冷えているはずですので、
どうぞ暖かくしてお過ごしくださいませ。
週ド真ん中水曜、お疲れ様~☆彡(_´Д`)ノ~~オツカレ♪
2、鮭(さけ)☆彡(`・ω・´)b
秋鮭ウマイもんね♪(^_-)-☆
無理せず無茶せず体を労わりつつ、木曜もガンバルンバ~♪◡( ๑❛ᴗ❛ )◡ルン♥