釣り師ジュンチャンと世界を巡る 第5回 モンゴル
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2023/10/19 05:51:30
モンゴルは一言で言えば、世界一を誇る遊牧の国、そしてそれを育む豊かな草原の国というイメージです。
思い出す人物は白鳳、鶴竜、朝青龍など相撲力士ばかりで、日本人代表なら開高健、そして司馬遼太郎かな。
開高健はモンゴルへ出かけイトウを釣り上げた。
司馬さんは大阪大学モンゴル語学科を出ています。
開高健と司馬遼太郎の対談を読んだことがありますが、面白い話がいっぱいありました。
たとえば、遊牧生活にはバス、トイレ、キッチンが無い。
ウンコは外でやり、蒙古犬がウンコの始末をする。
ウンコは石ころか木切れで始末する。
人は風呂に入らない、鳥は木に留まらない。
草原が主役で、草原、ただそれだけ、それが、モンゴルです。
遊牧生活は簡素そのもの。
とにかく2~3日で異動しないと羊があたりの草を食い尽くす。
来年草が生えない場所にしないためゲルでの異動生活を生涯続ける。(そんなんで、肉(羊)料理なのに、香辛料もない。塩味だけのあっさり味、ジンギスカンも塩味だけ?)
イトウを求めての開高健のモンゴル大紀行は1986年と1987年の2年に渡りました。
1986年はモンゴル奥地のアルハンガイ山地を流れるチョロートゴル(石の川)やソムンゴル(弾丸の川)で釣り、蒼天の神テングリの恵みで最後の一日二匹のイトウに出会う奇跡が生まれました。
1987年はエニセイ川の源流シシキド川で大漁となりました。(神の意に沿う6月の釣り・・・・)
この2年後の1989年、開高健は57歳の生涯を終えるが、この突然の死の原因は、実は開高健の幻の探検紀行計画となった「ゴルバン・ゴル(3つの川)計画」でのチンギスハーンのタタリとの噂も、釣り師の間では出ていたようです。
皆さんはモンゴルと聞いて、何を思い、何処を旅してみたいですか。
今はコロナの時代で、もう当分旅に出ることもできないだろう。
そんな悔しい気持ちから、せめてネットで世界中を旅することにより
「旅するように人生を生きていたい」という釣り師の少年の頃からの夢を
実現してみたくて始めた「釣り師ジュンチャンと世界を巡る旅」です。
「 釣り師の遊び心」から始めたものですので、気楽に簡単に考えて
適当に遊びに付き合っているつもりでコメントしていただければけっこうです。
釣り師はホントに気楽な人間ですので、気楽に付き合ってください。
そして、気楽にコメントしてください!(^^)!
釣り師は実際にモンゴルにいったことはありません。
開高健と釣りビデオと若干の書物からの知識で、それでもモンゴルには憧れるところがあり
願わくば開高健のように「イトウ釣り」の旅をしてみたかったのですが
現実的には不可能なので、今でも開高健の「イトウ釣り」のビデオを見て
モンゴルに行った気持ちになってます。
イトウ釣り場にはその時、風にのって流れるホーミーの響きが・・・・・。
想像力さえあれば、コロナの時代でも気分のいい釣りを楽しめそうですネ!(^^)!。
グラシー8
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2020/06/26 15:08
まるで雑誌か新聞で読んでる気になりました。こんな話がこんなところで聞けるだなんて。
とても書こうと思ってもかけることは、こんな内容では皆無、こんな皆さんの投稿で読ませていただくのが精一杯で、いざ書いてみようと思っても我がプライバシーを皆に吹聴するなんて・・と引っ込めてしまいたくなることばかりで文章にしようとするのが億劫になって書けません。しかも台湾は知らないな。まだ、ヨーロッパも旅してみたいし、またアメリカにも行ってみたい…どんな変わったか・・・少しコロナ禍で行くわけにいきませんが。
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2020/06/25 16:46
私もまずは、草原の国のイメージが浮かびました。
そして、風にのって流れるホーミーの響き。