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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 347 お母さんの知能

なにかしらを子供としてたら、「も~、おかーさんって、あたまわるいからなー」と、子供が仕方なさそうに言い捨てた。子供のは~も、まったく疲れるわ~みたいな雰囲気をみかねて、私は


「おかあさん…あたまわるくて…ごめんね…(笑いをかみ殺して)」
というと、子供は天使だった。爆笑してしまいそうな私に

「いいよ。だいじょうぶだよっ」

って、本気の励ましをしてくれた。それはも、冗談でもなんでもない感じだった。冗談ではない、というところに私はもう、笑いが…。もう、思い出して近頃ずっと思い出し笑い。おかあさん、頭が悪いと思われている。それを、本気で「しゃーねぇな」みたいな感じで子供に情けをかけられてました。立派な大人として尊敬されない親で、本当に申し訳ありません。こんな親でごめんね…とどこかに隠れたくなりました。子供は真剣で、なんのてらいもなく腹の底から純粋にただただ、痛恨に本気の、

「あたまわるい」
とド直球な単なる感想を言ったのだ。
そんな子供に、そこらへんが私の遺伝子なのかな。と思ったりして、もう少し湾曲表現を覚えるとか、そういう小賢しさはまったくない子供。素直でいい!と思いました。
 頭悪いということを、おかあさんが気にしてる感じにすると、子供のほうでは、なんだか悪いことしたな…みたいな声音で、本気で「そういうのでもいいよ」って母に言ってた子供。まったくぜんぜんそんなフォロー望んでないし不必要なんですが、そんな子供の世界で一番無駄な、そのきれいな心のする無駄すぎるそんな思いやりの励ましが、人間って不思議な生き物だなとか、NHKの壮大な自然地球とか、みたいな、そんな感じのレベルで、神秘…とおもう瞬間です。そんなような子供の本気の真剣なまなざしに、私はもう、思い出し笑いが続く日々です。




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