ヒラマサ
- カテゴリ:占い
- 2023/09/25 17:47:35
ニコットおみくじ(2023-09-25の運勢)
こんにちは!九州と四国は湿った空気が流れ込んで雲が多く、所々で雨。
本州と北海道は晴れる。
西日本の広い地域で真夏日になる。
沖縄は雨のち晴れで、夜は再び雨。
【ヒラマサ】 平政 平鰤 Seriola lalandi Valenciennes,1833
Yellowtail、yellow anmberjyack
☆スズキ目スズキ亜目Percoidea上科アジ科Naucratinae(ブリモドキ)亜科
ブリ属に属します魚種です。
<概要>
〇ブリ御三家
ヒラマサはアジ科ブリ属の一種で、
ブリ、カンパチと共にブリ御三家と呼ばれ、
損垢でも最高峰とされている青背魚です。
一般的にはブリやカンパチに比べまして知名度は低いですが、
その味の良さや獲れる数が少ないこと等から高級魚として扱われまして、
主に寿司店や料理店で扱われています。
〇生態
暖海性の大型魚で、世界中の温帯から亜熱帯にかけての海域に分布していますが、
熱帯の海域にはほとんどいないとされています。
@分布
日本の近海では北海道辺りを北限として、
日本海側、太平洋側、瀬戸内海、東シナ海等で漁獲されています。
@生息・食性
沿岸や沖合の比較的浅い所を小さな群れで生息しています。
遊泳速度は50km/fにも及ぶとされておりまして、
アジやイワシ、サバ等を追いかけて捕食しています。
@産卵期
春から夏にかけてとされています。
孵化しました稚魚はブリと異なりまして、
流れ藻等には寄り付かずに海中を泳ぎます。
@寿命
約10年です。
〇特徴
ヒラマサは味かの中では最も大きくなる魚として知られています。
一般市場に流通しているものの多くはブリでいえばイナダサイズの物から、
ブリと同じくらいのものまであります。
@味
ヒラマサはブリとは異なりまして、割と小さくても味が良いです。
@形
ヒラマサはブリとよく似ていますが、
体形は同じような紡錘形でブリよりも側扁しています。
①ブリ :口元の角が三角に角ばっています。
ヒラマサ:角がやや丸みを帯びています。
②胸鰭の長さに対し、腹鰭の方が明らかに長いです。
③口の先から鰓蓋の端までの幅が体長に対してブリよりも狭いです。
@体色
青背の魚らしく、背側は濃い青緑色で腹は銀白色をしています。
体側にははっきりとした黄色の太い縦帯があります。
〇漁獲時期・旬期
ヒラマサは暖海性の回遊魚で、
九州等の南部では通年水揚げがありますが、
東北等、北の方では夏に海水温の上場に合わせて北上したものが漁獲されます。
その為・・・
漁獲量で視ますと水温が上がる初夏から秋口にかけて多くなり、
出盛りの旬となります。
又、ヒラマサはブリと比べると季節的な味の変化は少なく、
ほぼ通年美味しく食すことが出来ます。
一方、ブリは冬に脂がのったものと比べますと、別物のように身質が落ちます。
そこで、夏場に沢山獲れ、しかもヒラマサはその時期でも美味しいということで、
一般的には初夏から夏が旬とされています。
一方、産卵期でみると春から夏にかけてですので、
脂がのる時期という意味ではブリと同じように冬といえます。
しかし、寒ブリ程極端な脂ののり方はしないです。
〇目利きのポイント
@活き締めされたもの
ヒラマサは一般的に刺身で食すことが多く、
生食の場合は活き締めされ血抜き処理がされたものを選びます。
又、ヒラマサは小さくても美味しいのですが、
2kgから5kgまでのものの方が美味しく、
それ以上のものは刺身にはおすすめ致しません。
さらに大きい物は̪シガテラ毒のリスクが出てきますので、
注意が必要です。
★シガテラ毒
シガテラ毒といいましても、実は20種類以上あるといわれています。
中でもよく知られています毒素が「̪シガトキシン」です。
このシガトキシンをはじめとした毒素が、
神経伝達異常を起こさせるとされています。
この毒素を持ちますプランクトンは主に暖かい海域に生息している為、
食中毒症状が報告されるのは沖縄等の地方が多いです。
̪シガトラ症状
主な食中毒症状は・・・
・下痢 ・嘔吐
・関節痛 ・眩暈(めまい)
・痙攣(けいれん) ・ドライセンス・センセーション
ドライセンス・センセーション
温かいものに触れているのに冷たいものに触れているように感じる症状です。
シガテラ中毒になると発生しやすいとされています。
体に入れてから1~8時間程で発症するケースが多いですが、
2日以上置いてから発症する例もあるとされています。
発生地が沖縄から北上している。
シガテラ毒が報告されている地域は沖縄だったのですが、
近年では北上傾向にあり、本州でも報告されるようになりました。
これは温暖化によりまして、
原因でありますプランクトンが北上した為でないか?といわれています。
鹿児島県等でも発生報告がありますので、
南の地域に住まわれている方は特に注意してください。
シガテラの由来
スペイン人がシガという巻貝による食中毒を、
シガテラと呼んだことが由来とされています。
シガテラ毒が有るか無いかの見分け方
シガテラ毒を保有します魚は400種類以上
毒を保有します魚はどれか?と気になります。
特に食物連鎖の頂点に立つ大きな魚が沢山の毒素を溜めていると
いわれています。
又、大きな魚に食される前の、
少し小さな魚は勿論毒素を持っている可能性があります。
一般的な見分け方は大きさや重さ
毒素を持ってはいても、沖縄ではよく食される魚が沢山います。
大型魚は美味である場合が多く、
巨大サイズでなければまだ毒素が濃縮され切っていないと
判断して食す場合があります。
その判断基準としてよくいわれているのが、
約2kg以上の魚は有毒率が高まり、危険という基準です。
これは大体の目安で、よくいわれる基準です。
問題 養殖の「ぶり」「かんぱち」のにも分類されないぶり類。
「ヒラマサ等」を含むもので、
養殖収穫量(2018年)の中で2位の都道府県を教えてください。
1、鹿児島県
2、香川県
3、熊本県
<その他のぶり類 「養殖収穫量(t)(2018年)」の都道府県ランキング>
順位 都道府県 収穫量(t) 占有率(%)
全国 4665 100
1位 長崎県 1516 32、5
2位 ここ 1452 31、1
3位 大分県 913 19、6
4位 愛媛県 521 11、2
*海面漁業生産統計調査(農林水産省)より抜粋
ヒント・・・〇有限会社坂下水産 さん
住所:肝属(きもつき)郡錦江町(きんこうちょう)750-15
電話番号:0994-22-2100
受付時間:8:00~18:30
錦江湾の恵みを沢山受けて育った、
坂下水産自慢のヒラマサ・かんぱちをご紹介!
@ふる里館
肝属郡錦江町神川780-1 0994-22-2122
ヒラマサ 一尾ブロック 7500円(税込)
お分かりの方は数字もしくは「その他のぶり類」の中で、
養殖収穫量が2位の都道府県をよろしくお願いします。