転院
- カテゴリ:日記
- 2023/09/07 23:06:16
何とか転院してきた。
両方の病院の手続きや書類が多いのには閉口したが、母と補い合って何とかなった。
経過など、毎週いろいろあるので正直覚えていられるものではない。
だけどここで日記にいろいろ書いていたおかげで助かった。
本人のベッドの脇で万一の時にどうするかを聞かれるのには参ったが、いざというとき、積極的な治療はしないと確認する。
お父さん。
この人生、悪くなかったと思ってほしい。
なるべくたくさんあなたの足をさすって、手を握るよ。
父は転院のことをわからなかったようで、介護タクシーの中で家に帰るのかと聞いてきたりしたが、新しい病室に収まると「今度はここにいればいいのかな?」としばらくきょろきょろしていた。
万一の時のこととか、明らかに聞いてその時は理解していたような気がする。
手を握ると、しばらくしてから握り返してきた。
ここでリハビリをして、ベッドから車いすに移動できるようになって、なるべくなら玄関の1段の上り下りができるようになったら最高。
そうしたら家に帰るし、ここの病院はおやつを持ってきてもいいんだって、というと「おやつだいすき」でいっぱいになったようだ。
病院隣のスーパーでオムツとおやつを買っている間に看護師さんが車いすで病院を案内してくれ、おしゃべりや歌を楽しんだらしい。
2週間リハビリをしたら、大体どの程度回復できるか見通せるから、また目標を設定すること、母は来れるときは来て、人工肛門の交換になれること、私もやり方を覚えること。
そんなことを話しているうち時間が経って、7時過ぎに戻ってきた。
私は週1しか通っていないので、母や秋コアラさんより負荷がかかっていないのです。
父は血行が悪くなっていて、いつも手足が冷たくて。
>お父さん。
この人生・・・
この3行(の文章)、ジン、と来ました・・・。
勝手に願わくば、グリコさんがこんな気持ちを持てる時間が・・・^^。