ケーキの恨み
- カテゴリ:日記
- 2023/08/13 20:17:54
今日、ケーキ屋でバイトをした時、あまりケーキをいろいろいただいた。
いわゆる、期限切れケーキだ。
普段は売り切ってしまうケーキが、天候の都合などで売れ残ってしまうことがある。
私は日曜しかバイトに入らないので、土曜日にはなかなか売れ残ることがない、貴重なケーキだ。
(ちなみにホールケーキが残ってしまったときはメールで知らせてくれるので、そういうのを平日にいただきに上がることもある。だからうちではホールケーキをいただくほうが圧倒的に多い。)
特に季節のケーキは入れ替わりが多いので、実は一度も食べたことのないケーキもある。
材料とか調べてはいるので、お客様には「こういうケーキなんですよ」とご案内したりもするが、やはり食べたことがあるかないかでは違うから、機会があれば味見したい、と思っていた、そのケーキをいただき、大喜びで冷蔵庫にしまった。
そして家事をいろいろこなして、さあケーキタイムだ!
三男も料理関係の大学なので、いろんなものを味見させたい。
と二人して楽しみにしていたのに。
旦那が新作のケーキばかりを食い漁っていたのだ。
筆舌に尽くしがたい悲しみ。
なにしろ彼は新鮮な桃と缶詰の桃の区別もつかず、なんか缶詰の桃が乗っていたとか言いやがるのだから。
そんなバカ舌なら、何個もある定番のケーキを食べていればいいじゃん。
なんで1個しかない珍しいやつを3個も食い漁るんだよ!
ものすごく残念過ぎて、ほかの日記が思いつかない。
恨みはありますよ。
だけど子供に道理を説いてもむなしいだけです。
子供舌に道理を説いても。
彼の見えるところにおいてしまったのが間違っていたのです…。
遅いコメントでスミマセン。
グリコさんの言わんとされる事が、ものすごくよく伝わります。
グリコさんがいつも書かれる文章とは違う、何というか、グリコさんの言語中枢が乱されるほどの感情の「混乱」、純粋な「当惑」が感じられます。
タイトルに使われている「恨み」(ご主人への)はあまり感じられません・・・。
しかもがっかりしていたら「こんなのどれも一緒じゃん」との放言。
君と違ってこちらは違いを分かる舌を持っているのでね。
特にシェフのケーキは何層もいろんな材料の部分があるので、食べながら原料とか酒の種類なんかを二人して推理して、最後に原材料を確認して一喜一憂するのが楽しみだったのです。
次回はもう売ってないのに…