シュガータイム
- カテゴリ:小説/詩
- 2023/08/09 00:27:37
考え事をしていた
夏の暑い午後
ねぇアイスが溶けてるよ
何ボケーっとしているの
そういう君は食べるのが早いね
口の周りにアイスをつけちゃってさ
彼女は舌でペロッと唇をなめた
半分食べてあげるよ
フフッと言いながら
頭を寄せて僕のアイスにかみついた
と溶けかかっていたもう半分が
紺のワイドパンツに棒から落ちた
ああっ・・・
ヤバいと声を上げる自分
っぷ・・・と彼女は吹き出した
アイスがさらに僕の白いTシャツに飛び散った
彼女は笑い転げた
赤い花が咲いたぁ~
お前なぁ~
買ったばっかしだぞ
ゴメン
反省してます
付き合って半年
最近はマンネリ化
今日はこれからどこへ行こうかと考えていた
考えすぎてアイスが溶けた
しょうもないやつだ
でも僕は彼女が好きだ
ねぇ
僕の着る服を一緒に選んでくれない
白のTシャツは
裏返して着ちゃえば
じゃぁパンツはどうするの
これも裏返して穿けってか
確かに・・・
じゃぁ駅ビルのユニクロ行こうよ
今日の予定が少し埋まったかな
ん
なんか言った
無理やり書いてみました
シュガータイムを聴きながら・・・
佐野元春 「Sugartime」
https://www.youtube.com/watch?v=Evp4I3PW4mE
小豆バーが目の前にちらついて・・・^^
ついこんな話を書いてしまいました
佐野元春もたまに聴きたくなる曲がいくつかあります
YouTubeがあると助かります
でもやっぱ1位はユーミンですかね
>佐野元春 「Sugartime」
昔、アパートの隣に住んでたのバンドのメンバー3人が佐野元春狂で、毎夜毎夜、このアルバムを敢えて音が漏れるように聴いて元春談義してました。
私はその頃マネージャーやってくれた友人と同居してたんだけど、漏れてくる会話が可笑しくて可笑しくて、毎夜お腹を抱えて笑ってた。(≧▽≦)
楽しいあの頃を思い出しました。
小川洋子さんのようにきれいな文章が書ければいいな
なんて思っています(比較の名前を出すこと自体無理^^)
最近、忙しくて感性がどこかへと消失?
音楽からの刺激を注入してみました
内容はともかく
書かないよりか良いかな
二人の甘い時間が目に浮かんでくるようですね。
自分もそんなひと時を過ごしたはずなのに、
30年と言う月日はなんて残酷なのでしょう^^;
《シュガータイム》と聞いて最初に受かんだのが、
小川洋子先生の小説のタイトルでした。
そういえば先生も佐野元春さんが好きだよなぁと納得。