Nicotto Town


どんぐりやボタンとか


衝撃の一曲 4


前回はRedioheadだったから、今日もロックバンド。

White Stripes「Seven Nation Army」
と、
The Strokes 「Is this it」

の2曲。

個人的にはロックが面白かったのは、80〜90年代だと思ってる。
まあ、おれの世代だからかも知れないけど。

その当時は、あらゆるロックの形態が生まれて、進化していった最もエキサイティングな時期だった気がする。
まあ、おれがもっと年上だったら、60年代や70年代の方が面白いと言ってるのかも知れないが。

そして、2000年代に入ると、なんだかどのロックバンドも元々あるロックの形態を焼き増ししただけに思えてしまって、つまらなくなってしまった。
ところがある日、タワレコの試聴機で、何となしに聴いたアルバムがストロークスの「Is this it」。

なにこれ?やべえ。。

その手があったか!って感じ。

90年代、ロックは、レゲエ、ヒップホップ、メタルなど、あらゆる他ジャンルと融合していって、どんどん多様化していった。
いわば、掛け算と言って良い。

ところが、ストロークスのやったことは、引き算!
空白を意識的に使って、それをとてもうまく活かし、さらにその空白にストロークス特有の少し気だるい乾いた空気をスッキリとした風と共に送り込んだのだ。

おれはすぐにそのアルバムを買って、一気にストロークスの虜になった。

その試聴機で聴いた時の一曲目がまさに「衝撃の一曲」だったのだ。

https://www.youtube.com/watch?v=Nd30xwa8nPI&list=PLiN-7mukU_RFTUXkoDLGnycKx6_X0xf08

今、久しぶりに聴いてるけど、やっぱりいいなぁ〜。。
個人的にはこの1stアルバムがストロークスのベスト。
このアルバムは、マジで全曲良い!

そして、もう一曲は、ストロークスと同じ頃に活躍したバンド、White Stripesの代表曲「Seven Nation Army」。
ストロークスとWhite Stripesは、当時、ガレージロックリバイバルなんて呼ばれていた。

White Stripesは、ジャックホワイト、メグホワイトによる姉弟デュオ。
まさにロックの真髄を水で割る事なく、原液のままアルバムに詰め込んだ。
二人だけで、どうやったらこんな分厚くソリッドな音が出せるのか?とても不思議だ。

https://www.youtube.com/watch?v=0J2QdDbelmY

おれはこの曲が大好きで、いつも口づさむようになった。
そして、静岡で働いている時、お台場に彼らが来ることを知って、早速チケットを取った。
たぶん、一人だけでコンサートに行ったのはそれが初めてかも。
それほど、White Stripesを生で見たかった。
White Stripesの音圧を生で感じたかったのだ。
お台場のZeppに着くと、なんかかなりの数の外国人がWhite Stripesのライブを見に来ていた。
日本なのに、こんなに多くの外国人が来るの?ってちょっと驚き。

会場に入るとステージがWhite Stripesのイメージカラーの赤と白の2色の舞台になっている。しばらく待つと、ようやくWhite Stripesの二人が出てくる。
ジャックが思ってたよりもデカい!
そして、確か、あまりMC(演奏する前に「みんな元気?来てくれてありがとう。」みたいなことをしゃべること)も無いまま、一曲目にいきなり「Seven Nation Army」を演奏した。

デーッテデーッテッテデーッデー!!!!!

のギターのリズムに合わせて、赤い照明が舞台上を照らしたり消えたりする。

マジ、カッケー。。。

おれはジャックのギターの音圧に吹き飛ばされそうになりながら、存分に彼らの超絶かっこいいロックを体感した。

まさにその夜の「Seven Nation Army」は「衝撃の一曲」だったのだ。



アバター
2023/08/06 22:18
べるさん、

はい、彼らはライブがめちゃくちゃカッコいいです!
もちろん、アルバムも良いので、気が向いたら聞いてみてください。
アバター
2023/08/06 11:51
この人たちの歌は初めて聴きました。この顔でこの声だったので驚きです。ロックにピッタリな声ですね。

そしてドラマーの女性もカッコいい♬

ライブはほとんど見に行ったことありませんが、最初はMCよりいきなり歌ってくれた方が迫力があって好きです^ ^



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