ヨーロッパの思い出 3
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2023/07/30 03:17:08
ヨーロッパの思い出、第3回目は、「ウィンダミア湖」
ウィンダミア湖は、イギリスのいわゆる湖水地方にある、イギリス最大の湖で、とても美しい自然の残る湖。
ヨーロッパを旅している当時、(今でもあるのかな?)「シェンゲン協定」というのがあり、シェンゲン協定加盟国全て(EU圏内の国ほとんど)で一つの国のように捉えて、確かシェンゲン協定加盟国内に観光では3ヶ月しか滞在してはいけない。というルールがあった。
のちに知ったのだが、このルール、守ってる人はほとんどいないらしいけど。。
とにかく、その当時、おれはこのルールを守らなければならない。と思っており、5ヶ月の予定のヨーロッパバックパッカーの旅の中で、シェンゲン協定に入っていないイギリスやモロッコに逃げることで旅行日数を調節した。
特にイギリスでは、かなり長く2ヶ月近くイングランド、ウェールズ、スコットランド、と隈無く旅をしたので、かなり愛着のある国となった。
なので、イギリスは、ウィンダミア湖に限らず、またそのうち、他の場所の思い出も書きたいと思う。
ウィンダミア湖は日本でも結構人気があるらしく、おれが泊まったホテルのオーナーは、日本人もよく来るよ。とおっしゃってた。
イギリスは、ウィンダミア湖に限らず、どこに行っても、自然がとても美しい国だ。
そして、例えば、田舎の町の小さな川にかかってる名も無い小さな木の橋が、その名札を見ると、100年以上の歴史があったりして、とても味わい深い。
とにかく、その当時、おれはこのルールを守らなければならない。と思っており、5ヶ月の予定のヨーロッパバックパッカーの旅の中で、シェンゲン協定に入っていないイギリスやモロッコに逃げることで旅行日数を調節した。
特にイギリスでは、かなり長く2ヶ月近くイングランド、ウェールズ、スコットランド、と隈無く旅をしたので、かなり愛着のある国となった。
なので、イギリスは、ウィンダミア湖に限らず、またそのうち、他の場所の思い出も書きたいと思う。
ウィンダミア湖は日本でも結構人気があるらしく、おれが泊まったホテルのオーナーは、日本人もよく来るよ。とおっしゃってた。
イギリスは、ウィンダミア湖に限らず、どこに行っても、自然がとても美しい国だ。
そして、例えば、田舎の町の小さな川にかかってる名も無い小さな木の橋が、その名札を見ると、100年以上の歴史があったりして、とても味わい深い。
それにはイギリス特有の考え方があるらしく、物が古くなったら直して使う。という美徳があるらしい。
ちょっと昔の日本の美徳にも通じるところがあるかも知れないけど、おれの印象ではイギリスの方が徹底してるように感じた。
そして、イギリスにはNational Trustという自然保護団体がある。
この団体の考え方が面白くて、例えば、この森を守りたい。と思ったら、政府などに訴えたり、もしくは何か署名運動をしたりするのではなくて、お金を集めて、その森の土地を買ってしまうらしい。
この団体の考え方が面白くて、例えば、この森を守りたい。と思ったら、政府などに訴えたり、もしくは何か署名運動をしたりするのではなくて、お金を集めて、その森の土地を買ってしまうらしい。
つまり、その森を私有地にしてしまう。
そうすればもう国も手が出せなくなり、その森をありのままの姿で守ることができるらしい。
ウィンダミア湖があるウィンダミアにはピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターが晩年暮らしていたらしい。
ウィンダミア湖があるウィンダミアにはピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターが晩年暮らしていたらしい。
そして、彼女はウィンダミア湖の自然の美しさに惚れて、晩年、絵本の印税でウィンダミア湖や周りの湖の土地を買って、ナショナルトラストに寄付したらしい。
その広さ、総面積で4,300エーカー(東京ドーム366個分)らしい!
だから、今でも湖水地方の自然はずっと昔のままで、本当にとても美しい
だから、今でも湖水地方の自然はずっと昔のままで、本当にとても美しい
おれは、これだけ美しい湖に来たからテンションがあがり、急遽、キャンプをすることに決めた。
町のアウトドア専門店でテントや寝袋、コンロ、簡易的なフライパンなどを買い求め、もちろん、車なんか持ってないから、それらの大荷物を抱えて、予約したウィンダミア湖のキャンプサイトまでバスで行った。
受付で金を払い、説明を少し受ける。
湖の本当にすぐ近くのほとりで、近くには森もあって、とてもとても美しい場所だ。おれはテンションが超上がって、嬉しくて、早速テントを立てて、湖のほとりを散策したり、ちょっと釣りをしてみたりした。ちなみに、釣果は全くの皆無だったのだが、それでもすごく楽しかった。
町のアウトドア専門店でテントや寝袋、コンロ、簡易的なフライパンなどを買い求め、もちろん、車なんか持ってないから、それらの大荷物を抱えて、予約したウィンダミア湖のキャンプサイトまでバスで行った。
受付で金を払い、説明を少し受ける。
湖の本当にすぐ近くのほとりで、近くには森もあって、とてもとても美しい場所だ。おれはテンションが超上がって、嬉しくて、早速テントを立てて、湖のほとりを散策したり、ちょっと釣りをしてみたりした。ちなみに、釣果は全くの皆無だったのだが、それでもすごく楽しかった。
この美しい自然を全部独り占めしてるような気分だった。
そして、日が落ちてきた頃、夕陽でオレンジ色に染まっていくウィンダミア湖のほとりで、買ってきたガスコンロとフライパンでソーセージと目玉焼きを焼いて食べる。
そして、日が落ちてきた頃、夕陽でオレンジ色に染まっていくウィンダミア湖のほとりで、買ってきたガスコンロとフライパンでソーセージと目玉焼きを焼いて食べる。
今まで食べたソーセージと目玉焼きの中で世界一美味かった(涙)。
そして、夜、寝袋に入り、明かりも消して寝る。
しかし、ここで大誤算!
寒いのだ!!
人生で初めて寝袋で寝たのだが、寝袋というのはおれのイメージでは多少寒くたって全然大丈夫。って勝手に思っていたのだが、全然寒い!!
寒くて全然眠れず、どんどん気温は下がっていく。
しかし、どうすることもできず、ありったけの服を着込んで寝袋に潜り込む。
マジで寒い。。
そして、丑三つ時。
。。。何かいる。。。
おれのテントのすぐ近くをガサッ、ガサッ、、と何かが歩いているのだ。
そのキャンプサイトには他のキャンプ客もいていくつかテントがあったのだが、しかし、こんな夜中に歩くなら普通懐中電灯をつけると思うのだが、明かりは見えない。
だから、人ではない気がする。
そして、なんか、ずーっとおれのテントの周りをうろうろしてるような気配。。
おれは今までの人生で1位、2位を争うほどの恐怖を感じて、慌てて、音を立てないようにバックパックからVICTORINOXの10徳ナイフを出して、いつでも使えるように刃を出し、寝袋を半分開けた状態にして、ものすごく緊張しながら身構えていた。
どれくらい時間が過ぎたのか、、結構長時間おれは全神経をテントの外の音に集中させてナイフを握り締め続けていた。
そして、いつの間にか朝だった。。
知らないうちに、眠ってしまっていたのだ。ナイフを握り締めたまま。
きっと、それだけ疲れていたのだろうか。。なんであんなに怖がっていたのに寝落ちしたのか、自分でも不思議だった。
とにかく、おれは無事だったし、テントから出て、周りを確認したのだけど、何も変わったところは無かった。
いまだにあの音は何だったのか、わからないままなんだ。。
でも、とにかく、めちゃくちゃ怖かった(涙)
そして、おれはテントは置いたまま、とりあえず一旦バスで町へ戻り、ブランケットとか夜寝るためのものと、食糧も買い足して、またキャンプサイトへ戻った。
それから確か2泊くらいしたんだけど、その後は、何事も無く、夜も寒くならずにしっかり眠れて、平穏なキャンプ生活が出来たと思う。
最後に、全てのキャンプ道具をそのキャンプサイトにドネートして、おれの生まれて初めての海外キャンプ体験は終わった。
すごく楽しかったし、すごく怖かった!!
今となっては面白い思い出。
いまだにたまにあの時の音を思い出すのだけど、近くに森もあったから、アライグマとかだったのかな〜?でも、その音の印象としては、もっと大きな動物だったような気がするのだけど。。不思議だ。
まあとにかく、またどこか別の場所で、今度は恋人やお嫁さんと二人でキャンプしたいにゃ〜!!
ちょっと長く書いちゃったけど、ウィンダミア湖、おすすめな美しい場所なので、みなさんもぜひ行ってみて下さい!
おれのテントのすぐ近くをガサッ、ガサッ、、と何かが歩いているのだ。
そのキャンプサイトには他のキャンプ客もいていくつかテントがあったのだが、しかし、こんな夜中に歩くなら普通懐中電灯をつけると思うのだが、明かりは見えない。
だから、人ではない気がする。
そして、なんか、ずーっとおれのテントの周りをうろうろしてるような気配。。
おれは今までの人生で1位、2位を争うほどの恐怖を感じて、慌てて、音を立てないようにバックパックからVICTORINOXの10徳ナイフを出して、いつでも使えるように刃を出し、寝袋を半分開けた状態にして、ものすごく緊張しながら身構えていた。
どれくらい時間が過ぎたのか、、結構長時間おれは全神経をテントの外の音に集中させてナイフを握り締め続けていた。
そして、いつの間にか朝だった。。
知らないうちに、眠ってしまっていたのだ。ナイフを握り締めたまま。
きっと、それだけ疲れていたのだろうか。。なんであんなに怖がっていたのに寝落ちしたのか、自分でも不思議だった。
とにかく、おれは無事だったし、テントから出て、周りを確認したのだけど、何も変わったところは無かった。
いまだにあの音は何だったのか、わからないままなんだ。。
でも、とにかく、めちゃくちゃ怖かった(涙)
そして、おれはテントは置いたまま、とりあえず一旦バスで町へ戻り、ブランケットとか夜寝るためのものと、食糧も買い足して、またキャンプサイトへ戻った。
それから確か2泊くらいしたんだけど、その後は、何事も無く、夜も寒くならずにしっかり眠れて、平穏なキャンプ生活が出来たと思う。
最後に、全てのキャンプ道具をそのキャンプサイトにドネートして、おれの生まれて初めての海外キャンプ体験は終わった。
すごく楽しかったし、すごく怖かった!!
今となっては面白い思い出。
いまだにたまにあの時の音を思い出すのだけど、近くに森もあったから、アライグマとかだったのかな〜?でも、その音の印象としては、もっと大きな動物だったような気がするのだけど。。不思議だ。
まあとにかく、またどこか別の場所で、今度は恋人やお嫁さんと二人でキャンプしたいにゃ〜!!
ちょっと長く書いちゃったけど、ウィンダミア湖、おすすめな美しい場所なので、みなさんもぜひ行ってみて下さい!
https://www.youtube.com/watch?v=2v6rsNEQnU4
お父さん、お茶目で素敵です!(^-^)
その店員さんは滅多に聞くことのできないネイティブな熊本弁を聞けてラッキーでしたね♪
ありえない事に、今は亡き父がレストランの店員に「トイレば借りてよかですか」と日本語どころか熊本弁で語りかけてましたwwその後私が単語だけの英語で聞いて、ちゃんと伝わりましたが(^^;
コメント、ありがとうございます!
今、調べてみたら、ウィンダミア湖周辺に住む野生動物は、キツネ、鹿、ワシ、イノシシ、そして、湖に住むオットセイもいるそうです!
オットセイがいるのは知らなかった〜!
旅行に面白かったです(*^^*)
狼かも?と思ったけど、イギリスではもういないか?
だとしたら狐かも?