アーティスト紹介 6
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2023/07/26 11:34:59
前回は水の彫刻、Roni Hornで、やはり女性のアーティスト。
これで6回目なのだけど、ほとんど女性ばかりになってるね。
別に意識してるわけじゃないんだけど、自然とそうなっちゃってる。
オッケー、じゃあ、第6回は、「Ron Mueck」。
彼は日本でも少しは知られてるかも。
とっても巨大なスーパーリアリスティックな彫刻を作るんだけど、その視点が面白い。
モチーフとなる人物は、ごく当たり前にその辺にいそうな人物が多い。
例えば、十和田現代美術館で見た作品は、おばちゃん。
ほんと、まじでその辺にいそうなおばちゃんなんだけど、おばちゃんの靴の踵がすり減っていたり、そのおばちゃんの人生まで感じられるようなディティールを再現している。
彼の作品は、(まあ、全ての作品がそうだけど)実際に見ないとその面白さが伝わらないと思う。
機会があれば、ぜひバスだの電車だのに乗って観に行く価値があると思うよ。
彼の作品は、(まあ、全ての作品がそうだけど)実際に見ないとその面白さが伝わらないと思う。
機会があれば、ぜひバスだの電車だのに乗って観に行く価値があると思うよ。
彼の作品は、等身大は無いらしい。
大きなものが多いが、小さい作品もある。
そのスケールは、彼は「直感的に」決めているらしい。
等身大ではなく、あえて、「大きく」または「小さく」することで、等身大では感じられないリアリティを観覧者に感じさせることが目的らしい。
彼の作品を見ると、彼の言いたいことがよくわかる。
巨大なベッドに寝そべる女性の手の甲に浮き出る血管は、もう、本当に彼女の体温や生きているリアリティと彼女の感情までも感じられるのだ。
等身大ではなく、あえて、「大きく」または「小さく」することで、等身大では感じられないリアリティを観覧者に感じさせることが目的らしい。
彼の作品を見ると、彼の言いたいことがよくわかる。
巨大なベッドに寝そべる女性の手の甲に浮き出る血管は、もう、本当に彼女の体温や生きているリアリティと彼女の感情までも感じられるのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=tMRt8WpZcxs
はい、彼はまず粘土で形を形成して、それを石膏で型取りし、後で、樹脂やシリコンを使って最終的な作品に仕上げていくと思います。
基本的な工程は、ブロンズ彫刻などと同じですね。
なんだか、進撃の巨人を思い出してしまいました
リアルですよね〜
作るのも、搬入搬出も、大変だろうなぁ、、
素材は、何でしょう?
とても不思議な感覚になります。
機会があったら、ぜひ!
このアーティスト紹介は、ミュージシャンじゃなくて、芸術家の紹介なんです。
実物を観たならよりその感覚になるのかもしれません。
「彫刻」の概念が変わりますね。