Nicotto Town



重賞展望


今日は4年ぶりの天神祭。大阪の夏って感じやね。もうすぐ甲子園も始まるし勿論夏競馬も。

【クイーンS】札幌の特徴といえば全周にわたってほぼ平坦なことと小回りではあるもののコーナーの角度が緩く、コーナーの占める割合が大きいこと。極端に言うと最も円形に近い競馬場。となると道中の緩急がつきにくいのも当然で、過去5年(21年は函館開催のため除外)でも19年と22年はスローになってるけどそれ以外の3年はミドル~ややハイの持続力勝負。あとは去年はタフ馬場+スローで低速決着になったけど基本的には1分46秒前後の速い勝ち時計になることが多く洋芝のイメージ以上にスピード優勢。差しは比較的決まりやすいけど開幕前半(19年以前は開幕週で20年以降は2週目)やからか外をブン回すというよりは内枠やロスを抑えた馬の好走が目立つ。血統ではデインヒルを中心としたダンチヒの血が特注でサドラーも含めてノーザンダンサーの血が目立つ。

ドゥーラはマイル戦ではスローでも追走が忙しい感じでいかにも中距離馬というタイプ。同コースの札幌2歳Sを勝ってるとはいえクイーンSの方が明確にスピードや追走力を求められるのは間違いないから距離短縮がどうか。ペースが流れると忙しいやろうし、馬群を捌くようなレースの経験も乏しいからね。スローで中団辺りで運べるのが理想かな。斤量51キロはかなり有利ではあるけど。ライトクオンタムはオークスはかなりのロンスパ戦で前に行った馬にとってはきつい流れやったから度外視しても良いとは思うけど桜花賞は揉まれる競馬の経験がなかったとはいえ有利な内枠で着外、シンザン記念もレベル的には微妙と古馬の重賞で胸を張れる実績がないのも事実。ルビーカサブランカは前走時にも書いたけど千八は明らかに距離が短い。増してや速い時計で追走力も必要なレースとなると尚更。ローテがきついのも気になる。ジネストラはマイル以下を使ってきた馬だけに追走面の不安はない。ただ初の千八やった前走はスローやったから距離に問題がないとまでは言い切れへんのがどうか。イズジョーノキセキはここ2走は明らかに距離不足。この距離ではソダシを下してるように能力上位やし綺麗な馬場なら決め手も活かせそう。府中牝馬Sや有馬記念でインベタで差してきたのも高評価。あとは斤量57キロがどうか。穴っぽいところではまずミスニューヨーク。近走不振で衰えの可能性はあるけどここ2走はスローで持ち味を出せず、3走前は距離不足と敗因はハッキリしてるし着順ほど離されて負けたわけやないから得意の千八でペースが流れるなら巻き返す可能性はありそう。あとは2年連続このレース馬券圏内のサトノセシル、前が残る展開ならエーデルブルーメ、内枠を引ければキタウイングあたりを。





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