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宿川花梨
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物質 profunda vorago
カテゴリ:
日記
2023/06/14 05:25:05
物質 profunda vorago
プロローグ
冬に近いとはいえ砂漠のエリア51。
暑い時は56.4℃にもなるここではいつもは41℃と暑い。
地球温暖化で砂漠なのだ。
特に昼間ともならばその猛暑の過酷さは砂漠特有だ。
・・・しかし、その日はまるで真冬の南極のようだ。
・・・三日後
1
宿川花梨
2023/06/14 07:34
むう・・・
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ティーナ&さや
2023/06/14 07:30
とても難しくて読み進めるのに時間がかかり頭痛がします
国会の議員の名前はあの方をもじったのかなぁ?とは思いましたが
どうもこの手の物語は苦手なようです
大作であろうに。。。
ううっ。すみません
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宿川花梨
2023/06/14 05:27
9
グリーランドに着くと多くの技術者が居て氷河を砕いて進む年代物の船が用意してある。
ナーシャが容易したprofunda voragoを収める容器をケーブル付きで北極中心まで運び。
海中に途中で浮かせるように沈める。
陸地側に戻ると蓋を開けてprofunda voragoを作動させる。
北極は氷河に覆われていく。
船で通行出来ることはもう出来ないが海である北極は地球を冷やす。
『東』からの風が強くなり始めた。
突風大波は増えるはずだ。
二酸化炭素による温暖化とprofunda voragoによる冷却双方が起きているのだから。
それでも地球温暖化を『遅らせて』くれるはずだ。
あとは人類が二酸化炭素を排出抑制をすることと緑化活動を増やすことだ。
了
違反申告
宿川花梨
2023/06/14 05:27
8
「氷を渡せ」
体格の良い男は銃をクリスに突きつけそんなことを言う。
銃はコートに隠れ他の人からは見えない。
「これからロシアは温暖になり国土の多くが穀物地帯に変わる。迷惑なんだよ。我々には」クリス「確かにこれからロシアは穀物を栽培するに有利になる。しかし、その期間は極めて短い。地球温暖化はさらに加速しロシアでさえも猛暑。そして、地球は住めない惑星になる」
スノーリア「ロシアにとってもメタンハイドレートの気化を防ぎ固形のままで算出できるメリットはあるのよ。溶け始めているでしょ?メタンハイドレートは」
「・・・消えろ。俺は。何も見ない」
逃がしてくれるようだ。
冴木大貴は世界の流れとして自分の国の政治家の主張に疑問を持った。
9
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宿川花梨
2023/06/14 05:27
7
「可泉 進句郎議員、結局どうするつもりですか?あなたの発言は重い発言のようでまるで中身がない」
〔おい、まだ氷は手にはいらんのか?〕
〔『氷は地球をよく冷やすことでしょう。この温暖化の地球を』とのことです〕
進句郎「・・・。・・・。・・・」
沈黙だけで時間が過ぎる。
8
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宿川花梨
2023/06/14 05:26
6
アイスランドでナーシャに会う。
国際的にはprofunda voragoの北極海中の設置に前向きだ。
このままなら地球温暖化は取り返しのつかないことになる。
表だってはクリスたちはテロリストだが皆が協力してクリスたちを隠す。
ナーシャは地球温暖化の被害の多かった数々の国の意向を伝えた。
7
違反申告
宿川花梨
2023/06/14 05:26
5
冴木大貴はクリスを見ていたが自分の行いに疑問を持っていた。
地球温暖化の対策をせず自国の発展のために石炭発電所の増設輸出をする国の工作員。
自問自答する。
その様子が目立ったのだろうか?
スノーリアが近づいてくると「工作員さん、あなたも迷っているんでしょ?
国家のために行動するつもりはあるが、党のために働いているつもりはない。
・・・みたいな?
あなたも仲間にならない?」と言う。
監視し続けるには・・・好都合だ。
6
違反申告
宿川花梨
2023/06/14 05:26
4
可泉 進句郎は官僚に頻繁に「まだか」「まだか」と催促をする。
氷の在りかを掴んだというのだ。
工作員が氷を手に入れればこんな会議など楽に攻略できる。
・・・マイクが回ってきた。
「地球温暖化をいかに解決するつもりですか?」
「・・せ・セクシーに解決をしたいと、・・・」
各国の報道はこの議員のセクシーのいう意味は何ぞや?と賑わせた。
5
違反申告
宿川花梨
2023/06/14 05:25
3
クリスとスノーリアは航空機に乗って目的地に移動する。
クリス「・・・北極は海で地球の熱はラジエターのように北極で冷やされるはずだ。
地球温暖化の熱とprofunda voragoの冷却により大気や海流の動きはせわしく暴風や高波は頻繁に起きるだろうが・・・気温は地球全体が冷やされるはず・・・
北極が南極並みに冷たく南極が北極並みに温かくなっても・・・人類の・・・いや生命の生存が可能になるはずだ」
スノーリア「じゃあ、そう主張すればよかったじゃない?」
クリス「気候が安定するには時間がかかるんだ。南半球が冷却されるより早く生物は絶滅するはずなんだ」
スノーリア「でも、地球全土の生態系をいかに助けるか?でしょ」
クリス「そうだ。地球全土の理解が必要なんだ」
ラジオを付けると環境問題に対する国際会議が生中継で行われている。
4
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宿川花梨
2023/06/14 05:25
2
「我々はテロリストの保護はしない。今すぐ出ていきたまえ」
鈴木 良樹は不機嫌だ。教え子のクリスが銃を持って押しかけてきたのだから。
クリス「このprofunda voragoが一国で使用されたらその国だけの繁栄他の国の破滅なんです」
良樹「ほう、どういうことかね?」
クリス「この物質は冷却と電気をもたらします。今、地球温暖化で世界中が猛暑になるなかその地域は快適な気温と安定した電力をもたらします。故にこの物質は世界で狙われ一国だけの所有は許されないんです」
良樹「・・熱は温めることは簡単だ。燃やすなり電気コイルなりで熱を得られる。
しかし、冷やすのは難しい。クーラーや冷蔵庫も冷やすより多く熱する必要がある。
これは、この宇宙どこも同じ原則だよ。調べたら誰でもわかることだ」
スノーリア「オウムアムアはご存じですか?」
良樹「関係あることかね?」
スノーリア「profunda voragoはオウムアムアに入っていたんです。
オウムアムアとはご存じ太陽系外来天体。2017年10月19日パンスターズ天体望遠鏡によって発見されましたがそれはまるで細長い宇宙船のような姿でした。
その国は宇宙船を調べたのですがロケットエンジンのようなものは何処にも見当たりませんでした。代わりにあったのは厳重に囲われたprofunda voragoです。
自国の基地で開けてみると猛暑の砂漠が極寒になりあたりに稲妻がとどろきました。
有線の対電磁パルスの保護膜に覆われたアームでどうにか蓋をしたのですが。
profunda voragoの存在を世界に知られ我々のような者に手に渡るくらいの状況になったのです」
良樹「・・・そもそもprofunda voragoとは何だ?」
クリス「地球外来天体による文明の遺物です。
絶対零度はセルスウス度で-273.15℃ですがこのprofunda voragoには底が無いという話です。同時に熱を奪う代わりに電気を生み出します」
良樹「お前等はこれをどうするつもりだね?」
クリス「例えばこれを北極海中に設置すれば地球を冷やし電力も得られると考えています」
良樹「くくっ。考えが甘いな。その効果があるのは北半球だけだよ南半球はどうするつもりだ?」
クリス「・・・」
3
違反申告
宿川花梨
2023/06/14 05:25
1
スノーリア・パラードはラスペガスの街並みを目的地に走っていた。
厳重な箱に入れたprofunda voragoは冷たく魔法瓶構造のこの特殊なそれでもなお冷たい。
profunda voragoとはラテン語で底なしという意味らしい。
仲間のクリス・アルフォンが車を用意していた。
クリス「それが『氷』か?」
スノーリア「そうらしいわ。早く車を走らせて。敵が来るわよ」
車でも気は休めれない。
クリスが車の運転をしている間スノーリアは銃を整備する。
市警のサイレンが鳴り始めた。
クリス「やっぱり、国的には俺等はテロリストか・・・」
スノーリア「衛星で私を追いかけたのかしら?」
クリス「いや、この氷の箱の何処かに発信器が付いているってパターンないか?」
スノーリア「だったら、この氷を使いましよ」
スノーリアは箱を少しだけ開けた。
profunda voragoは極寒とともに激しい雷電の嵐を起こした。
辺り中の車は止まり灯りは消えた。
電磁パルスだ。
クリスたちの車は旧型なので電磁パルスの影響は受けない。
2
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宿川花梨
さん
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国会の議員の名前はあの方をもじったのかなぁ?とは思いましたが
どうもこの手の物語は苦手なようです
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ううっ。すみません
9
グリーランドに着くと多くの技術者が居て氷河を砕いて進む年代物の船が用意してある。
ナーシャが容易したprofunda voragoを収める容器をケーブル付きで北極中心まで運び。
海中に途中で浮かせるように沈める。
陸地側に戻ると蓋を開けてprofunda voragoを作動させる。
北極は氷河に覆われていく。
船で通行出来ることはもう出来ないが海である北極は地球を冷やす。
『東』からの風が強くなり始めた。
突風大波は増えるはずだ。
二酸化炭素による温暖化とprofunda voragoによる冷却双方が起きているのだから。
それでも地球温暖化を『遅らせて』くれるはずだ。
あとは人類が二酸化炭素を排出抑制をすることと緑化活動を増やすことだ。
了
8
「氷を渡せ」
体格の良い男は銃をクリスに突きつけそんなことを言う。
銃はコートに隠れ他の人からは見えない。
「これからロシアは温暖になり国土の多くが穀物地帯に変わる。迷惑なんだよ。我々には」クリス「確かにこれからロシアは穀物を栽培するに有利になる。しかし、その期間は極めて短い。地球温暖化はさらに加速しロシアでさえも猛暑。そして、地球は住めない惑星になる」
スノーリア「ロシアにとってもメタンハイドレートの気化を防ぎ固形のままで算出できるメリットはあるのよ。溶け始めているでしょ?メタンハイドレートは」
「・・・消えろ。俺は。何も見ない」
逃がしてくれるようだ。
冴木大貴は世界の流れとして自分の国の政治家の主張に疑問を持った。
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「可泉 進句郎議員、結局どうするつもりですか?あなたの発言は重い発言のようでまるで中身がない」
〔おい、まだ氷は手にはいらんのか?〕
〔『氷は地球をよく冷やすことでしょう。この温暖化の地球を』とのことです〕
進句郎「・・・。・・・。・・・」
沈黙だけで時間が過ぎる。
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6
アイスランドでナーシャに会う。
国際的にはprofunda voragoの北極海中の設置に前向きだ。
このままなら地球温暖化は取り返しのつかないことになる。
表だってはクリスたちはテロリストだが皆が協力してクリスたちを隠す。
ナーシャは地球温暖化の被害の多かった数々の国の意向を伝えた。
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冴木大貴はクリスを見ていたが自分の行いに疑問を持っていた。
地球温暖化の対策をせず自国の発展のために石炭発電所の増設輸出をする国の工作員。
自問自答する。
その様子が目立ったのだろうか?
スノーリアが近づいてくると「工作員さん、あなたも迷っているんでしょ?
国家のために行動するつもりはあるが、党のために働いているつもりはない。
・・・みたいな?
あなたも仲間にならない?」と言う。
監視し続けるには・・・好都合だ。
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可泉 進句郎は官僚に頻繁に「まだか」「まだか」と催促をする。
氷の在りかを掴んだというのだ。
工作員が氷を手に入れればこんな会議など楽に攻略できる。
・・・マイクが回ってきた。
「地球温暖化をいかに解決するつもりですか?」
「・・せ・セクシーに解決をしたいと、・・・」
各国の報道はこの議員のセクシーのいう意味は何ぞや?と賑わせた。
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クリスとスノーリアは航空機に乗って目的地に移動する。
クリス「・・・北極は海で地球の熱はラジエターのように北極で冷やされるはずだ。
地球温暖化の熱とprofunda voragoの冷却により大気や海流の動きはせわしく暴風や高波は頻繁に起きるだろうが・・・気温は地球全体が冷やされるはず・・・
北極が南極並みに冷たく南極が北極並みに温かくなっても・・・人類の・・・いや生命の生存が可能になるはずだ」
スノーリア「じゃあ、そう主張すればよかったじゃない?」
クリス「気候が安定するには時間がかかるんだ。南半球が冷却されるより早く生物は絶滅するはずなんだ」
スノーリア「でも、地球全土の生態系をいかに助けるか?でしょ」
クリス「そうだ。地球全土の理解が必要なんだ」
ラジオを付けると環境問題に対する国際会議が生中継で行われている。
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「我々はテロリストの保護はしない。今すぐ出ていきたまえ」
鈴木 良樹は不機嫌だ。教え子のクリスが銃を持って押しかけてきたのだから。
クリス「このprofunda voragoが一国で使用されたらその国だけの繁栄他の国の破滅なんです」
良樹「ほう、どういうことかね?」
クリス「この物質は冷却と電気をもたらします。今、地球温暖化で世界中が猛暑になるなかその地域は快適な気温と安定した電力をもたらします。故にこの物質は世界で狙われ一国だけの所有は許されないんです」
良樹「・・熱は温めることは簡単だ。燃やすなり電気コイルなりで熱を得られる。
しかし、冷やすのは難しい。クーラーや冷蔵庫も冷やすより多く熱する必要がある。
これは、この宇宙どこも同じ原則だよ。調べたら誰でもわかることだ」
スノーリア「オウムアムアはご存じですか?」
良樹「関係あることかね?」
スノーリア「profunda voragoはオウムアムアに入っていたんです。
オウムアムアとはご存じ太陽系外来天体。2017年10月19日パンスターズ天体望遠鏡によって発見されましたがそれはまるで細長い宇宙船のような姿でした。
その国は宇宙船を調べたのですがロケットエンジンのようなものは何処にも見当たりませんでした。代わりにあったのは厳重に囲われたprofunda voragoです。
自国の基地で開けてみると猛暑の砂漠が極寒になりあたりに稲妻がとどろきました。
有線の対電磁パルスの保護膜に覆われたアームでどうにか蓋をしたのですが。
profunda voragoの存在を世界に知られ我々のような者に手に渡るくらいの状況になったのです」
良樹「・・・そもそもprofunda voragoとは何だ?」
クリス「地球外来天体による文明の遺物です。
絶対零度はセルスウス度で-273.15℃ですがこのprofunda voragoには底が無いという話です。同時に熱を奪う代わりに電気を生み出します」
良樹「お前等はこれをどうするつもりだね?」
クリス「例えばこれを北極海中に設置すれば地球を冷やし電力も得られると考えています」
良樹「くくっ。考えが甘いな。その効果があるのは北半球だけだよ南半球はどうするつもりだ?」
クリス「・・・」
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スノーリア・パラードはラスペガスの街並みを目的地に走っていた。
厳重な箱に入れたprofunda voragoは冷たく魔法瓶構造のこの特殊なそれでもなお冷たい。
profunda voragoとはラテン語で底なしという意味らしい。
仲間のクリス・アルフォンが車を用意していた。
クリス「それが『氷』か?」
スノーリア「そうらしいわ。早く車を走らせて。敵が来るわよ」
車でも気は休めれない。
クリスが車の運転をしている間スノーリアは銃を整備する。
市警のサイレンが鳴り始めた。
クリス「やっぱり、国的には俺等はテロリストか・・・」
スノーリア「衛星で私を追いかけたのかしら?」
クリス「いや、この氷の箱の何処かに発信器が付いているってパターンないか?」
スノーリア「だったら、この氷を使いましよ」
スノーリアは箱を少しだけ開けた。
profunda voragoは極寒とともに激しい雷電の嵐を起こした。
辺り中の車は止まり灯りは消えた。
電磁パルスだ。
クリスたちの車は旧型なので電磁パルスの影響は受けない。
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