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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 284 夫を笑わせてやった話

子供が「カレー食べたい」って言いだした。なので、お父さんに「ココイチつれてって」って言ってみ?って言ったら食べたいつって、「OK」って事になった。なので親子でカレーを食べにココイチに向かった。ココイチにはワンピースという漫画が全巻そろっているので、「カレー一杯で漫画全巻読んだらダメかな」と我が家の神がそう質問していたけど、私は「まぁ…多分ダメかな。」と答えた。でもそうしたい気持ちはわかる。ワンピースを全巻そろえたら大変だけど、ココイチのカレー食べるだけならお手頃。
 ワンピースの漫画を読みながら、カレーがくるのを待っていると、子供に
「ねーお母さん、なんでおかーさんは足をゆするの?」ってきいてきた。お母さん、貧乏ゆすりをしていたんですよ。テーブルの下で。そしたら子供が、足ゆらすのちょっと気になるんですよね。まぁ、当然ながら。だから子供が「なんで?」ってきいてきた。
「なんで足を動かすの?」
って。なので私は、
「お母さんはね。…死の恐怖を感じてるからだよ…」
と言うと、私と子どもの会話を聞いてた夫(神)がブフっと吹きだしていた。
子供はぽか~~~~ん?としている。
「お母さんはね、…運動不足で座って漫画読んでる時なんかに、エコノミー症候群になったらどうしよう…漫画なんか読んで運動なんか全然しない時なんか、血栓ができるんじゃないかなとか思って、じっとしてる時に足を動かして死の恐怖と戦っているんだよ…死にたくないから」
と、嘘偽りなく答えたら、子供は全然理解してくれなかった。子供が最初にそうきくから真剣に答えたけど、当然ながら全然興味なさそうだった。そばで聞いていた我が夫(神)が流れ弾にあたって笑っていた。子供に、
「お母さんが…こう足を動かしている時はね…その時私はね、基本的に死の恐怖で頭がいっぱいになってる時で、だから足を動かしてるんだよ」
って言ってみた。もう、子供はまったく興味を示していなかったが、夫(神)は、私が死の恐怖を感じている事でたいそう満足そうに笑っていた。

死の恐怖、っていうのがなんなのか、子供に言ってもわからないのかな。と夫(神)にきいてみたら「まぁ、わからないんじゃない」って言ってた。平和ってことなのかな。こんな軟弱ものでこれからどうするんだ!死の恐怖くらい理解させねば…とか少し考えてしまうけれども、私のこの考え方って戦前的ですね。令和時代はどんどんもっと平和になって死の恐怖なんてわからなくてよくなって欲しいですね。




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