6/8 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2023/06/08 02:52:33
仮想タウンでキラキラを集めました。
2023/06/08
集めた場所 | 個数 |
---|---|
教会広場 | 3 |
神社広場 | 7 |
4択 「優しい」
キラキラ 「教会広場」 ハート
「神社広場」右の狛犬
4択 恋人を選ぶ条件は? → 優しい
私のじいちゃん(母の)はめっちゃ優しい人であった。
いつもにこにこしていて、この人、いつ怒るの?!と怖くなったぐらい優しい人であった。
小学校に上がった時に福島から東京にでてきて貴族のおぼっちゃまの住み込み御学友として過ごしていたので生活に不自由はないが家族がいない状態でたぶん、住み込みの料理人や下働きの人に懐いていたのだと思う。
台所に出入りしていたんじゃないかな?と思うのは料理ができたからだ。
毎日朝食を作るのはじいちゃんがやっていた。
それは結婚してからずっとのことらしい。
そんな優しいじいちゃんだが、ばあちゃんには結構「男」してて頑としていうことを聞かないこともあったとか。
ばあちゃんが里帰りする時に子供を全員連れていくな!一人は置いていけ!!とか。
その一人に選ばれた母は、朝起きると部屋で一緒に寝ていた筈の姉や弟達がいない!!状態にしばしぼーーーぜんとなったそうだ。
じいちゃんはウキウキしながら、自転車の後ろに母を乗せて一緒に出社したという。
そんなじいちゃんは1年に1回、我が家に泊まりにくるのが習慣であった。
玄関横の和室が逗留部屋だ。
ある日、父が深夜(というか3,4時?)に帰宅すると和室の扉が少し開いている。
あれ?じいちゃんとばあちゃんが寝てる筈なのに、少し開いてるなんて?ってじっとみると、その隙間に光るものが・・・
じいちゃんの瞳だったーーーーー!!!
は?え?なんでそんな隙間から覗いてるの?!な・・なに?!?!
となる父。
すると父が焦っていることに気づいたのか、扉はす、と閉まったらしい。
「あれはきっとガチャガチャ言う音で泥棒?!って思って見たんだろうなぁ」
と父はその後言ったのだった。
「お母さんのじいちゃんは優しいけれど、弱いからな!たぶん、父さんのじいちゃんなら何か棒もって玄関に仁王立ちだったぞ!」
と自分の父親自慢も入れて嬉しげに語っていた。
父方じいちゃんは剣道師範代だったからな。
しかし・・・私としては母方じいちゃんは優しいから「こんな時間まで何してる!!家庭大事じゃないのか!馬鹿!」って言いたかったのをやめたんではないかと思うのだが・・・
じいちゃんは本当に自分の家族が欲しくて欲しくて仕方ない人だったから手にいれた家族を顧みずいっつも午前様な父に内心腹立てたんじゃないかなぁ。
そういうのを察することができない父って優しくないよなー、知ってたけど!と思いつつ、にこにこ笑っている父の顔を見て、言葉を噤んだ私であった。
-
- もふもふ0304
- 2023/06/08 07:06
- つつきさんのルーツに福島があったのか!
-
- 違反申告