性のお話し
- カテゴリ：日記
- 2023/05/29 17:42:05
第一の性
第二の性
第三の性
第四の性
有名なのが（自分でも知ってる）
仏人シモーヌ・ド・ボーヴォワール
あ 言っとくけどあたしゃ門外漢だからね 専門的な事は知らんから
だから非難は止めてね 気軽にお話しさせてね
第一（まったく サルトルとボーヴォワールのお付き合いなんて
聞いたことがあるだけで本当は知らんから ていうか まったく知らんから）
wikiで見たら あらら けっこう過激ね ボーヴォワールさん
「 女性は女性として生まれるのではなく、男性を主体とする文明によって
「他者」にされ二次的にされた存在である、という主張が根幹をなす」
（第二の性 シモーヌ・ド・ボーヴォワール著）
でも実は過激じゃないし そのとおりね
マズイ 自分自身の理解度や知識じゃ真正面から語れんわ
だから 理解度や知識ではなく 自分の本質からくる感想でいくね 我慢してね
再掲
「 女性は女性として生まれるのではなく、男性を主体とする文明によって
「他者」にされ二次的にされた存在である、という主張が根幹をなす」
（第二の性 シモーヌ・ド・ボーヴォワール著）
自分が初めて姉達の本棚の一画にこの本が存在するのを知ったのは
高1の頃だった （ついでにそこには萩尾望都の雑誌も入っていた）
このボーヴォワールさんの言質が怒りによって発せられたのは容易に理解できる
そもそも前提が おかしな状態になっている
私はキリスト教徒ではないが 旧約聖書のアダムとイブの逸話が元凶なのか
男性=本体=本来の性
女性=本体のあばら骨=第二の性
ああ これかもしれない
ここで間違っている（と思う）
キリスト教に偏見や嫌悪を持っているわけではない
宗教は複雑だ
イスラム教に偏見や嫌悪を持っているわけではない
宗教は複雑だ
儒教に偏見や嫌悪を持っているわけではない
宗教は複雑だ
仏教に偏見や嫌悪を持っているわけではない
宗教は複雑だ
（私は仏教 禅宗 曹洞宗の一応檀家であるｗ 一代限りではあるがｗ）
あああああ もううう いいいい
キリスト教では明らかにアダムが最初であり イブは第二だった
イスラム教ではどうなの？
儒教ではどうなの？
ヒンズー教ではどうなの？
仏教ではどうなの？
ボーヴォワールさんはキリスト教圏内で生まれ育った
だからもろに第二の性意識をもて得るなかで育った
でもまあはっきり言えば
他の宗教でも多かれ少なかれその傾向はひょっとしたら共通なのかもしれない
ここまで
第一の性
第二の性
について 私の言えることはだいたい言った
ただ一つ これだけは言いたい そもそも 配偶子に順番があるのかよと
少し話し方を変える
両性（配偶子）の存在理由は 幅の大きい表現性や多様性に溢れる
新個体を生むべく 新たな環境で存在可能な子孫を遺すための遺伝子の試みである
無性生殖（アメーバ、シダ、サンゴ、キノコ等）や
単為生殖（アブラムシ、アリ、ドクダミ、タンポポ等）
これらには新たな環境での継続する生存が極めて難しい
なぜなら性が単独 或いは存在していないからである
（ナメコ 1億年後も食べたいな）
最近話題になってきた LGBTQ
さて第三の性についてであります
この5文字の中で最も関わるのが ”Q”であります
"L"
や
"G
"
については 皆様 うすうすお気付きでしょう
薔薇族とか百合族とか衆道とか百合物語とか
はい みなさまのすぐ御傍に大昔からあなた様と一緒に生きていらっしゃいます
なんの不思議もございません
人間はそもそもそうなんです
"B"
については
申し訳ございません 語れるものが私自身大いにあるとは申せません
二種類いらっしゃると思います
肉体的なものと精神的なものと それでは語りますね
肉体的というのは かの有名な”ふたなり”でございます
一身にして両性の器官を生まれながらに携えた方々です
精神的というのは これはどうしようもない心の組成です
その組成の成分をああだこうだ言うのは悲劇でしかありません
過去どれくらいの方々が自らの生まれを呪い去っていったか
ちょっと待ってください まだ理解が足りないかもしれません
どうか怒らないでください この分野で書きたいものがあるんです
”T”
これもまた私のよく知り得ぬ皆様です
だから あまり語りません
語ったら失礼になります
ごめんなさい
大変だったということはその一部だけでも察しているつもりです
"Q"
これが一番厄介ｗです
だって そもそもの根本を覆すものなんですから
定義を書きますね
⁽Queer／Questioning（クィアまたはクエスチョニング＝性的指向・性自認が定まらない人）⁾
一応私の性自認を表明しときますね
ここのカテに私は入ると思います
前にも書きましたね 私は男の子として誕生しました
そして男の子として育てられました
初恋は3人続けて相手は女性でした（初恋の意味を間違えているｗ）
20代直前でなぜか急に非婚宣言をうちわでしました
（さすがにその時親には言えなかった）
しかしその後の私の行動を見てくと
『ああ こいつは』と お分かりになったことでしょう
皆さんご存知でしょうか 私には3人の姉がいます
（嬉しいことに、いや 有難いことにそれぞれながら皆元気です）
私が誰か嫁さんを迎えたなら どんなことが起こったのでしょう
小姑は新嫁を見定めます うちでは小姑が複数形です
おまけに息子を溺愛というか腐れ縁で頼ってくれた母親が長生きしていました
（ありがたいことです）
最終的に姑と私の新妻との戦いです
あれ？ 半世紀前にうちのどっかで見たような？
そんな未来を見越して早くも10代後半に非婚宣言したというのは言い過ぎかな
こっから本音です
少し背筋を伸ばして聞いてください
僕の大好きな君
だから君を招待したい
でも君を守り切れない
僕は 親や姉が大好きだから
君を守り切れないかもしれない
君はお決まりの責め句でこう言うだろう
「私とお母様やお姉さまと どっちが大事なのよ！」
そんなことは君に言わせたくはない 絶対に
ね？ いわゆる男性性がわたしには少ないのよ
（全くないのよとは言わない 少ないことはその通りだけど）
ええい うるさい だまれ こうなったら 全部おんな言葉でいっちゃうよ
だって 小さい時から周りは姉だらけ みんな大好きだった
遊ぶ子は普通に同数だったけど そりゃあ誰でも乱暴より優しいほうが好きでしょ
夜 父が仕事を終えて酔っ払いながら帰ってくる
不思議な事に 私の中の男の子スイッチが初めてその日入るんだけど
そのまま父は布団に直行 イビキガガ
あのとき私は何を見ていたんだろう 何を考えていたんだろう
就学前 昼間に 叔父さんから貰ったビー玉で
障子の溝で 遊んでいて 慣性の第一法則を自ら会得した
掃除機の排気口にピンポン玉を置いて
スイッチを入れて その角度が45度になるまで傾けて
宙に浮いたままなのを家族全員に見せて賞賛の嵐を受けた
あれは男の子だったから？
どっかで特別扱いを嫌っていた意識が確かにあったのに
もし
もし
自分が4番目の女の子だったら
面白いね
それはそれで
色んなこと
今とおんなじように
語れると思う
それもまったく逆の立場で
ひょっとしたら代表作が書けるかも
最終的に 性ってものは 消えるからね
いや 数万年後の話なんだけど
女子の中の男性性
ありです
男も女も L G B T Q すべて人間であるという事です
みつおです