最近の話題で芸能界の事で

私は、幼い頃からTV業界に憧れ夢みて
高校を卒業し専門学校を出て業界へ
芸能界は特殊な世界であって
芸術的とか感性は、最終的な答えなど無い世界

業界には古く昔からのルールなど多い
諸先輩方から芸を学ぶのでは無くて盗むと言う
どの分野であれ、売れる事、有名になる事が
優先されていて、そこには特殊な世界が存在し
一般社会とは、かけ離れた事実があった。

芸能人、師匠、プロダクション
ダンサー、メイクさん、音声、映像、技術
プロデューサー、脚本家、監督
多勢の人間が関わり協力して作品となる

スポンサーが有り多額な金が動き商品として
人気が出て価値が上がる世界

一般社会でも、例で上げれば
女性を相手に仕事をする美容師さんなどに
お姉言葉を使う人を見かけるケースがある

業界には、普通では無く、目立つ存在
存在感ある人物
地位も名誉も財産さえも手に入れて
学歴など関係なく
その世界では、一目上の人物が右と言えば右
左と言えば左になるような社会

その方に好かれる事や気に入られる事が
一番の出世への近道
けして嫌われては、その世界で目は、出ずに
生きてはいけない

私は、憧れて飛び込んだ芸能界で
理不尽な社会を現実に見てその中で働いていた

ほんの一握りのチャンス!を手にして
業界で売れっ子として登る階段は難しい

どれだけ、辛い思いをして時を重ね
チャンスを掴み
お金も手に入れ名も売れていても
一瞬で奈落の底へ落ちて行く現実がある

私が例えるならば、芸術は
その作品が評価される物であって
その芸術を生み出した人物は
変人であっても作品は評価される
特別な生立ち、生き方、経験が普通の人間とは
異なる世界観があって生み出される

芸術とは、本当は誰でもが理解など出来ない
別の世界観が作り出す奇跡のような出来事

常識は通用はしない
男や女、形は存在しない
誰とも、違う感性は
極、選ばれた人間に与えられた奇跡

しかし、人間である
神では無い、だが その人間に憧れたり
興味を持ったり、そしてその人物がお金や地位
権力を手にしている事に周囲がへつらい従う
本人が周囲がそうしてくれる事を勘違いする

人間は、愚かな生き物なのだ
欲しい物、自分の思うままに支配したくなる
欲と言う魔物に取り憑かれ
物欲、性欲、と増えて行く

裸の王様と同じ理屈である
誰も本当の事など言わない
その事に気がつけない

自分が傷ついた経験を忘れ
自分以上に人を傷つけてしまう

感性や才能が薄れ消えてしまう

薬に溺れる者、暴言、暴力、権力を振るう者
お金に溺れる者

本当の大切な物は目では見えない
それを忘れてしまい

自分ではコントロールが出来なくなって
時は無情にも経過、過ぎて行き
年老いて、全てを失って行く

しかし、それも人生なのが現実である
幸せと不幸せ
それは、他人が決めるものではない

芸能界と言う
特殊な世界は、経験をした者でないと
理解が出来ない事ばかり

世の中が変わり時代が変わり
それでも、闇は消えたりは？しないのだろう

１人消えては、次が生まれ変わるように

でも、それは
その人物を世界が世間が人間が作り出している

私は、そう感じ思いながら
誰に流されずに、人生をエンジョイする事に
なるべくだが、心で物を判断し行動するよう
心がけている

人間は完全な人など、誰もいない
この世に生まれ、生きて経験して失敗を
繰り返して気づき悩み苦悩して
時に、過去を思い出して
それでも、前を向き進む

どんな業界であれ、自分を見失う事なかれ
一番の敵は已の心にある

生き物の中で一番、怖いのは人間なのだから