Nicotto Town



潤っちゃう

通勤での下車予定の一つ前の駅に差し掛かった当り

急に雨音がしだした
電車を降りるときは多少濡れることを覚悟していた

折りたたみ傘はカバンに忍ばせているが自転車をこぐ
そのため多少の雨は濡れるつもりで傘は差さない
それが自転車に乗って会社に向かってすぐに土砂降りに変わった
もう後はひたすら自転車をこぐしかない

雨を我慢してうつむき加減で突き進んでいく
すると頬を伝わった雨が唇からしたたりマスクを濡らしていく
その感触が気持ちが悪い

会社に着くころにはずぶ濡れとはいかないがなかなかの濡れようだ
この電車はいつも遅れるのが当たり前
今日も数分遅れいていた
これが時間ちょうどの運行をしていなのなら、土砂降りになったタイミングから言ってそこまで濡れずに済んだだろう





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