ジャニーズの少年達への性加害の歴史
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- 2023/05/17 22:53:42
・1965年の「週刊サンケイ」
さすがに これは 知らなかった。
でもこの記事を読んだらしい年長者から、私がこどものころ 歌番組批判はきいたことはある。
そのときは 何の話かさっぱり分からなかった。
・1988年出版 北公次さんの「光GENGIへ」は読んだ
最初は なんで こういうことをするジャニーズ組織がまかり通るの?なぜ解散させなかったの?と思った。
若かったので、放送業界というのは、日常生活よりもきれいな理想を反映した組織だと そのころはまだ思っていたので。
1960年代からず~っとそれが続いているという現実を 最初は理解できなかった。
それでも 北公次さんが受けた被害と彼の苦しみを疑うことなく認め、
それが なおざりにされるのが 「今の(=当時の)日本の現実なのか。」と認識した。
・1999年10月~14週 週刊文春 ジャニー喜多川による性加害特集
文春は 煽り文句のわりに中身が薄くて、既存のネタの総集編みたいだったので印象にうすい。
スマップ(1991年~2016年)全盛時代だったから、文春の影響力を感じなかった当時の私。
・1999年11月 ジャニー喜多川と事務所が文春を訴える
盗人猛々しい、訴えるということは やっぱり 今も 性加害をやり続けていたのだなと思った。
そして メディアは それを無視して ジャニーズ事務所の重用を続けている、日本の放送界への信頼度はゼロどころかマイナスになりました。
・2002年3月東京地方再判決
そのころには すでに 地方裁判所は不正の温床(強者に媚びる体質)であることを知っていたので、判決そのものには 意外性はなかった。
むしろ この判決をもって TV番組ジャニーズ起用の正当性が担保されたとばかりに騒ぐ日本の報道界を見て、あーこれは 業界ぐるみの性的搾取構造なんだたなとげっそりした。
疚しさを感じていた(性加害の実態を知っていた)からこその これらの記事の氾濫なのだと私は受け止めたのです。
だって、少年達の訴えを信ぴょう性なしと断じた地方裁の判決文は
これまで多くの女性達からの性被害の訴えを棄却してきた裁判所の文例に沿ったものだったから。
当時としたら 古典的(つまり女性達から非難されつくした)文面をそのままつかっているところに、裁判官の逃げの姿勢を感じました。
なのにそれを金科玉条のように掲げるメディアを軽蔑しましたね。
あの判決文の問題点は 女性の性被害者からの訴えを退けて来た従来の判決=定型文そのものであることを知らないはずがないのにと。(ほんとに知らずに記事を書き・ばらまいていたののならデスクも放送局も出版社も倒産しろよ、存続の意味なしと)
完全に 日本の「報道」メディアに見切りをつけ、文屋を軽蔑の対象と認識するようになったのもこの頃だったかも。
・2003年7月高裁判決
地裁が 従来の判決を踏襲し、高裁が過去の判例における課題を解決する方向性で判決をくだすという 当時のパターンに添った判決だねぇ と思いました。
むしろ 高裁のくせに 忖度色が強いなぁと。
まあ 訴えられたのが あの週刊誌で、
訴えたのが ジャニーズ(背後には日本の放送界)だから
高裁もこの程度のものにまで堕したのか、
所詮週刊誌の暴露ネタ扱いだったからしかたないのかと、
まだまだ少年達への性加害問題が 際物〈キワモノ)扱いでしかない世の中(日本)を反映してると思いました。
虐待被害者である少年達自身が 裁判で矢面に立って戦う覚悟を示さない限り
これ以上の判決は出しようがないよね、とも。
(女性被害者たちが セカンドレイプ・サードレイプに耐えながら 警察で裁判所で戦い抜いてきた歴史を知っていただけに。)
(警察に被害届を出すときのセカンドレイプについては 最近 社会的にも認知されていますが、実際には 裁判期間を通してさらにサードレイプにさらされているのが 女性被害者が直面している現実です!)
・そして今。2023年3月7日 BBC放送
私 これ見てないのです
4月12日、カウアン・オカモト氏(26)が日本外国特派員協会で顔出し会見。「2012~16年に15~20回ほど被害を受けた」とのネットニュースを見た。
もし 今のLGBTブームが、かつての被害少年たちが 被害の実態を訴えることを後押ししているのなら、あのブームも少しは 被害者の人権回復に役立ったのかな?と思った。
というか 今こそ 被害経験者たちが、ゲイ社会に蔓延している児童虐待(性的搾取)問題を訴えないと、
今後「LGBTの権利擁護」の名目で、従来以上に少年達が成人男性からの性的搾取の対象とされることが蔓延していくぞと これまで何度も危機感をつぶやいていた私なので、
カウアン氏の発言・行動を支持したいと思います!
(カウアンという名前が印象的だったので、NHKに彼が出ていたころのこと覚えてます。)
少年達よ 男達よ、性的搾取被害・性暴力被害にあったら
それを 自分自身で告発していかないと、生涯「獲物」認定されたままの人生を送ることになるんだぞ!
性暴力・性的搾取被害にあったかつての少女達女性達が
その不幸を自分達の世代で終わらせようと戦い抜いてきた歴史が 今の 日本女性の幸せ・生きやすさにつながっているのです。
その成果を 奪い取り・踏みにじるだけのLGBT運動の横暴ぶりを見て、私は 今後一切 少年・男性被害者を助ける気がなくなりましたが、
(はっきり言って 女性同胞を守るための戦いが再び始まったので、男性被害者の救済まで手が回らん!
しかも 男性被害少年たちの一部が 男性加害者側に回っているゲイ社会の実態も知ってるから)
被害男性たちが、自らの手で 自らの足で 問題是正に向かうのなら、
性暴力をふるう男たちへの共闘という意味で あなた方の勇気ある行動を支持します。
・・
上層部からNGが出るのが分かっているからだ。だから、〝報じるかどうか〟という話し合いの場にすら、この件は上がらなかった。今さらながら情けない話だ。
’19年5月にジャニーさんが逝去。今年、議会に一度も出席せずに参議院議員資格を剝奪された暴露系ユーチューバーのガーシー氏と元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさんとの生配信でジャニーさんによる性被害が再び明るみに出ることになった。
そして英国BBCが、性被害者のドキュメンタリー番組を放送し、オカモトさんが記者会見を開くことになった。それを受けた形で、現社長の藤島ジュリーさんが謝罪動画とコメントを発表する。
芸能界に長く君臨してきたジャニーズ事務所。あの〝顔出し〟謝罪は、芸能界の歴史が大きく変わる瞬間でもあった。
「まず、被害を訴えておられる方々にどのように向き合うべきか、また事務所の存続さえ問われる極めて深刻な問題だと受け取りました。当然のことながら問題は一切なかったとは思っておりません。(中略)目の前に被害にあった方がいらっしゃることを、私たちは大変重く、重く受け止めております」
と謝罪した。現社長がどこまで知っていたかはわからないが、気づいてはいただろう。
被害者たちが発言できない環境があったことも事実だが、腰抜けのオレたちにも被害者を生んだ責任はあるだろう。
・・
石川敏男は元松竹宣伝部。 そうです ジャニーズと双璧を成す、男が男に性加害を加える世界に寄生して生きて来た男、それが 石川敏男。
・・
ジャニー喜多川氏「性加害報道」に…ベテラン芸能レポーターが語る「後悔と責任」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0bcd297c8c689b21a108010d0331536b92754ce
5/18(木) 11:00配信 フライデイ
《芸能リポーター・石川敏男の芸能界〝あの出来事のウラ側は……〟》
ジャニーズ事務所の元社長・ジャニー喜多川さんによる「性加害問題」は、大きくなる一方だ。
「お前らマスコミは、もっともっと前から知っていたはずなのに、知らん顔してきたんだろう。お前らにも責任がある」
という声も、日に日に大きくなっている。
確かに、長く芸能記者をしてきたオレも、具体的なことはともかく、ジャニーさんの性的なウワサは知っていた。
かつて東京・麻布十番のはずれにあった24時間営業の薬局には、若い子を連れたジャニーさんの姿が何度も見られたという。超高級栄養剤を若い子に買わせていた。
そこの店員は、オレの情報源でもあった。彼はジャニーさんたちがどういう使い方をするのかも教えてくれたが、一度も記事にすることはなかった。
この問題が表面化したのは’88年だった。
元『フォーリーブス』の北公次さんが、ジャニーさんからの性被害を自著の告白本で明らかにしたからだ。しかし、その出来事は、ものの見事に消えてしまった。
そして、平成に入った’99年に雑誌「週刊文春」が、ジャニーさんの性被害を告発することになるが、事務所側は名誉棄損で裁判を起こした。
ジャニーさんや被害少年も出廷して証言し、東京高裁は性的虐待の「事実を認定」することに。裁判は最高裁まで進んだが、判決は変わらず’04年に判決は確定している。だが、メディアもオレも報じることはなかった。
当時、レポーターだったオレには「長いものに巻かれろ」的な忖度があった。ただ、オレだけではなく、番組関係者からは誰一人として
「報じるべきではないか!」
という声は上がらなかった。
5/17(水) 13:50配信 日刊ゲンダイ
https://news.yahoo.co.jp/articles/2077723283ab0e3bf048dad83add636e6d25cb78?page=1
・標題の煽り文句はともかくとして 本文1ページめは わりと 最近の動向を網羅しているかな?
ただじ2ページめから後が 酷い。 危険です。
・被害者数の算定方法が
「週にひとり50週で半世紀以上の時間を単純計算しても2500人以上が被害者数として推測」
っていうのが・・・
1年間が50週でそれが50年続いたという計算で2500人以上ということなんですね。
確かに 言われてみれば・・ そうかもしれない・・・・・
でも 不確かなことを大げさに言い建てて、被害者の告発の信ぴょう性をも貶めようとしているのか?
と勘繰れないこともない。 なにしろ 週刊ゲンダイだから。
・性加害問題は 煽り報道ではなく
粛々と調査と告発を積み上げていくことが重要なのに
それと真逆の「報道姿勢」を示す 週刊ゲンダイ、 危険です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7717d8e03693af0793c644222f3a7a9184336d3d
5/13(土) 9:00配信 弁護士ドットコム
・記事内容も恣意的で 偏向報道の権化の 弁護時ドットコム
(出資者・書き手の意向に沿って読者誘導するのが得意 というか99%がそれ系)
ただ あちこちに 引用拡散されそうなネタの巣窟ではある
・信憑性が薄い内容がほとんだが、検索キーワード探しには役立つかも???
79年4月、覚せい剤取締法違反で逮捕された後は帰郷し、和歌山県田辺市で漁業組合に就職した。暇を持て余したのか、よくパチンコをしている姿が目撃されていた。芸能界への復帰は夢だった。東京・浅草で北に会ったが、アイドル時代の面影は失せてうだつの上がらない平凡な中年のおやじに変貌していた。88年には暴露本『光GENJIへ』を出版する。
口下手で寡黙。決してタレント向きの性格ではなかった。しかし「私がいないと彼はダメになる」と思わせる母性本能をくすぐる陰を持っていた。結婚、離婚を繰り返し、94年に再々婚して、麻布十番と下北沢にブティックを開店。店の経営はうまくいかず、介護ヘルパーなどで生計を立て、苦労が続いた。
光が見えたのは、2002年のフォーリーブス再結成。NHK「第38回思い出のメロディー」では57歳にしてバック転も披露。09年にメンバーの青山孝史氏が肝臓がんで急逝し、活動を休止した。
「70歳までバック転をやってほしかった」と、残るメンバーの江木俊夫(59)、おりも政夫(58)は涙ながら語っていた。
◇ 感想 ◇
良い意味で 芸能記者らしい 追悼文だと思います
北公示さんが 麻薬に逃げ込まざるを得なかった 性被害については一切触れてないけど。
彼が 懸命に生きた軌跡を丁寧になぞった記事じゃないかな・・。
昔の芸能記者っていうのは、「言えないこともあるけど 言えることは誠意をもって書く」という姿勢が鮮明だった人も多かったと思う。
そういう人達が書いた記事から、他人の人生を見る目(余計なことを言わず でも 話すときには誠意を込める)を学びました。子供のころの私は。
今はもう 節度もなにもあったもんじゃない記者と売らんかな記事ばっかじゃね?
目にするだけで 読者の心がすさんで行きそうな売文ばっかり><
https://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20120227/enn1202271238006-n1.htm
夕刊フジ 2012年 2月27日
22日に肝臓がんのため死去したフォーリーブスのリーダー、北公次さん(享年63)の葬儀・告別式が26日、東京・西小岩の東京葬祭慈光殿で営まれた。アイドル時代から追い続けた芸能評論家、肥留間正明氏が波瀾万丈の生涯を綴った。
◇
彼こそジャニーズタレントの原点だった。
ジャニーズ事務所がタレントを選ぶ基準は(1)運動神経(2)歌唱力(3)ルックス-といわれている。和歌山県田辺市出身の彼は中学校時代、体操で県大会・中学生の部で優勝するほどの運動能力に恵まれていた。
中学校卒業後、名古屋の玩具問屋へと集団就職、ジャニーズを見て「アクロバットで人気スターになれる」とタレントをめざした。
スリーファンキーズのバックバンドのバンドボーイになった彼は、ジャニー喜多川氏に見いだされてジャニーズの付き人になり、ジャニー氏の自宅兼合宿所で住み込み生活を始めた。
1968年、フォーリーブスは「オリビアの調べ」でデビュー。この当時は、ザ・タイガースなどのGSが全盛時代を迎えていたが、ステージではバック転を披露。歌って踊れる現在のジャニーズ事務所のアイドルの原型を確立したのは彼だった。70年から7年連続でNHK紅白歌合戦に出場するほど人気を集めた。
アイドルの典型的な転落を演じたのも彼だった。78年8月31日に解散するグループ末期の3年間は覚醒剤漬けだった。当時、彼と会うと左目が異常に輝き、挙動不審で落ち着かない。話に集中力がなくいつも浮ついていた。
書き手 宝泉薫の、性犯罪被害者とその家族への 露骨な差別意識に彩られ 蔑視に満ち満ちた ネタ記事
金儲けのための悪意記事の典型でですわ。
https://bunshun.jp/articles/-/61371?page=2
・コピペ不可なので ご自分でお読みください
・「告発」とうたって、「情報を売る」文春(週刊誌)らしい、特集5本あります。
まあ 見ないふりがまかり通ているところに光をあてる(取材)→そこで得たネタを売る 商売
それが 週刊誌だから。 その週刊誌の王道をいく?文春です(笑)
・でも 週刊誌記者に語ること=告発 にはならないことを 被害者たち 世間一般の人たちは
もっと強く認識しておく必要があると思います。
記者のことばや 週刊誌の煽り文句に騙されてはいけません!
秋篠宮一家の真子の配偶者の母親に騙された男性のように 話題性のある期間だけ
記事ネタとして、記者と業界によりしゃぶりつくされ、個人情報が暴露され続けるのがオチです。
・でも 闇に光を当てる文屋もいないと
この世の中 隠された闇が横行する世界になってしまうという一面はあると思います。
(だから くっだらねぇーと思いながらも 昔は 週刊誌情報もチェックしていました。
探求の手がかりにはなるから。
糞の中にたまに真珠を紛れ込ませるのが 週刊誌ネタと割り切って
はるか昔は 週刊誌の中に 毎回1個くらいは それなりのエッセーが入っていたけど
今や まともなエッセーがなくなって久しいな。つまらん。だから購入しなくなったけどw)
https://news.yahoo.co.jp/articles/601903d9df57060e71a3353ebedad17554b0a70a
5/15(月) 5:30配信 スポニチ
問題が関心を集める契機となったのは、英BBCが3月7日に放映したドキュメンタリー「J―POPの捕食者 秘められたスキャンダル」。15歳当時の被害を訴える男性らの証言などを基に制作されたもので、日本でも配信。同局日本語版サイトでも報じられた。
その後、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト(26)が4月12日、日本外国特派員協会で顔出し会見。「2012~16年に15~20回ほど被害を受けた」とし、被害事例に関し「(ジャニーさん宅を訪れた)ほぼ全員だと思っている」と主張。「事務所トップの人たちに認めてほしい。(被害が)なくなる方に向かってくれたら」と話した。
今月11日には、ファン有志らによる任意団体「PENLIGHT(ペンライト) ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会」が会見。事務所に加害の検証などを求めるオンライン署名が約1万6000筆集まったとし、「応援を続けるために、事務所は対応してほしい」と訴えた。署名は、第三者による実態調査や再発防止措置を求める要望書とともに事務所に送られた。
性加害を巡っては1960年代に雑誌などで報じられるようになり、88年には被害状況が赤裸々につづられた「光GENJIへ―元フォーリーブス北公次の禁断の半生記」が出版された。99年には週刊文春がキャンペーン報道を展開。ジャニーさん側は名誉毀損(きそん)として提訴。03年に「記事の重要部分は真実」と認定した高裁判決があり、04年に最高裁で確定した。
◇ 記事への批判◇
「主張」と書くこと頃に スポニチの偏向姿勢、
カウアン氏の発言を完全否定する記者の意図・読者誘導の手法が あからさまだ。