Nicotto Town



美空ひばり

youtubeである動画を見かけた
外国人が美空ひばりの歌を聞いて感想をいう動画だ
それも二チャンネルあった
一つ目は美空ひばりの「愛燦燦」と山口百恵の「秋桜」
もう一つは「川の流れのように」だった

一つ目は日本に来たことあるフランス人二人組のチャンネル
どうやら彼らはそう言った歌を聞いて評価しているようだ
日本の歌謡曲に限定しているのかまではわからない
ただ日本語字幕が付いていることを考えるとそうなのだろう
このチャンネルでは表情から身振りまでも含めて高く評価していた

もう一つは英語を話せる日本人と日本語も英語も話せる男女二人の三人組のチャンネル
彼らの動画は以前、日本のお笑いを観て評価している動画を観たことがある
その中での評価も高かったが途中で日本人が泣き出した
歌詞が良いとのことだった

私は知っている
視聴に使った古いTV番組のテロップには曲のタイトルと歌い手の名前しか出なかった
しかしそこで評価していた歌詞を書いたのは秋元康だ
昭和の歌の女王を評価しているようで、中身は現在のAKB48などの歌詞を書いている者と同じ
感動して先入観が出てしまっていた

この二つの動画を観て改めて認識した
今ではこのように歌に対して深い表現をしている歌い手はいない
私はステージを評価して音とリズムに合わせて歌っている曲ばかり目に行く
ストリートダンスが好きなのでその中でダンスや動きなどを観ているつもりだった
今回、古い歌謡曲の評価を当たらめて出来た

ステージを作るのではなく歌を大事にして表現している
表情から身振りから歌詞に沿った抑揚やイントネーション
歌詞のイントネーションを大事にするのは忌野清志郎もそうだった
そこをノリにしてしまったのは桑田佳祐からだろうか
一つの表現だとは思うが歌の持つ別の楽しみだと言えるだろう
同様にミスチルの桜井の歌唱も評価する

現在でそういった歌を重視した曲を出したらどうなのだろうか
古い日本の歌謡曲を聞いて外国人が評価するのは面白い
海外で評価されて国内でも再認識されるものの一つになればいい





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