重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2023/04/24 23:57:52
今週末の重賞は天皇賞・春、青葉賞の2つ。久々に京都のGⅠやね。小学生の頃から通ってた庭だけあってやっぱり淀が1番好き。
【天皇賞・春】3年ぶりの京都開催。ここ2年の阪神外⇒内3200と決定的に違うのはスパート地点で阪神内回りはGⅠともなるとラスト5~6Fの超ロンスパ戦が基本形で上がりもかなり掛かる消耗戦になるけど京都外回りはラスト5~6Fの地点は上りにあたることでペースは上がりにくく、下りに入るラスト4F地点からのスパートになることが大半でこの時期高速馬場になりやすいこともあって内枠が圧倒的に有利(この辺りは改修や4コーナーの角度が緩くなったことで少し変わる可能性はあるけど)でポジションもある程度前を取れな厳しい。ざっくり言うとスタミナやパワーが求められてステイヤーが走りやすいのが阪神3200でスピードや立ち回りの上手さが求められるのが京都3200というイメージ。勿論最低限のスタミナは必要やけど中距離でもやれるくらいのスピードは必須。血統ではもう父サンデー系の独壇場でそれ以外の系統の馬券圏内は13年の海外馬レッドカドー、日本馬なら12年のトーセンジョーダンが最後と壊滅的。中でもディープ(ブラックタイド含む)、ステイゴールド、ハーツクライ系が特注でもっと細かく言うと母系にスピードの血を持つ方がベター。トニービンの血は強いけど2,3着が多くてプリンスリーギフトの血を引く馬が勝つというのが京都の春天の歴史。今後はプリンスリーギフトの血を引くキタサンブラック産駒が幅を利かせそうな予感。
タイトルホルダーは前走は不良馬場でどう評価するかは難しいけど去年の春天や宝塚を見ても能力が1枚上なのは明らか。ただ豊富なスタミナや持続力を活かしやすい阪神内回りや中山に戦績が偏り過ぎてて、直線の長いコースはダービー以来。本格化前とはいえ外回りでの勝ち鞍がないあたり軽い馬場でスパートが少しでも遅れたらキレ負けの可能性は高い。脚質は違うけどディープやゴルシみたいなロングスパートをこのコースで打てるかどうかが鍵。ジャスティンパレスは対ボルドグフーシュは2勝2敗で上がりのかかるタフなレースでは負けてるけど高速馬場で内前で立ち回りを活かせるレースでは2勝。軽い馬場で4F戦になりやすい京都の春天っぽいという意味ではこの馬が1番かなと。消耗戦になっても菊花賞で3着やったように今の馬場なら大崩れの心配は少なそう。ボルドグフーシュは逆に上がりのかかるタフなレースの方が合うタイプで阪神の春天ならというイメージ。タイトルホルダーやアスクビクターモアが引っ張って消耗戦にしてほしいところ。そのアスクビクターモアは前走は出遅れ+道悪が敗因でこれで人気が落ちるならむしろ狙い目かなと。まぁ、タイプ的には速い脚がないからタイトルホルダーに近いイメージでむしろ阪神向きな感じはするけど。ダービーは締まった流れが向いたのもあったとは思うけど直線の長いコースでも対応できてたし京都外回り自体はそこまで悪くないかもしれんね。穴っぽいところではマテンロウレオ。距離に関してはやってみなわからんけど内を立ち回れるタイプやし時計の速い中距離戦で好走出来てるようにスピードもこのメンバーに交じれば優位性はあるはず。あとはディープやステイゴールドの系統から内枠を引いた馬でも押さえようかなという感じ。
昔キタサンブラックが勝った春の天皇賞あるよね?あれが初めて観た競馬の番組です。
その年から競馬ファンになりました。