『どうする家康』・金ヶ崎でどうする!を見終わって
- カテゴリ:テレビ
- 2023/04/18 22:28:43
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今回からカラー台紙に貼ってみました。
さて、選挙で1週間空いてしまった今回。前回の終わり方を忘れたので、冒頭からいきなりの蟹!「越前」ということは、もう日本海まで突き抜けて占領、朝倉は敗退ということ?画面には出なかったし。北陸の反対側にいる上杉謙信は何してんの?
そしてヒロイン阿月の神回!!通説は、お市から信長に両端を縫い合わせた袋で小豆を送って、「前も後ろも袋とじ」と伝えたという逸話の変形?かなあ。けど40キロトライアスロンは泣ける・・。余談ですが、あの子役の子は昨年のぴのぴのアカデミー賞の邦画「さがす」の主役の子。信じられない演技力でラストシーンを演じた素晴らしい子でした。肝心の退却戦はおあずけになってしまいましたが、今回、いよいよ信長への忠誠心が変わってきた気がします。しかし、それでも築山事件は起こるのかあー。
そうそう、金ヶ崎撤退の功労者は「麒麟が来る」の時は明智光秀だったような・・。今回は一緒に逃げたよなあ。
義昭、秀吉、光秀は悪役に見えるほどうまいってことだよな。
さあて「姉川の戦い」がやって来るー。井伊直政も出る!!
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今回からカラー台紙に貼ってみました。
さて、選挙で1週間空いてしまった今回。前回の終わり方を忘れたので、冒頭からいきなりの蟹!「越前」ということは、もう日本海まで突き抜けて占領、朝倉は敗退ということ?画面には出なかったし。北陸の反対側にいる上杉謙信は何してんの?
そしてヒロイン阿月の神回!!通説は、お市から信長に両端を縫い合わせた袋で小豆を送って、「前も後ろも袋とじ」と伝えたという逸話の変形?かなあ。けど40キロトライアスロンは泣ける・・。余談ですが、あの子役の子は昨年のぴのぴのアカデミー賞の邦画「さがす」の主役の子。信じられない演技力でラストシーンを演じた素晴らしい子でした。肝心の退却戦はおあずけになってしまいましたが、今回、いよいよ信長への忠誠心が変わってきた気がします。しかし、それでも築山事件は起こるのかあー。
そうそう、金ヶ崎撤退の功労者は「麒麟が来る」の時は明智光秀だったような・・。今回は一緒に逃げたよなあ。
義昭、秀吉、光秀は悪役に見えるほどうまいってことだよな。
さあて「姉川の戦い」がやって来るー。井伊直政も出る!!
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3部作のご解説、いつもながらどうもありがとうございました。
ついに世界史ギリシャ時代まで盛り込みですかあー。
あずき回、ぼくも家康に喝入れの回だと思いました。
架空キャラって「麒麟が来る」では門脇麦や堺正章とかが、史実の大物の意思決定に結構数多く関わっちゃって、多過ぎましたけど、一発で泣かされた阿月ちゃんはいいかも。
「殿」は討ち死・失敗率が高いので、成功すると超高評価だから、実際は池田勝正はその直後しばらくは絶大な信頼だったのでしょう。なぜ、それでも史実上、評価が秀吉が逆転したのか?試験に出なかったので・・・・。
これまでも、ドラマではお市は、まず美形賢女→その旦那さんはいいひと→それでも攻め滅ぼす信長は非情のひと という構図は鉄板なんでしょう。
さて姉川回。合戦シーン大好きファンとしては満足できるでしょうかあ??
マラソンの起源とされる有名な逸話ですけど。
阿月が薄幸すぎて可哀そうなんですが、彼女が亡くなるくらいのインパクトがないと今作のヘナチョコ家康は、中々性根を入れてくれそうにないですからねぇ。
ドラマでは秀吉に巻き込まれ、半ば脅迫されて自棄の様に殿に参戦を決意してましたが(秀吉の脅迫より、阿月の心意気に報いる為、と言う方が適切だとは思いますが)、実際はあり得ないでしょう。
家康が殿に参加したと言う、信頼できる資料もありません。
ドラマでは、浅井長政は義の男、と評されていましたが、実際はどうなんでしょうか?
足利義昭を軽い神輿として奉り、実際は信長が天下を簒奪しようとして始まった朝倉攻め、というのがドラマの設定であり、これは旧来の説です。
最近の説では、朝倉攻めは義昭が意図した事であり、信長はそれに従っただけ、との事です。
この頃の朝倉は、若狭守護である若狭武田家の武田元明の身柄を越前一乗谷(朝倉の本拠地)に移し、元明を傀儡として若狭を間接支配していました。この武田元明は足利義昭の甥ですので、義昭は甥に若狭を返してやりたいと望んで信長に朝倉攻めを命じたとのこと。
新説でいけば、浅井長政は義の男どころか完全に不義理男になりますね。
実の所、浅井が朝倉に与した理由ははっきり分かってはいない筈です。
浅井が長年従属関係にあった六角家から独立を果たす際に、朝倉家と従属関係になったから、という説があるにあるんですが、は動機としてはちょっと弱い気がするんですよね。
朝倉の当主朝倉義景も、文化的な人ですが戦上手とは言えないので(朝倉が強かったのは、朝倉宗滴という強い武将がいたからで、その宗滴が亡くなった後は軍事的に今一つなんですよね)、織田との婚姻同盟を無碍にして迄手を組む価値があるのだろうか、と個人的には疑問です。
実際、それで浅井は滅亡する訳ですし。
ドラマはあくまでも旧説ベースでいく様ではありますけどね。
そこをとやかく言うつもりはないですが、秀吉が滅茶苦茶下種なのはともかく(実際下種で残忍な人物だったと思うので、ムロさんの秀吉はリアルに近い気がしてます)、光秀の性格が悪いのは良しとするものの無能に描くのはいかがなものかと。
朝倉義景の無能を嘲笑う無能ぶりを晒すとは…
朝倉と浅井の動向を警戒する書状が残っていますから、あのような無警戒の無能を晒していた筈は無い、と思いたいところです。
今回は金ヶ崎回。
浅井が織田を裏切り朝倉についた為に大ピンチの織田に、お市の方の侍女阿月ちゃんが命がけで走って危機を知らせる、阿月ヒロイン回でもありました。
薄幸の生い立ちの阿月がお市に救われ、お市に報いるために命を賭して走る、というドラマは感動的で阿月にドラマとしてしっかり出来上がってましたね。
ただ、そちらに尺をとったせいで金ヶ崎の陣中の方が少々薄くならざるを得なかった感は拭えません。
ちなみに、お市が陣中見舞いとして両端を縛った小豆袋を贈った、という逸話は後世の創作とされています。
輿入れした女性は、嫁ぎ先に対する実家の外交官兼間諜という役割があったそうなので、何らかの知らせを出した可能性を完全否定は出来ないかもしれませんが、個人的にはお市は何も知らせなかったと思っています。
ドラマの描写の如く厳しく監視されていたかもしれませんし、そもそも小谷城落城迄浅井長政とは夫婦関係は良好のままです。
敵方に通じたとして殺されてもいないし、離縁されてもいません。
浅井家は前当主の久政を筆頭に反織田が強いですから、織田方の動きをしたとすれば、当主の長政が庇ったとしてもお市はただでは済まなかったのではないかなぁ、と思っています。まぁ、素人考えですが。
ドラマとは真逆で、お市は兄信長を見限って夫長政を選んだのですよ…妄想ですけど。
浅井の寝返りは、織田が各所に配していた者(多分忍び)からの連絡で判明したという事ですが、信長は最初は誤報だ、と信じなかったらしいです。
信長という人は、一度身内認定するとかなり甘いんですよね。
各所から複数の連絡が入って、漸く浅井の裏切りを認識した模様。
危機的状況を把握してからの信長の動きは早く、金ヶ崎城に木下秀吉を置き、池田勝正と明智光秀に殿を命じて自分は撤退していきました。
ドラマの様に秀吉に殿を命じてはいない筈です。この時点では、秀吉より勝正・光秀の方が上位の武将なので。
殿軍の主体は、おそらく池田勝正の兵3千の筈で、殿軍の大将は池田勝正と考えるのが妥当かと思います。
ドラマでは秀吉に巻き込まれる形で殿を務める事になった徳川家康が、実際はどうだったのか、というと良く分からないです。
信長は客将として参陣していた家康に知らせる事無く自分だけ撤退して行ったらしいので、
これまで おとなしそうな娘が
あんな根性を見せるなんて
逸話だとしても、お手玉よりもいいな♪
ジーンときました
今までで一番好きな回になりました