手仕事の国～Taj Mahal編～
- カテゴリ：日記
- 2023/04/03 21:28:02
こんにちは＾＾
前回に引き続き、3月に行ったインド旅行のお土産話をお話しいたします。
ピンク色の街Jaipur(ジャイプル)を去り、Agra(アグラ)へと移動した次の日。この旅で一番楽しみにしていたTaj Mahal(タージマハル)へ向かいました。
移動、といっても、泊まったホテルからタージマハルの駐車場まではすぐ到着しました。どうやらタージマハルの近くまで車で行くことは出来ないようで、ホテルや飲食店やお土産屋さんの並ぶ道を数分歩くことになりました。
タージマハルが混まないうちにと、朝早くに行動をしたため、タージマハルに入るまでの道で朝食をいただくレストランを探すことにしました。朝が早かったからか、どのお店にもお客さんがおらず、営業中かどうかも見極めるのに一苦労しました。
そうして、なんとか営業中のお店に入り、僕はParatha(パラータ)というメニューを注文しました。ナンのような生地を薄くのばし、間にお豆のペーストやマッシュドポテトなどを挟んで焼き上げたインド料理とのことで、辛味の苦手な僕でもいただけるかなと判断しました。
このパラータ、本当にとてもとても美味しくて感動しました。僕が頼んだのは、マッシュドポテトとチーズの入ったものだったのですが、使用しているギーのおかげか辛味はほとんどなく、それでいて微かなマサラの風味をしっかりと感じられたのです。生地もシンプルな味わいながら、食べ応えがあり、大満足でした。
もっとも、このパラータは、おそらくカレーなど他のメニューと一緒に食べるのが正しい食べ方ですので、お店の方からしたらパラータをそのままいただく日本人は異様に見えたかもしれません笑 ですが、辛味が苦手な僕でも、インド特有のマサラの風味を楽しめたことに大感動して、素敵な朝ご飯の時間を過ごすことが出来ました。
お腹も満たされたところで、いよいよタージマハルへ。チケットを購入後、厳密な荷物検査がありました。僕は持っていたぬいぐるみと、ペン類をロッカーに預けるように言われてしまいました。ペン類は、落書き防止のためかなと思うのですが、ぬいぐるみを指摘された時は、思わず面食らってしまいました。タージマハルと一緒に写真を撮りたかったのですが……残念ながら、それだけは叶いませんでした。
荷物検査を終え、人の流れに沿うように進むと、レンガ色の立派な門が僕を迎えました。その複雑な形と緻密な模様を見て、前日に訪れたJaipurのAmber fortの壁を思い出しました。
ただの門とは思えない立派な建物を抜けると、いよいよ目を見張るほど真っ白なタージマハルが見えてきました。この日はとても良い天気で、空は快晴でした。空の青さと、真っ白で大きな廟の色彩の対比が非常に美しく目に映りました。
線対称な建物、そして丸みを帯びたモスクすら、全てが大理石で出来ているとのこと。大理石に描かれた模様も、遠目でもよく見えるほどに立派なもので、目の前の光景に感動してばかりでいました。
ぜひタージマハルの大理石を近くで見たいと思い、僕はタージマハルへ近づくことにしました。タージマハルを眺めながら進んでいたのですが、観光に来るアジア人は珍しいようで、多くの視線を感じました。少し微妙な心境でしたが、珍しがられる経験は初めてだったので、興味深いなと思っていました笑
そうして、大理石に触れられるほど近くまで進みました。近くで見る大理石は、遠目に見るそれ以上に、キラキラとしていて美しいものでした。鉱物特有の結晶のクラックが、より複雑な輝きと白色を生み出しているのだなと感じました。
タージマハルの裏側には、川も流れていて、見晴らしがよかったです。タージマハルの庭園も、川辺も、インドの自然がたっぷり感じられて、気持ちの良い空間でした。
さらに、たくさんの生き物を見ることが出来ました。カラスに似た鳥や、インコ、小さいリスなど、生き物が自由に生活しているところを見られたのは、思わぬ収穫でした。
タージマハルを満喫した後、いよいよDelhi(デリー)への帰路につくことになりました。道中で、サービスエリアのようなところで昼食を取ったり、アイスクリームの屋台でアイスを買うことに挑戦したり……めいっぱい楽しみながらも、旅の終わりを少し感じながら帰りました。
次の日は、ホテルそばのモールで買い物をして、そのまま空港へ向かうことになりました。インドでの、最後のお買い物です。買い忘れのないよう、悔いの残らないよう、色んなものを買いこみました。
この時のお買い物含め、インドで買ったお土産については、次回の日記ですべてご紹介したいと思います＾＾
今回はここまで。次回は”お土産編”です。
インド旅行記、ことみさんに読んでいただけて光栄です＾＾
大理石、きらきらしていて本当に素敵でした。遠目ではなく、近くで見られたことがなにより勉強になりました。
砂が舞うのは困りものでした。おっしゃる通り、砂嵐のように体に当たってきましたので、大変でした笑
こんにちは。
インドの旅読ませてもらいました＾＾
前回の遺跡もすごそうでしたが、大理石もステキそうｗ おいしい食事にであえてよかったですね。
砂嵐とまではいかないかもだけど、砂が舞うのは嫌だなぁ。
インドには、日本人の想像をゆうに超えてしまうような食べ物がたくさんあります。いずれもふんだんにスパイスを使用した料理ですが、そのなかでパラータというシンプルな食事に出会えてよかったと思っています。
ガンジス川の水をお土産に！その発想はありませんでした。持って帰ってくればよかったですね笑
お土産の日記も近日中に公開予定ですので、今しばらくお待ちくださいませ＾＾
パラータというのがあるんですね、美味しそうだなぁ。
インドのお土産は想像つかなくていいですねｗ香辛料とか・・・ガンジス川の水とか（いや・・・）